うちから20秒くらいの場所に、子供が良く通う
たこ焼きやさんがありまして。
親父さんが一人でやっていたお店。
隣は風呂屋さんとお花屋さん。
その間に挟まれた小さな屋台のような3畳くらいのお店でした。
たこ焼きせんべいなども売っていたので
駄菓子感覚で子供達も沢山買いに来ていて、
たこ焼きのお値段も子供達に優しい金額。
そんな親父さんの屋台には、良く別のお客さんも。
白と黒の野鳥なんですが・・こんな感じ↓
この子が、時々たこ焼き屋のカウンターで、親父さんが焼くたこ焼きを
見てたりするんですよ。
逃げないんです。
むしろ「天かすちょーだい」と言っているようで
とても微笑ましげだったんです。
親父さんも多分この子に何かあげてるんでしょうね。
だから度々来る様になったのかな?
私が近づいてもあまり逃げないし、だいぶ人慣れしていて
本当に可愛かった。
それが1月に入ってからか、小鳥も見かけなくなり。
お店のお休みが何日か続いているなぁと思っていたら、
カウンターの椅子になぜかお花が。
隣が花屋なんで、花屋のおっちゃんが売り物にならないものを、
カウンターの椅子を借りて置かせてもらってるのかな?
位に思っていたんですが。
ある日、店に張り紙が。
「亭主急逝の為、長い間ありがとうございました」・・・と。
いつの間にか親父さん、お亡くなりに。
花屋さんや、近所の方がお供えしていたんですね・・・
いつも開いていて当たりまえのお店が、
もう二度と開かない。
小鳥と親父さんの光景も、もう見ることが出来ない。
何だか寂しい限りですね。
そんな話を母としていた矢先、友人のお母様もお亡くなりに。
立て続けで衝撃的でした。
そして先週土曜日の夜、うちのお世話になっていた親戚ご夫妻の
おじさんが亡くなったと。
月曜はお通夜、火曜日は葬儀でした。
1月に3件。
わたくしの周りの方が、立て続けに。
何かの注意喚起??
ちょっと自分自身も、うちの母も、色々身の周りに
気をつけておかないといけないかも。
人が亡くなるというのは、そこに存在しなくなるという事。
とても寂しいものです。
ご冥福をお祈りすると共に、
2月は小さなことでもいいから良い事が、皆にあるといいな。
そんな事を感じた本日でした。