スカイツリーと盆休み

盆休みに関東の実家に帰省してました。そろそろ空いてるだろうと実家に帰る前にスカイツリーに寄ってきました。セブンイレブンで前売り券を買おうと思ったら時間指定は売り切れでしたが、前売りが2570円、当日券は30分並びましたが2060円、たいして待たなかったのでちょっと得しました。

最近東京の本社出張も少なく関東の実家へ帰るのも年１回くらいなので、久々に東京に来ると東京ってやっぱり都会だなあと半ば田舎者のように感心してしまいます。スカイツリーの展望台から見下ろした東京の景色はどこまで行ってもビルだらけ、この高さからしか見れない眺めは格別でした。上りは秋のエレベーター、下りは夏のエレベーターで降りてきました。盆休みは関東に台風がちょうど近づいているタイミングだったので、涼しく過ごしやすく、神戸に戻ってきたらあまりの暑さに驚きました。

それにしても今年の夏休みは、なんといってもリオオリンピック、日本選手の活躍には驚かされました。始まる前はロシアの国家ぐるみのドーピング問題やブラジルの景気悪化の影響もある治安の悪化等心配されてましたが、始まってしまえば、お祭り好きのブラジル人は、開催前の景気悪化を理由とした反対運動もどこかへ消えてしまったようです。

それにしてもオリンピックの始まりと同じくして、東シナ海の尖閣諸島の接続水域に中国の漁船約２３０隻と海警局の船６隻がやってきて一部が日本の領海内に侵入したりと物騒なことも起こりました。結局、ギリシャ船籍と中国漁船もどき？が接触し中国の乗組員が日本の海保に助けられ、中国政府より感謝の表明があったと思ったら、一斉に中国政府の意向を受けていたであろう漁船もどきがいなくなりました。（自分の領海だと主張する場所で、敵対国に助けられ感謝する頓珍漢ぶりに中国国内でも批判が起こったようです。）グアムに米軍の爆撃機が集結したとの情報を中国がキャッチしたことも、撤収した要因の一つのようです。とにかく腰砕けな幕引きとなりました。

話を戻すと日本は、柔道復活、男子の全階級メダル獲得、男子卓球の銅メダルと団体の銀メダル、テニスの銅メダル、陸上400ｍリレーの銀メダル、体操の団体・個人総合の金メダル、バトミントン女子ダブルスの金メダル、水泳男子・レスリング女子の金メダル、カヌーの銅メダル等歴史的な快挙のオンパレードでとっても応援のしがいがあるというか楽しませて頂きました。最後は開催国のブラジルがサッカーで金メダルを取れて言うことないきれいな終わり方をしたように思います。次回の日本開催のパフォーマンスも大変素晴らしいものだったと思います。

さて次回東京オリンピックは、世界が不安定化する中で、平和の祭典を安全に開催、運営できるように、日本はかなりの努力（景気対策、外交、安全保障、テロ対策もろもろ）が求められるかと思いますが、それもまた一興、しっかり頑張って、すばらしいオリンピックになることを期待します。