一本杉の近くに2本のカツラの大木がある。
そのうちの一本は、一本杉が20m程しか離れていない。
推定樹齢180年
もう一本は、一本杉入口を入ると正面に見える。
推定樹齢240年
2本とも雄株だ。
芽吹きの頃のカツラ
雌雄異株だが花はどちらも赤いし、芽吹いたばかりの葉も赤い。
夏のカツラ
葉は円く優しいハート型をしている。
緑が美しい
秋、カツラの葉は黄葉する。
地上に落ちた葉は分解する過程で、キャラメルとかクッキーに例えられる香りを発する。
「森のケーキ屋さん」とも言われたりする。
香りの素は、マルトールというピロン環をもった物質で、甘味を助ける働きがあり多くの食品に添加されているようです。
カツラは谷や沢沿いに生える木なので、公園に多くはないが、中央通りの送電線下の手前に一本あり、
シラネアオイ群生地付近にも数本あり雌木もある。
雌木の花
実
樹齢推定