ひとつ前の記事で、「都内の最も外国（アメリカン）風のラーメン」を紹介しました。
それを書いていて、ふと、思いました。
「そういえば、外国人に一番人気の高いラーメン店が成田にあったよな…」、と。
いつ行っても、店内に、外国人がいっぱいいて、美味しそうにラーメンを食べているお店がある…
しかも、日本のラーメン・メディアでは、一切スルーされているお店が…。
それが、成田駅から徒歩数分のところにある「ラーメンばやし」です。
http://r.gnavi.co.jp/4e97rsnf0000/
このブログでも、実際、レポするのは初めてですね。。。汗
千葉のラーメンブログとしては、いただけませんねー、、、汗汗汗
というわけで、ラーメンばやし、です！
創業1982年、とあります。
実は、成田の老舗ラーメン店。
創業当時は、外国人受けするラーメン店になるとは、思ってもみなかったそうです。
日本のごく一般的な普通のラーメン店、として出発したそうです。
しかし！
お店に入ると、そのほぼ9割が外国人客。
スペイン語や中国語や英語が飛び交っていました。
凄いです。ここは、外国か？！と思うほどに、異国色の強いラーメン店です。
面白い。。。
メニューに、とんでもないグローバルラーメンがあるのかと思いきや、、、
いたって、普通のラインナップ。
しかも、一番のおすすめは、「四川めん」、という。。。
外国人が喜びそうなラーメンが特別にあるわけじゃない。。。
不思議。。。
どうして、こんなにも、外国人が集まるのか。。。
こちらが、ラーメンばやし自慢の四川めん（チャーシュー）です。
うん。これは、程よい辛さのタンタンメンですね。
普通に美味しいです。嫌味でもなんでもなく、普通に美味しい。
何か突出したものがあるわけではないですが、安心して食べられるタイプのタンタンメンでした。
チャーシューも、そんなに濃くなくて、さらっと食べられるタイプ。
野菜も、ただもやしorキャベツというんじゃなくて、いろいろ混ざってる。
本当に、オーソドックスなタンタンメンでした。
こちらが、醤油ラーメンです。
こちらは、完全、「和風醤油ラーメン」ですね。醤油の味が生きている気がしました。
一つ驚いたのは、メンマが美味しいこと。
ここのメンマは卓越しているかも、です。
そのメンマの味付けに使用されたと思われるラー油？がスープの油として混ざっているのかな。
若干、辛さもありました。
普通の醤油ラーメンといえば、そうなんでしょうけど、それなりの「貫禄」を感じる一杯でした。
なんていうか、「想像以上に美味しいラーメンだった！」という感じかな。
麺も程よい感じで、文句のない麺でした。
わかめ、のり、ネギ、チャーシューと、トッピングも王道、というか、スタンダード。
スタンダードにして、どこかオリジナリティーもありそうな、、、
なんか、何とも言えない魅力のあるラーメンだったかな、と。
＊＊＊
二つ、食べてみましたが、なぜ外国人がここに集まるのかの理由は分かりませんでした。
ただ、事実として、いつでも外国人でにぎわうお店なんです。
まぁ、メインストリート沿いだから、というのもあるかとは思います。
でも、それだけで、人が集まるわけではありません。
どうしてこのお店に、外国人が集まるのか。もう少し深く考えてもいいかな、と思ったりもしました。
日本人に受ける外国風ラーメン。
そして、
外国人に受ける日本風ラーメン。
もしかしたら、外国人に受ける日本風ラーメンこそ、実は未開の領域なのかもしれません。
外国進出しているラーメン店のラーメンの多くが、日本の味をそのままパッケージ化して出しています。
もっともっと外国人に喜ばれ、外国人を感動させられるラーメンというのがあってもいいかも？！
ラーメンばやしにいると、普段、ラーメン店で考えないことをいっぱい考えさせられます。
「日本人受けするラーメン店に疲れた時は、是非、このお店に行ってみては？！」
そういう感じですかね。。。
