ハンブルク中央駅前に、素敵な中華料理店があります。
ハンブルク中央駅付近で食に困ったら、ここがBESTかもしれません。
その名も、
China Restaurant SHUDU
であります。
中国語表記だと、「蜀都」ですね。
蜀は、現在の四川省の古称。
なので、四川料理がメインのお店のようです。。。
僕は、実に10年ぶり!!
2008年に、ここで排骨湯麺を食べて、唸ったものでした。
ドイツにいても、メニューは「中国語表記」の方がダイレクトに分かる…。
アルファベットよりも、漢字の方が「直感的」に分かる、というのがなんとも…。
あと、「画像」が掲載されているのも、いいですねー。
担担面は、一杯8€。
駅前のレストランとしては、とても安いですね。
10年前、ここで焼排骨湯麺を食べたんだなぁ、、、と思い出しつつ。
ここの「担担面」、超の付く大当たりでした!!
ジャジャーン!!!
見てください、このそそるヴィジュアルの一杯を!!!
もう、出てきた瞬間に、「大当たり」を確信しましたね。
美味しいラーメン(担担面)特有の「オーラ」がぶんぶん放たれています。
スープを飲むと、「ひゃー!!! 辛い!! 旨い!!!」ってなります。
味的には、日本の定番の芝麻醤系の担々麺ではなく、勝浦タンタンメン系!!
僕個人的に、芝麻醤系の担々麺は好きじゃないし、日本で構成されたものだと思ってます。
あれは、陳建民さんの「創作料理」だと思うし、それ以上でもそれ以下でも…、と。
なので、この担担面を食べた時に、思わず叫びそうになってしまいました。
味的には、完璧に、勝浦タンタンメン系のベクトルの味。
でも、勝タンとも違う味わい。
おそらくは、ラー油そのものの質というか、味にあるかと思いますが、、、
ただ、中華系スープにラー油を入れ込んだというのではなくて、
ラー油がスープの核になっている、というか。
鍋でスープを炒めた香ばしさがある、というか。
この「香ばしさ」は、勝タンにもないかと思います。
(芝麻醤ではなく、シンプルにゴマが入っていて、それも香ばしさを演出しているというか)
もちろんパンチもキレも炸裂していて、シャープなスープになっています。
ひき肉もいっぱい入っていて、味に深みもあります。
一度食べたら、もう止まらない担々麺というか、、、
あと、比ゆ的に言うと、チキンラーメンと担々麺がドッキングした味わい、というか。
ジャンク感も半端ないですし、辛いのに、スープを飲むのもやめられません。
つまり、めちゃめちゃに美味しい担々麺だったんです!!!
麺は、こんな感じです。
前に食べた時と同じ麺だろう、と思われます。
きしめんみたいな麺で、するするっと食べられる柔らかい麺でした。
このするするっとした滑らかな麺、思い出すだけで、また食べたくなるなぁ…。
平打ち麺どころじゃないから、、、。
また、淡いタイプの麺なので、この辛くて旨みのあるスープによく合います。
量もわりと多めなんですが、あっという間になくなってしまいました。
辛さもあって、食欲が喚起されて、ほんと一瞬で食べ尽してしまいました。
それくらい、美味しい担々麺だったんです!!
いやー、もう、「完全降伏」ですね、、、これは。
ここの「担担面」、美味し過ぎました…
で、麻婆豆腐です!!
こちらは、僕ら日本人のよく知るあの味!!
麻婆豆腐に関しては、日中の間で、大きなズレはないように思われます。
白いご飯と麻婆豆腐。
これを交互に食べられる喜び。
これもまた、日本人と中国人の「共通感覚」でしょうね。
白いご飯と一緒に、おかずが食べられる喜び、、、。
ドイツ、その他欧州では、まだまだ「ご飯」は「主の食」になってないかなぁ、と。
欧州だと、やっぱりまだまだ「パン」「じゃがいも」が圧倒的だからなぁ、、、。
僕も、パン、じゃがいも、大好きですけど、白米とは比べられません。
白米なしでは、やっぱり生きていけない、、、というか。
改めて、そう認識しました。
想像を超える超絶品の「担担面」は、ハンブルク中央駅すぐのところで食べられます!
ハンブルク中央駅付近で、アジアンな料理が食べたいなと思った人は迷わずこちらへGO!!
店員さんは、そんなに親切!って感じじゃないですけど、ぶっきらぼうでもないかな?
値段もそれほど高額ではないし、立地は抜群。
トランクケースを持ってても、行ける距離にあります。
…
いやー、これを書いていて、またここで食べたくなりました。
今回の食べ歩きで、僕が「二番目」に唸ったお店でした。
次のお店は、僕が今回最も感動したお店、
否、これまでの欧州ラーメン食べ歩きの中でも、最強レベルで感動したお店となりました。
とんでもないラーメン店が遂にハンブルクに出現!ですよ!!!
キーワードは、「レッサーパンダ」!!!!(!?!?)