2017年は、音楽まみれの一年にするぞ!、と一人気合い入ってます。
当然、音楽づくりも!!
この数年、音楽づくりからは離れていたので、今年は音楽と共に生きる一年にしたいな、と。
また、しばらく休眠状態だったバンドも徐々に復帰に向けての準備を始めていて…。
で、せっかくまたバンドをやるなら、新曲をいっぱいやりたいな、と。
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昨年末に色々とありまして…。
で、「目の前が真っ暗」、という状態になりました。
人間、生きていれば、どうしても避けられないものってあるんですよね。
そんな時に、たまたま生まれたのが、「BE-yond the sky」という曲でした。
Beyondは、「~を超えて」「~の向こうで」「~を過ぎて」という前置詞なんだけど、その語源を辿ると、「yond」という古英語(古ドイツ語?)に由来するんだとか。つまり、Beとyondの二つの語でつくられた前置詞なんだ、と分かったんです。
とすれば、Beとyondを分けて、「~を超えつつある(yond)存在(Be)」と解釈できるのでは?、と。
まだ、「向こう側」には行っていない、でも、「向こう側」に行ってしまうかもしれない、向こう側に行ってしまうかもしれないし、いかないかもしれない。
そういう「不安」というか、「おそれ」を抱いている人はいっぱいいるのでは!?、とも。
なので、「空の向こうに行ってしまうかもしれない人」を想う歌としては、このbeyondはふさわしいのではないか、と。
そんなこんなで、できたのが、「BE-yond the sky」だったんです。
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今回は、曲をつくるプロセスも書いてみたいと思います。
作詞と作曲は、とりあえず、歌詞とメロディーを生み出さないことにははじまりません。
人によっては、歌詞から、曲から、って言っていますが、僕はどっちもかな。
歌詞と曲をつくるだけでも、かるく10時間くらいはかかります。
で、とりあえず、レコーダーで録音してみるんです。
僕も、昔はカセットレコーダーを使ってましたが、今はICレコーダーで録ってます。
それが、こちら!
ヘタくそでしょー!?(苦笑)
リズムマシーンのドラム(1パターン)を頼りに、ギターをかきならして、歌っていきます。
自分でつくった曲の場合、メロディーも全部自分で決めなきゃいけないんです。
これが、大変。
意外と、メロディーもあいまいで、歌いながら、「ここ、どうしようかなぁ」と悩むんです。
で、その後、ドラムパターンを考えて、ベースラインを考えて、ギターも考えます。
全部、「楽譜」はないので、自分でそれぞれ考えていかなければなりません。
で、それを全部考えた上で、デモ音源を作っていきます。
デモ音源を作るのに、今はほとんどの人がパソコンを使っています。
有名なのは、「CUBASE」と「Pro Tools」ですね。
最近では、「STUDIO ONE」が人気なんだとか…
でも、僕は、MTR世代の人間なので、どうもPCで音楽をつくるのには抵抗があります(苦笑)。
もちろんPCでつくった方が色んな意味で機能的だし便利だしデータの共有もできるし…。
それでも、僕は、手軽で、サクサク録音できるMTRの方が好きなんです。
MTRって、簡単に言えば、多重録音できる機械のことです。
これを使って、ドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルと録音していくんです。
これがまためちゃめちゃ大変なんですけど、、、
全部含めると、30時間くらいはかかるかな!?
まぁ、時間のかかる趣味であります。
でも、お金をかけないで、曲を完成させて、YouTubeにのせることまでできるんだから…。
…
で、完成したのが、こちらです!!
↓↓↓
自分で言うのもなんですが、とってもいい曲になったかな、と。
上の簡素なICレコーダー音源とは、雲泥の差でしょ!?
こういう風に、曲をつくって、録音して、音楽を楽しむっていうのもできるんですねー。
...
音楽は、聴いてくれる人のためのもの。
色々と語りたいことはあるけど、聴いてくれた人がそれぞれ何かを感じてくれたら、と思います。
歌詞も曲も、(ヘタなりに)心を込めてつくりました。
誰かの心に響くといいなぁ。。。