全巻欲しいというので、買いました。
お年玉とかです。
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小説で読んでいまして、映画のほうはどうかなと思って観ました。
監督の演出、映像が残念でした。
小説をベースにしていますので脚本はそれなりですが、手振れとか顔のアップばかりの映像は辟易しました。
自己満足、雰囲気だけの映画です。
蓮實先生のいうことがよく分かる映画でした。
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以前にSPAで「才能が枯れた」とか言っていて、正直な人だなと思っていましたけど、作品の中にもキーフレーズとして出てきていました。
こちらも正直に言えば、大人から見た子どもという感じで、自然な子どものようには思えませんでした。
是枝監督の映画に出てくるような子どもを期待していたんですけど、あくまでも伊坂幸太郎が描く作為的に自然な子どもっていう感じですかね。
まあ、それはそれとしてエンターテインメントとしては面白かったです。
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言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書) [ 塙 宣之 ]
面白いですね。
M-1決勝で審査しているときは、関西は巨人師匠で、関東は塙?とか審査員として不適格では?と思っていてすいません。
お笑い語りとして比べるのも何ですが、ラリー遠田<…多数…<サンキュータツオほか2名<ナイツ塙という感じで、お笑い評論としても説得力がありましたし、 各コンビの評価(オードリーはジャズ!)、漫才論も的確でした。
読んで思ったのは、M-1決勝は選ばれた9人が一人1回ずつ投げるオールスター投手みたいなものかなと思いました。
(しゃべくり漫才中心の)関西は本格派、(コント漫才が中心の)関東は変化球勝負、実力があってもその日の調子次第ではMVPが取れない、審査員、観客はバッターで2年目以降は目が慣れる、などなど。
毎年、出版してほしいですね。
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蜜蜂と遠雷 [ 恩田陸 ] |