バカッターという言葉があります。
バカを世間にさらけ出すという意味ですが、コロナウイルスへのコメントなどでコメンテイター、評論家、専門家など普段は潜伏しているバカがあぶり出されています。
例えば、小幡 績は、安倍首相が中国、韓国からの入国者が指定場所で二週間待機し、国内の公共交通機関を使わないことを要請した際、学校の一斉休校要請は99%誤りだが、これは200%誤りだなどと言っています。
小幡 績
ついに日本は終わった
2020年03月06日(金)14時20分
これまでも諸々バカなことを言っていましたが、コロナウイルスはすぐに答えがわかります。
そういう意味では、コロナウイルスは有用なバカッターだと思います。
東京大学経済学部を首席で卒業したそうですが、それだけ見ればバカとは分からないでしょうから、バカと分かったのはコロナウイルスというバカッターのおかげでしょう。
ちなみに、浜矩子さんもその場その場で適当なことを言っていますが、もともとバカと認知されているので、コロナウイルスでバカがあぶり出されたわけではありません。
思うに、学校の一斉休校要請時点で、今後どのような対応をとるべきかを真面目に考えてこなかったツケが今の状況を生み出しているのではないでしょうか。
批判だけしていたマスコミは、海外の状況を報道するとともに、対策を取らなかったらどうなるかを報道すべきでしたし、政府はコロナウイルスと経済に折り合いをつけるべく明確な対策を打ち出すべきでした。
志村けんが死にそうになって気づいてからでは遅いと思いますが、人間とはそんなものかもしれません。
確かに、家族が死にそうになってからでないと私も真剣には考えないでしょう。
イタリア、スペインのような状況にならないためにどのくらい活動を自粛すべきなのか、そろそろ科学的根拠に基づいて打ち出してほしいと思います。