こわっ!!
このレンタル用のジャケはダメですね・・・これじゃ~ホラー映画でしょ
でも、
原題は「SOPRAVVIVERE COI LUPI」・・・さっぱり内容はわからん??邦題は「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」・・・いまいちわからん?
レンタル用の「狼少女ミーシャ/虐殺の戦場 3,000マイル」は一番内容がわかるタイトルかな?
「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」
製作年:2007年
初公開年月:2009/05/09
製作:フランス、ベルギー、ドイツ
配給:トルネード・フィルム
上映時間:119分
監督:ヴェラ・ベルモン
原作:ミーシャ・デフォンスカ
出演:マチルド・ゴファール、ヤエル・アベカシス、ギイ・ブドス、ミシェル・ベルニエ
ミーシャ・デフォンスカの自伝「少女ミーシャの旅」をヴェラ・ベルモン監督が映画化
ナチス占領下のヨーロッパを舞台に、一人のユダヤ人少女が離別した両親を探し求めて繰り広げる過酷にして数奇な旅の一部始終を描く
1942年、ナチスのユダヤ人狩りが激化するベルギーの首都ブリュッセル
8歳のユダヤ人少女ミーシャは、両親と共に屋根裏部屋に隠れ住んでいた
そんなある日、彼女が学校に行っている間に両親が連行されてしまう
難を逃れたミーシャはベルギー人一家の子供として育てられることに
やがて両親が東のほうに連れて行かれたと知ったミーシャは、たった一人で両親を探す旅に出るのだが・・・
「母をたずねて三千里」的な物語ですがベルギーにはこの手の物語が多く、イギリスの作家ウィーダが19世紀に第2の都市アントワープを舞台に書いた「フランダースの犬」が有名
自伝ではなく実際はフィクション
でも、この映画でナチスの冷酷さとホロコーストの悲劇は十分伝わる
ミーシャ役のマチルド・ゴファールもすばらしい
彼女は数百人のオーディションから選ばれたとのこと、また狼たちもオーディションらしい・・・?
狼と旅をする場面の映像はちょっと感動・・・街、農場の雰囲気もリアル
映画最後の字幕は、
【ミーシャは、両親が2度と戻らないという現実を受け止めることができなかった】
当時最強のドイツ軍が敗れた理由のひとつに連合軍との戦い以外に戦力を割いたという意味で「ホロコースト(ユダヤ人虐殺)」があげられる
島国の日本人にはわかりにくい「民族浄化」ですか・・・
『ミーシャ/ホロコーストと白い狼』公式サイト
http://www.cinemacafe.net/official/misha/