レスリング女子フリースタイル48キロ級に、世界選手権3連覇中の登坂絵莉選手(東新住建)が登場。初戦の2回戦はズルディス・エシモワ選手(カザフスタン)に6-0で快勝して好発進。準々決勝はハレイ・ルス・オーゲロ選手(アメリカ)に一時リードを許したものの、最後は11-2で逆転勝ち。準決勝では、2月のアジア選手権で敗れた孫亜楠選手(中国)を8-3で下してリベンジを果たしました。決勝はマリア・スタドニク選手(アゼルバイジャン)と対戦。終始リードを許しましたが、残り13秒から相手の右足を取りに行き、残り2秒で逆転。見事に3-2で判定勝ちを収め、オリンピック初出場ながら、金メダルを獲得しました。
レスリング女子フリースタイル48キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
レスリング女子フリースタイル58キロ級に、伊調馨選手(ALSOK)が登場。1回戦でマルワ・アムリ選手(チュニジア)と対戦。第1ピリオドに相手のミスから1ポイントをもらうと、片足タックルからバックをとり、2ポイントを追加。第2ピリオドは、相手の攻撃をさばきカウンターからバックをとり2ポイント。そこからは得意の寝技でポイントを積み重ねて11-0でテクニカルフォールで突破しました。続く準々決勝は、2年連続世界選手権銅メダリストのエリフジャレ・エシリルマク 選手(トルコ)が相手。伊調選手は、第1ピリオドで消極姿勢から口頭注意を受け、30秒のアクティビティタイムでポイントをとれずに、先制ポイントを許しました。しかし、終了間際にがぶりからタックル、そのままバックを取って2ポイントを奪い逆転。第2ピリオドでは、相手のアクティビティタイムを封じて3-1とし、僅差で逃げ切りました。準決勝では、ロンドン大会55キロ級の銅メダリスト、ユリア・ラトケビッチ選手(アゼルバイジャン)と対戦。開始早々から片足タックルからバックをとり2ポイントを先制。さらに伊調選手は攻め続けて、第1ピリオドに10-0でテクニカルフォール勝ちし、体力を温存して決勝進出を決めました。決勝の相手は、2014年世界選手権の銀メダリスト、ワレリア・コブロワゾロボワ選手(ロシア)。かつて吉田沙保里選手に土をつけたこともある選手です。 第1ピリオド、伊調選手は慎重なスタート。1分23秒、相手に口頭注意が2ついき、アクティビティタイムとなりましたが、伊調選手がこれを封じて1ポイントを先制しました。しかし、第1ピリオドの終了間際にタックルをはずされ、逆に足をとられてバックを許し、1-2と逆転されて第2ピリオドへ。第2ピリオド、伊調選手は片足タックルを仕掛けられましたが、なんとかこらえました。さらにタックルで攻められましたが、粘りながら残り3秒で足を抜きバックを取って逆転。3-2の僅差で金メダルを獲得しました。伊調選手は、これでオリンピック4連覇を達成しました。全競技を通じて個人種目のオリンピック4連覇は男子4人が達成していますが、女子では史上初の快挙となりました。
レスリング女子フリースタイル58キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
レスリング女子フリースタイル69キロ級に、オリンピック初出場の土性沙羅選手(至学館大)が登場。初戦はアリナ・スタドリク選手(ウクライナ)に、11-2で判定勝ち。2回戦はブセ・トスン選手(トルコ)に12-0でテクニカルフォール勝ち。準々決勝ではドロシー・イーツ選手(カナダ)に7-2で逆転のテクニカルフォール勝ち。アンナイエンニュ・フランソン選手(スウェーデン)との準決勝もリードされる展開になりましたが、冷静にポイントを重ね、7-2で試合をひっくり返しました。決勝は2012年ロンドン大会金メダリストのナタリア・ボロベワ選手(ロシア)と対戦。土性選手は第1ピリオドの1分19秒で消極的姿勢で2度目の注意を受け、アクティビティタイムに得点できず1失点。第2ピリオドの1分29秒にも注意からアクティビティタイムを経て失点。残り1分30秒ほどで0-2と追い込まれました。しかし、土性選手は諦めていませんでした。タックルでつかんだ相手の右足を必死でつかみ、両足ではさみ込んでロック。相手の動きを制してバックを取り、2点を獲得。そのままタイムアップとなりました。ポイントは2-2で並んだのですが、土性選手の方が、ビッグポイント(1度の機会に加わる得点が大きい方を優位とする)を取っていることで相手を上回り、重量級で日本女子初の金メダルを獲得しました。
レスリング女子フリースタイル69キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
次は、金メダルには届かなかったものの、銀メダルを獲得した、卓球男子団体です。
吉村真晴選手(名古屋ダイハツ)、水谷隼選手(ビーコン・ラボ)、丹羽孝希選手(明大)が出場。1回戦は、ポーランドと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ワン・ツォンイー選手は3-1で吉村選手の勝ち。第2試合(シングルス)、水谷選手対ヤクブ・ディヤス選手は3-1で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対ワン・ツォンイー選手&ダニエル・グラフ選手は2-3で丹羽選手&吉村選手の負け。第4試合(シングルス)、丹羽選手対ヤクブ・ディアス選手は1-3で丹羽選手の負け。第5試合(シングルス)、水谷選手対ダニエル・グラフ選手は3-1で水谷選手の勝ち。ゲームカウント3-2で日本チームの勝ち。
準々決勝は、香港と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手対唐鵬選手は2-3で丹羽選手の負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対黄鎮廷選手は3-2で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対唐鵬選手&何鈞傑選手は3-1で丹羽選手&吉村選手の勝ち。第4試合(シングルス)、吉村選手対黄鎮廷選手は3-1で吉村選手の勝ち。ゲームカウント3-1で日本チームの勝ち。
準決勝はドイツと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ドミトリー・オフチャロフ 選手は8―11、3―11、3―11で吉村選手のストレート負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対ティモ・ボル選手は11―9、11―5、12―10で水谷選手のストレート勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対バスティアン・シュテーガー選手&ボル選手は11―5、13―15、11―4、11―5で丹羽選手&吉村選手がものにしました。決勝進出に王手をかけた日本チームは第4試合(シングルス)で、水谷選手がバスティアン・シュテーガー選手と対戦。水谷選手が11―5であっさり先取すると、11―4、11―4とストレートで勝ち、このゲームを押し切りました。ゲームカウント3-1でドイツを下し、史上初の決勝進出を決めました。
卓球男子団体準決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
決勝は中国と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手がシングルス金メダリストの馬龍選手に、6-11、9-11、6-11で落とし、ストレート負け。第2試合(シングルス)では、シングルス銅メダリストの水谷選手が、過去12戦全敗だった元世界1位の許昕選手に12-10、11-9、3-11、7-11、12-10で勝利し、大金星をあげました。第3試合(ダブルス)は吉村選手&丹羽選手が許昕選手&張継科選手に11-4、6-11、9-11、5-11で敗れました。追い込まれて迎えた第4試合(シングルス)は吉村選手が登場。しかし、馬龍選手相手に1-11、4-11、4-11で取られてストレート負けを喫し、ゲームカウント1-3で日本チームは銀メダルに終わりました。
卓球男子団体決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
レスリング女子フリースタイル48キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
レスリング女子フリースタイル58キロ級に、伊調馨選手(ALSOK)が登場。1回戦でマルワ・アムリ選手(チュニジア)と対戦。第1ピリオドに相手のミスから1ポイントをもらうと、片足タックルからバックをとり、2ポイントを追加。第2ピリオドは、相手の攻撃をさばきカウンターからバックをとり2ポイント。そこからは得意の寝技でポイントを積み重ねて11-0でテクニカルフォールで突破しました。続く準々決勝は、2年連続世界選手権銅メダリストのエリフジャレ・エシリルマク 選手(トルコ)が相手。伊調選手は、第1ピリオドで消極姿勢から口頭注意を受け、30秒のアクティビティタイムでポイントをとれずに、先制ポイントを許しました。しかし、終了間際にがぶりからタックル、そのままバックを取って2ポイントを奪い逆転。第2ピリオドでは、相手のアクティビティタイムを封じて3-1とし、僅差で逃げ切りました。準決勝では、ロンドン大会55キロ級の銅メダリスト、ユリア・ラトケビッチ選手(アゼルバイジャン)と対戦。開始早々から片足タックルからバックをとり2ポイントを先制。さらに伊調選手は攻め続けて、第1ピリオドに10-0でテクニカルフォール勝ちし、体力を温存して決勝進出を決めました。決勝の相手は、2014年世界選手権の銀メダリスト、ワレリア・コブロワゾロボワ選手(ロシア)。かつて吉田沙保里選手に土をつけたこともある選手です。 第1ピリオド、伊調選手は慎重なスタート。1分23秒、相手に口頭注意が2ついき、アクティビティタイムとなりましたが、伊調選手がこれを封じて1ポイントを先制しました。しかし、第1ピリオドの終了間際にタックルをはずされ、逆に足をとられてバックを許し、1-2と逆転されて第2ピリオドへ。第2ピリオド、伊調選手は片足タックルを仕掛けられましたが、なんとかこらえました。さらにタックルで攻められましたが、粘りながら残り3秒で足を抜きバックを取って逆転。3-2の僅差で金メダルを獲得しました。伊調選手は、これでオリンピック4連覇を達成しました。全競技を通じて個人種目のオリンピック4連覇は男子4人が達成していますが、女子では史上初の快挙となりました。
レスリング女子フリースタイル58キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
レスリング女子フリースタイル69キロ級に、オリンピック初出場の土性沙羅選手(至学館大)が登場。初戦はアリナ・スタドリク選手(ウクライナ)に、11-2で判定勝ち。2回戦はブセ・トスン選手(トルコ)に12-0でテクニカルフォール勝ち。準々決勝ではドロシー・イーツ選手(カナダ)に7-2で逆転のテクニカルフォール勝ち。アンナイエンニュ・フランソン選手(スウェーデン)との準決勝もリードされる展開になりましたが、冷静にポイントを重ね、7-2で試合をひっくり返しました。決勝は2012年ロンドン大会金メダリストのナタリア・ボロベワ選手(ロシア)と対戦。土性選手は第1ピリオドの1分19秒で消極的姿勢で2度目の注意を受け、アクティビティタイムに得点できず1失点。第2ピリオドの1分29秒にも注意からアクティビティタイムを経て失点。残り1分30秒ほどで0-2と追い込まれました。しかし、土性選手は諦めていませんでした。タックルでつかんだ相手の右足を必死でつかみ、両足ではさみ込んでロック。相手の動きを制してバックを取り、2点を獲得。そのままタイムアップとなりました。ポイントは2-2で並んだのですが、土性選手の方が、ビッグポイント(1度の機会に加わる得点が大きい方を優位とする)を取っていることで相手を上回り、重量級で日本女子初の金メダルを獲得しました。
レスリング女子フリースタイル69キロ級ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
次は、金メダルには届かなかったものの、銀メダルを獲得した、卓球男子団体です。
吉村真晴選手(名古屋ダイハツ)、水谷隼選手(ビーコン・ラボ)、丹羽孝希選手(明大)が出場。1回戦は、ポーランドと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ワン・ツォンイー選手は3-1で吉村選手の勝ち。第2試合(シングルス)、水谷選手対ヤクブ・ディヤス選手は3-1で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対ワン・ツォンイー選手&ダニエル・グラフ選手は2-3で丹羽選手&吉村選手の負け。第4試合(シングルス)、丹羽選手対ヤクブ・ディアス選手は1-3で丹羽選手の負け。第5試合(シングルス)、水谷選手対ダニエル・グラフ選手は3-1で水谷選手の勝ち。ゲームカウント3-2で日本チームの勝ち。
準々決勝は、香港と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手対唐鵬選手は2-3で丹羽選手の負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対黄鎮廷選手は3-2で水谷選手の勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対唐鵬選手&何鈞傑選手は3-1で丹羽選手&吉村選手の勝ち。第4試合(シングルス)、吉村選手対黄鎮廷選手は3-1で吉村選手の勝ち。ゲームカウント3-1で日本チームの勝ち。
準決勝はドイツと対戦。第1試合(シングルス)、吉村選手対ドミトリー・オフチャロフ 選手は8―11、3―11、3―11で吉村選手のストレート負け。第2試合(シングルス)、水谷選手対ティモ・ボル選手は11―9、11―5、12―10で水谷選手のストレート勝ち。第3試合(ダブルス)、丹羽選手&吉村選手対バスティアン・シュテーガー選手&ボル選手は11―5、13―15、11―4、11―5で丹羽選手&吉村選手がものにしました。決勝進出に王手をかけた日本チームは第4試合(シングルス)で、水谷選手がバスティアン・シュテーガー選手と対戦。水谷選手が11―5であっさり先取すると、11―4、11―4とストレートで勝ち、このゲームを押し切りました。ゲームカウント3-1でドイツを下し、史上初の決勝進出を決めました。
卓球男子団体準決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)
決勝は中国と対戦。第1試合(シングルス)、丹羽選手がシングルス金メダリストの馬龍選手に、6-11、9-11、6-11で落とし、ストレート負け。第2試合(シングルス)では、シングルス銅メダリストの水谷選手が、過去12戦全敗だった元世界1位の許昕選手に12-10、11-9、3-11、7-11、12-10で勝利し、大金星をあげました。第3試合(ダブルス)は吉村選手&丹羽選手が許昕選手&張継科選手に11-4、6-11、9-11、5-11で敗れました。追い込まれて迎えた第4試合(シングルス)は吉村選手が登場。しかし、馬龍選手相手に1-11、4-11、4-11で取られてストレート負けを喫し、ゲームカウント1-3で日本チームは銀メダルに終わりました。
卓球男子団体決勝ハイライト(リンク期間は8月31日まで)