しぜんがいいね

ひびきまぐれ

登録ホヤホヤの世界遺産

2016-11-03 | 日記

高野七口の内の一つ、世界遺産登録が決まった(10月25日)ばかりの「黒河道」を歩いた

紅葉を楽しむにはまだ少し早い道中、要所に小さな標識は取り付けられているものの、不明瞭なところも多く、決して整備されたとは言い難い、崩れかけた登山道、崩れ落ちそうな丸木橋も数々あり、登録ホヤホヤの世界遺産道は未だ訪れる人も少ないのであろう踏み跡さえそう多くない、私達には、むしろそれに救われる心持ちで歩くことができた。


高名になった途端、ブームに乗っかろうと多くの人びとが押しかけ、又、その人気にあやかろうと、様々な商いや宣伝効果を期待する者たちが集まり、本来の土地固有の良さが何処かに追いやられる風潮が気になる。
それが発展というのか知らないが、流浪のハイカーとしてはいつまでもひなびた参詣道であってほしい等と無責任にも思ってしまう。