メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

12026 籠の中の気分(家のリフォーム)

2012年11月28日 | つれづれ
何回かのリフォームも最後の章、壁と屋根をリフォームする事になった。
11月というのでいささか思い付きとはいえ時期が悪かったなぁーと思いつつ実行となる。
屋根をするので足場を組む。若い青年たちがどんどん組み上げていく。
あっという間に家は足場で囲まれ、覆いがかぶされていった。



まさに鳥かごの中に入れられたような気分、目の前を大きな足が動く、あわててカーテンを閉める。

そして、壁を塗るために窓という窓はすべて養生フィルムが張られて籠の鳥状態はますます閉塞感が増してきた。
家の中にいるのだから何をしていてもいいのに、バカ真面目な私はじっと静かにしていたのです。笑えますよね。



そんな中で、初めての足場だと、連れ合いは毎日職人さんが来る前に階段の足場を屋根まで登って、楽しんでいる。
そして、風の吹く中、「めったに登れないから登って来い」と私に勧める。いやだと言いつつも、
途中まで上ったが怖くて降りてしまった。

でも最後の日の今日はおそる、おそる登ってみることに。足元は透けて見えるので細い板がますます細く感じて
じっと握った手がなかなか離れなかった。
やっと屋根の所まで行くと、高見はなんか少し気分が良かった。

鳥たちも少しづつ、覆われたシートを越えて、餌台に来るようになった。
これが新しい環境なのだと認識したのだろうか?
家のリフォームで職人さんたちの仕事と自分の心が見えて面白かった。



なんでも写真を撮って楽しむ私、我が家がこんな風に青くなることはもうないだろう。
やっと庭を扱えると思うとうれしくてうれしくて仕方ない・・・・・・でも外は寒い、雪でも降りそうなのよね。