Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

【ドイツ修養の旅6日目】戦争、妊娠葛藤相談所、新ラーメン店!

いよいよ折り返し地点を超えて、後半戦へ。

この日は、朝10時に集合して、「テロのトポグラフィー」に行きました。

これまでは、ずっと「強制収容所」に行ってきたけど、今回はここ。

このテロのトポグラフィーは、入場無料で、そして写真展示がいっぱい。

さらに、正真正銘本当の「ベルリンの壁」も残っています。

ここ以上の「見るべき場所」はないかなぁ、と。

政権に批判的な知識人や著名人を収容所に送ることで、ナチの権限を強めていった。

ユダヤ人や少数派への嫌悪と、(反体制の)知識人の弾圧。

今の日本と、根柢の根柢でどこか通じているようで、胸が痛くなりました。

それにしても、過去の悲惨な現実をここまで「展示」することに驚きを隠せません。

日本では、「日本人の蛮行」については、ほぼ見ることができません。

「被害」についての資料は展示されていますが、「加害」については本当に全く…

(ゆえに、「なかった」という過去の否定が広がっていくんでしょう)

あと、このエリアに、家族・高齢者・女性・青少年省がありました。

「おお、ここが、あの家族・高齢者・女性・青少年省かー!!!」って。

僕一人、めっちゃ興奮していました。

その後、本当は、ヨーロッパで虐殺されたユダヤ人メモリアル(記念碑)に行きたかったのですが…

アンペルマンショップに立ち寄り、昼食をゆっくり取りすぎたために、時間がなくなり、断念。これは、みんなに見せたかった…(;;)

アンペルマンショップ!

ドイツ・古ベルリン料理店の「シュヴァイン・ハクセ」!!

そして、カリーヴルスト!!!

旨い!!!

そして、そのまま、、、

ブランデンブルク門!!!

二人の学生が「アンペルマン」になりきっていました。

こういうの、好き、、、(;'∀')

でも、アポイントがあるので、先を急ぎました。(というか、絶望的に遅刻…)

この日は、5人ー5人で別れました。

相談所組と水族館組。

水族館組を水族館に送り、僕らはタクシーで妊娠葛藤相談所へ。

今回訪れたのは、「BALANCE」という相談所でした。

ここでも、妊娠葛藤相談をやっていますが、内密出産には関わっていないんだとか。

ベルリンでも、4,5か所の葛藤相談所でしか、内密出産の専門家がいないんだとか。

今回、大きな発見だったのは、「妊娠相談所」と「妊娠葛藤相談所」は微妙にズレがあって、また、「妊娠葛藤相談所」と「匿名・内密出産」との間にも、溝、というか、ズレがある、ということでした。

バランスでは、どちらかというと、「セクシャリティー」(性と生殖)の問題に強くコミットしている団体で、お話してくれた女性医師の相談員さんも、「予防」としての「性教育」に力をいれている方でした。

性教育の「教材」がいっぱい、ありました。。。

ちょっと過激な感じもしましたが、「リアリティー」はありました。

30分ほど遅刻してしまったんですが、2時間ほどのインタビューを行うことができました。

何度も「ごめんなさい」と言ったのですが、その点については、許してもらえませんでした…。

が、とても丁寧に対応してくれて、本当に素敵な方でした。

夜は、ドイツ語クラブ幹部(?)の学生とラーメン店へ。

このお店が、また凄かった。

創業してまだ1年も経っていないのに、超人気店。

しかも、店長さんは、元気で素敵な日本人女性の方!!

オーナーさん?は、この店長さんに全部任せているみたいで、、、 しかも、この店長さん、某有名ラーメン店での経験もあったんです。というか、この方、そのお店で、見たことがある!!(記憶に残ってた!)

醤油、塩、味噌、魚介豚骨、タンタン豚骨の五種をいただきました。

詳しくは後ほど書くとして、醤油は、ドイツで王道となりつつあるやや甘みのあるすっきり醤油味、塩は、見た目こそ淡麗系塩だったんですが、味的には、しょっぱさ控えめのさっぱりとした塩スープ、味噌は、濃厚ではありませんでしたが、味噌の味がダイレクトに伝わる王道系のスープ、魚介豚骨は、魚介控えめで豚骨強めの食べやすい魚豚(これ自体、ドイツではとても珍しい!ちゃんと煮干しや鰹節もスペインから輸入しているんだとか)。タンタン豚骨は、胡麻の風味がかなり強いラー油入りの辛いひき肉入り担々麺でした。これはもっともっと新たな可能性があるんじゃないかな、と。

どれも、かつてのドイツを思えば、本当に本格的なラーメンでした。が、正直、まだまだこれから!って感じのラーメンだったかな、というのが僕の印象。ここにきて、ラーメンに目覚めたドイツ人が次々にお店を開業させています。日本人のラーメン店もあぐらをかいてはいられません。「日本人が作る」という理由だけでは、これからは生き残りは難しいと思います。でも、研究熱心な店長さんだけに、今後の飛躍を期待したいと思います。

徹底的に「箱」にこだわったお店でした。

このコンセプト感、好きだなぁ~、、、

その後、インドレストランでカクテルを飲んで、気持ちよくホテルに戻りました。

コメント一覧

kei
南京豆さん

白アスパラのことですね! まだこの時は出回っていませんでした。きっと今頃、出回っているのではないでしょうか??

本場ドイツで白アスパラ食べたかったです(;;) 南京豆さんはドイツに行かれたことはあるのですか?? なかなかSpargelを知っている人はいないと思うので、、、
南京豆
ところでSpargelはまだ出回ってませんか
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