BjörnDunkerbeck in Alacati
【マニューバライン・チャンレンジ2010(琵琶湖)~滋賀県高島市白浜荘オートキャンプ場 】
【2ndDay 4/11(sun)】
06:00に起床。昨夜からよく冷え込んでいます・・・雨もポツポツ降り始め・・・今日の予報は雨/曇り・・・。風は昼頃から北に振って白鬚、近江白浜方面は、レギュラーの北西風が吹いてくれそうな感じです。
道の駅のコンビニで朝食を済ませ、白浜荘オートキャンプ場へ・・・。風は、無風~わずかに南・・・雨と朝の冷え込みでガスっています。
08:00頃の白浜荘オートキャンプ場
北西の風に替わるまでの時間を利用して、中川プロによりガストラの2010"VAPOR"が紹介されました。09モデルとは、形は似ているのですが全く別のセイルに生まれ変わった様子です。
・インセットクリューの採用・・・ショートブーム化による引き込みの強化
・マストスリーブのワイド化・・・パワーの増強
・クロスバテンシステムの採用・・・ドラフトロックの強化
・リーチテンションのナチュラル化・・・風リリースの効率化
等レース・セイルの持つ特徴を更に強化した感じです。
質問も多く、カムの入れ方、ダウン・テンション、アウト・テンション、バテン・テンションの調整も親切に教えてもらえセイル・フォイルの作り方を再確認できました。
2010GAASTRA"VAPOR"・・・セイルトップまで続くマスト・スリーブがseawind
では扱えないです・・・
昼前から風は北に振りはじめ、アウトでは走りそうな雰囲気に・・・。レース海面(湖面?)にマークを打つ、本部船とジェットスキーが・・・陸上でもセイル・セッティングのためレース参加者が走りまわっています。
13:00前には、レギュラーの北西風が吹き上がり、ビヨンも"REFLEX"をセッティング。
白鬚ゲレンデ方面の方が風の入りがいいみたいで近江白浜のインは無風・・・プレーニングするには300m先までのぼっていく必要が・・・。
ビヨンは、SeverneSails"REFLEX"9.6m2+Starboard"ISONIC"131のセットで出艇・・・効率よくセイル・アップすると131ℓのボードが、膝下まで沈んでいます。そして、パンピング・・・このパンピングは見たことがない・・・最初は、さすがのビヨンも無風ではフラフラじゃん?・・・って感じだったのですが・・・日本では見られない、世界レベルのパンピング・・・できないdeath・・・。
Bjoern Dunkerbeck Pump
アウトでビヨンが走り出すとみんなが後をついていきます・・・気持ちわかるな~。かなり沖でのプレーニングですので、双眼鏡でフォーム、ジャイブを観察・・・ん~~やはりハイクアウト、でもマストは立っています。白鬚のキャンプ場くらいまで下ってました。
アウトをプレーニングするビヨン(前)・・・。
アンダー・コンディションと思いますが、後続艇よりマストが立っているのが確認できます。
1時間程度で風も落ち、ビヨンも帰ってきました・・・ブームは低めですね。
ビヨンのプレーニングも見れたし、再び雨も降ってきたので閉会式には参加せずに撤収。その後、レースは行われたかどうかは不明です。風も落ちていたので、キャンセルされたのかもしれません。
ビヨンのスポンサー、スポーツ・ドリンク"RedBull"(オーストラリア)のデモ・カー
Bjoern Dunkerbeck(SUI-11)・・・雑誌等では冷静沈着、几帳面な性格・・・のイメージでしたが、実際に会ってみて、優しい、もの静か・・・WINDが大好きで多くの人に楽しんで欲しい・・・というのが伝わってきてイメージ・アップ。今年のPWAでの活躍を期待しています。
また、道具についてのセッティングも再確認でき、自分の道具も見なおしてみようと思ったという意味でも、有意義な2日間でした。
SOMETIME WORLD CUP '92
The End