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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2025年ドイツーオーストリア修養の旅9日目◆ハルシュタット~マウトハウゼン強制収容所~ウィーンへ!

9日目の朝は、とても美しい景色を見ながら迎えました。

ハルシュタットは、やはり本当に美しい湖畔の村であります。

ハルシュタットの朝は本当に静かで、綺麗で、うっとりします。

こういうところに来たら、やっぱり朝散歩でしょう。

(日本じゃ朝散歩なんてまずしないですけどね、、、💦)

朝一番の船も出航していました。

ハルシュタット駅とハルシュタットの中心とを結ぶ大切な移動手段です。

ハルシュタット駅直結の船乗り場が素敵なんです。

これはまたのちほど。

ご覧ください!!

これがこの日の僕のベストショット!!!

本当に美しいです。

学生曰く、「ジブリの世界そのものだ」です。

宮崎駿さんの描く世界観に通じる景色がいっぱい広がっています。

ネコがあちこちに出てくるところとかも、、、

ホテルは、この写真の中央奥のワインレッドの建物です。

小さな村の中心にある(ここでは安めの)ペンションホテルでした。

このホテル、設備はちょっとあれですが、お値段を考えるといいホテルだったなって思います。

散歩を終えたら、朝ごはんです!

シンプルですが、必要なものは全部そろっています。

ハムやバターやチーズはミニ冷蔵庫に入っていました。

こういうの、なかなか見ないから、新鮮でした。

ドイツの朝食、やっぱり大好きだなぁ~~(n*´ω`*n)

朝食の後、学生たちと少しだけ散歩しました。

天候に恵まれ、本当に心地よい時間を過ごせました。

旅の疲れをここで癒したいところです。

綺麗な白鳥もいました。

ある学生が「私、白鳥を見るの、はじめてかも」と言っていました。

リアル「白鳥の湖」、とてもきれいでした。

この日は、お昼に強制収容所に行き、夜までにウィーンに向かいます。

なので、ハルシュタットは10時までの滞在となりました。

10時15分の船に乗り、10時28分くらいの電車に乗ります。

船に乗り込みます。

ハルシュタット駅は、対岸にあります。

船でのんびりと駅に向かいます。

こんな経験ができるのも、ここだけかも?!?!

美しいハルシュタットの町並みをバックに、ハイポーズ📷!

初の海外旅行で9日目とあって、だいぶお疲れのご様子…かな?!

でも、まぁ、こういうのも大事な経験になると思います。

ある学生がつぶやいてました。

「今回の旅がなかったら、一生海外旅行と縁はなかっただろうな」、と。

その一言をもらえただけで、僕はちょっとうるっと来てしまいました。

あと、別の学生はこう言っていました。

「いっぱいいろんな国の旅行者がいるけど、日本の若者がいない!」って。

それもまたホントで、今回の旅でもホント日本の若者を見ませんでした(中高年は結構いたけど…)。

日本の若者が内向き志向になることだけは、やっぱり僕としては回避したい。そんな思いもあって、この無謀な旅を実行しているのもまた、僕の中の真実です。

サヨナラ、ハルシュタット!

本当に小さな小さな町ですが、そこに世界中から観光客が押し寄せてきます。

いろんな問題も出ていると思います。

が、僕はやっぱりハルシュタットが好き。

そう、再確認できる2日間でした。

対岸の駅側の船着き場で、はいチーズ📷!

みんな、いい顔してますね~~。

これまで無事故でここまで来たので、最後まで無事故で無事に終えたいな…っていう気持ちが出てきました。

何かあってからでは遅いですからね、、、

ハルシュタットからはローカル線に乗って、車窓の旅!

ここは「ザルツカンマーグート」と呼ばれるエリアで、まさに「サウンドオブミュージック」の世界。

景色の美しさで言えば、もう世界一のレベルでしょう。

ザルツカンマーグートだけをめぐる旅もいつかしてみたいなぁと思います。

アットナンク=プッフハイム駅で特急に乗り換えです。

アットナンク=プッフハイム駅なんて、初めて聞いたわ、、(;'∀')

こんな特急に乗り込みます。

この鉄道は、いわゆる「私鉄」で、ユーレイルパス1等車でも、2等車にしか乗れません。

前も、この電車でいろいろひと悶着あったなぁって思い出しました。

ここの鉄道会社、旅行客には優しくない(オーストリア国民向けの)鉄道かな、と(保守的な?)。

この電車に乗って、リンツ駅に向かいます。

リンツ駅からは、バスに乗って、マウトハウゼン強制収容所に行きます。

リンツ駅バスターミナルです。

こういうバスを使った旅となると、一気に難しくなります。

今の時代、google mapがあればどこにでも行けちゃいますが、バスに乗る時に運転手さんからチケットを買うにしても、語学は必要ですし、何かあった時にやはり語学がないと、とても辛いと思います。

そういう意味でも、やっぱり「語学」ってすごく大事だなぁと思います。

マウトハウゼン強制収容所に向かう道の途中で。

この強制収容所は、アウシュヴィッツ前最後の収容所と言われていて、とても辺鄙な場所にあります。

でも、ハイキングコースだと思うと、それなりに歩けます。

ただ、「かつてここに向かった人たちは、どんな気持ちでこの風景を見たのだろう?」と問うと、とても辛い気持ちにもなります。

ある学生が、「こういう場所に、収容所って作っていたんですね」とつぶやいていました。

強制収容所のすぐ近くにある、不思議な家。

ここは、僕の修養の旅の「訪問必須の場所」です。

ここ、面白いんですよね。

この部屋に入ると、重力が反転するんです。

上が下になり、舌が上になるんです。

だから、こんなこともできるんですね!!笑

そしてそして、、、

マウトハウゼン強制収容所へ。

ここは、オーストリア最大の強制収容所で、この先はポーランドのアウシュヴィッツしかないとされていました。

ここに連れてこられた人たちも、「次は、アウシュヴィッツだ」と分かっていたそうです。

そう考えると、ここは本当に悲しみの収容所なんだなと思わされます。

ガス室もここにはありました。

ただ、その前に、、、

収容所内にあるレストランへ。

ここのレストランは、ディアコニーが運営する福祉レストランなんです。

障碍者雇用で働いている人も多くいて、ここに来るのも一つの勉強なんです。

福祉レストランなので、ごてごてっとした料理はありません。

シンプルな軽食のみ、というレストランです。

僕はここのスープ&カイザーゼンメルが好きなんです。

なので、、、

ジャーン!

こんなシンプルなスープ&パンセットを頂きました。

カリフラワー&ミルクのクリーミースープで、さっぱりしていて濃厚で美味しかったな。

カイザーゼンメルもドイツのカイザーゼンメルとちょっと違っていて、面白いです。

そして、収容所へと向かいます。

右に見えるのが、実際に収容されていたバラックです。

ここに数えきれないくらいの人が収容されていたんです。

ここは「独房」です。

拷問も行われていたそうです。

政治犯で且つ危険と思われる人はここに入れられ、そしてきっと殺されたんだと思います。

学生たちも真剣に見入っています。

事前に「予習」もしてきたし、また、Googleの画像翻訳も駆使して、真剣に学んでいました。

Googleの画像翻訳、凄いな、、、💦

ここは、毒ガスを部屋に送る装置のある部屋です。

本当にここでも、毒ガスが生成され、殺害に使われていたんですね。

学生たちも、語る言葉なしに、じっと見入っていました。

何を感じたのかな?!

当時のフランスの新聞です。

マウトハウゼンという言葉が見出しに出ています。

文章も読んでみたいところですが、時間がなかったので、、

3時間くらい、この収容所の中を見て、学びました。

きっと何か、大きなものを得たんだろうと思います。

3人っていうのもいい人数ですね。ホントに。

この門の先に出られた人は、「ホロコーストサバイバー」と呼ばれます。

ほとんどの人がこの門を出ることなく、死んでいったんですよね。

そういう場所なんですよね。

帰りは、こんな野の道を歩いて、バス停に向かいました。

この野の道が素敵なんです。

このマウトハウゼン行きのバスに乗って、行って戻ってきました。

収容所の最寄りの駅から45分くらいかな?!

この361番のバス、知っておくといいかもです。

リンツからは、ICEでひとっ飛び!!!

ちなみに45分くらい遅延している電車に乗り込みました。

そして、ウィーン中央駅に到着!!

遂に遂に「最終目的地」にやってきました!!

無事にウィーンに着きました!!!

ウィーンの街並みをバックにパシャ📷!

いい感じいい感じ。

今回は、ホテルじゃなくて、巨大なアパートメントへ。

8人泊まれるアパートメントを4人で贅沢に😊!

そして、いきなりメインディッシュ!!!

シュテファン大聖堂の前へ!!

中は荘厳です。

神秘の世界へ。

そして夜は、絶対にここ!!

フィグルミュラーへ!!

ウィンナーシュニッツェルとミニサラダ!!!

やっぱり最高でした!!

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