涼しくなって再開

暑いとどうしても気分が散漫になり、まとまった文章を読んでいく事がつらくなってしまう。
それでもお昼休みなどに短い文章を少しずつ読んではいた。
それがまるで秋の到来のような気候に（勘違いだが）、文字を追い続ける根気が蘇ってきたようで、今日一日で一冊の小説が読めた。

最近目の方が弱ってきたようで、小さなものが読めなくなったかわりに、小さな事が気になってくるという”老化”は始まったようだが、まだまだアバウトさは失っていない。
昨夜も撮影したデジカメ画像をブログの口絵用に加工していたのだが、細かい部分が見えなくなったから細かい部分にこだわらなくなった気がした。
だいたいの絵柄をボンヤリ見て、だいたいのトーンを作り、それでオシマイ。
パソコンモニターで見ると、どうしてもボンヤリ見えてしまうので、少しだけシャープネスをかけるのだが、それもかけたりかけなかったりと気分次第。
撮影時にカメラの設定でシャープネスも彩度もコントラストも最低にして、あとで加工しようと思っていたのだけど、ぼんやり具合がなかなかよくて、そのままにしてしまう。
モニターで見える時の事を考えて加工しているのだけど、これをプリントしたらどんな具合かなと、ふと思った。
現在稼働するプリンターがないので、実際にプリント出来ないのだけど、紙で見てみたいなと思った。
久しぶりに神奈川の家に帰った時に、数年前に撮影してプリントした200万画素の”写真”が部屋に張り出されていて、それがそれでなかなか感じのイイものだったので、みつくろってプリントでもしてみるかぁと思った次第。
A4サイズぐらいでのプリントが一番見やすいと思うので、比較的簡単に出来るかなぁ。
かしこまった写真展というのではなく、一週間ぐらいずつ交代で、告知も各自で、ただスペースを貸すだけというような空間があれば面白いかも。
問題は、面白い人と作品が集まってくるかだけ。
敷居は低くてもイイと思うのだけど。
そんな空想も涼しさのためか。





樟葉宮表参道商店街
大阪府枚方市町楠葉1丁目,楠葉中町,楠葉野田1丁目
撮影 2013年6月29日 土曜日 15時30分


成田駅前
千葉県成田市花崎町
撮影 2013年8月12日 月曜日 09時25分

久しぶりの雨

2日続けて雨が降り、暑さもようやく一息をついた。
satoboの住む地域では全然雨が降らなくて、川にも水がなくなっていた。
前線に伴って雨が降るので、降る地域と降らない地域が別れてしまうのが最近の降雨の特徴なのか。
2日も続くと空気の温度も下がり、風が吹けば涼しい。
こんな風はひと月ぶりだ。
これで気持ちよく寝れるかというとそうでもなく、2日間家にこもっていたので”体力”があまり、いつものように寝落ちするというわけにもいかず、ウツラウツラして時間が過ぎてしまう。
寝る事だけが楽しみなのに、パソン作業で神経だけ敏感になり、カラダは疲れておらず、体調がアンバランスになってしまう。
そういう点でニャンコはたいしたもので、あいかわらずグタグタ惰眠をむさぼっている。
ニャンコにはニャンコの悩みもあろうが、ニャンコの暮らし方はひとつの理想形ではないかと思ってしまう。
もちろんそんな事を訊いても、何も答えてくれはしないのだけど。




神明神社
神奈川県相模原市緑区橋本6丁目
撮影 2013年8月11日 日曜日 13時10分


中町通り 2
滋賀県大津市中央3丁目
撮影 2013年6月22日 土曜日 14時20分

だって、でも、しかし、誠に申し訳ない

夏休み中に撮った動画の編集を少しずつ進めている。
のんびりしていたら何ヶ月もかかってしまうかもしれないので、毎日少しずつでも変換してアップロードしてと繰り返している。
で、段々とガックリ度合いが増してくるのだ。
確かに暑かった。
確かに強行軍だった。
確かに寝不足だった。
それにしても撮影が進んで行くと、疲れて、注意力が散漫になり、移動が早くなり、ブレてしまい、なんじゃこりゃ！状態の映像が連続するのだ。
坂道を何度も上り下りしたし、足はガクガクだったし、おなかはすいていたけど。
何度も気を取り直し、歩みを補正したつもりだけど、映像は正直なものでガクガクブルブルドタドタした映像が写し出されている。
もう一度撮り直しにいきたい。
でもそれは叶わぬ夢。
自分の体力のなさ、気力のなさにガックシ。
誠に申しわけないが、見苦しい動画を今後しばらく見ていただく事になる。




嶋原商店街
京都府京都市下京区大宮1,2丁目,突抜1,2丁目,裏片町,薬園町,二人司町,西新­屋敷上之町
撮影 2013年8月3日 土曜日 12時10分


沼津大手町商店街
静岡県沼津市大手町5丁目,3丁目
撮影 2013年8月10日 土曜日 13時15分

お墨付き

お墨付きが好きなのは日本人だけかどうかは知らない。
でも少なくとも日本人はお墨付きに実利と安心感を抱いているのは間違いない。
「御用達」とか「ミシュラン」、最近は「世界遺産」とか。
ニュースで世界遺産登録に向けての”競争”が繰り広げられていると伝える。
確かにその集客力は大したものなのだろう。
寺社には入り口に「世界遺産」と記された大きな石碑が建てられているところもある。
それが景観を損なっているような不自然なものであっても。
世界遺産に登録されたのだから、静かに見守っていこう、ではなく、さあたくさんの人が見に来てください、なのだ。

様々なブランドにお墨付きを受ける事で、安心して出かけていけると思うのだろうか。
それとも記念に一度見ておこうと思うのだろうか。
それはそれで構わない。
これまでだって観光名所というのはそういうものだったし。
でも、それでも、でも、なんか味気ない気がする。
お墨付きがなくたって、貴重で守るべきものはたくさんあり、その地で守る努力を続けてきた人達がいるのだ。
でも、それが有名なお墨付きがないだけで、見向きもされないとなると、単なる有名好きと言われないか。
お墨付きを得れば、当たり外れもなく、情報もたくさん得られて、便利で安心なのだろうがね。
だからどうこうしろとは言わないけれど、なんか味気ないんだよなぁ。






魚の棚 べんてん通り
兵庫県明石市本町1丁目
撮影 2013年7月13日 土曜日 15時40分



上本通り商店街
静岡県沼津市大手町5丁目
撮影 2013年8月10日 土曜日 13時05分

歩く事を除いて

こういうのは残暑といってイイざんしょ。
あいも変わらず連日35度越えで、さすがに何もする気が起きない。
本を読む気にもならないので、休み前に買った本はほぼそのまま。
頭もまわらないので、楽しいアイデアも思い浮かばない。
ただそれでも昼休みになれば外に出て、仕事場の周囲を歩き回る。
歩く事さえイヤになったら、きっと何もしなくなるという強迫観念からだ。
歩いている最中はそれほど汗も出ないのだが、”散歩”から戻ると滝のような汗がわいてくる。
それを扇風機（うちわ）で扇いで火照ったカラダを冷やすのだけど、外気温以下にはもちろん冷えない。
ただただ暑さに耐えるだけが毎日の仕事のようだ。
9月も暑さが続くという。






生駒 商栄会
奈良県生駒市元町1丁目,本町
撮影 2013年7月20日 土曜日 15時05分



沼津仲見世商店街
静岡県沼津市大手町5丁目
撮影 2013年8月10日 土曜日 12時50分