毎年、4月になると、18歳の若者たちにたくさん出会います。
自分の年齢はどんどん上がっていくのに、出会うのはずっと18歳の若者たち。
あと1か月で46歳になる僕には、もう18歳の子たちの気持ちなんて分からず…😢
いや、「いつでも瞳を閉じれば気持ちはセブンティーン」・・って叫んでいるけど、実際、それはもう無理がある(苦笑)
18歳の子たちからすれば、45歳の人間なんて、「はるか遠い人」なんだろうし、逆に僕らからすれば、「はるか遠い若者たち」ってことになる…。(だからといって、「分かり合えない」とは思わない☝。年齢や国籍に関わらず、分かり合える人とは分かり合えるし、分かり合えない人とは分かり合えない)
…
そんなことを考えていたら、「あ、僕には曲があった」って思い出したんです。
18歳の時に作った曲、色々残っているんです。っていうか、中学生の時から「作詞」と「作曲」を趣味(というか生きがい?)にしていたので、僕の人生全部に「曲」があるんです。
18歳の時に作った曲の中で、一番思い入れのある曲が、「心の鏡」という曲です。
心の鏡
遠ざかる景色を 見つめ 流れていく
貴方の声さえ 戻ることなく
短い過去が永い永遠に 眠りから覚めて
途切れた時間さえ 今は動かない
堕ちたのが最大の弱みなのか
短い過去が永い永遠に 眠りから覚めて
消えることなく また現れてこない …無情な現実
貴方だけを残す鏡が割れない
貴方だけを映す鏡が笑う
貴方を恨み 殺めてやりたい
貴方だけを残す鏡が笑う
短い過去が永い永遠へ 眠りから覚めて
消えることなく また現れてこない …無情な現実
Dress 纏ウ 鏡ノ前 白イ血ニ染マリ 逆サマニ回ル
貴方だけを残す鏡が割れない
貴方だけを残す鏡になりたい
貴方を恨み 殺めてやりたい
貴方だけを残す鏡が 笑う
貴方だけを残す鏡が割れない
貴方だけを残す鏡に…
貴方を恨み 殺めてやりたい-アヤメテヤリタイー
貴方だけを残す鏡が笑う
なかなか当時としてはハードな曲だったかなって思います。
18歳の頃って、思い返せば、「本に目覚めた頃」でした。この曲のタイトルは、当時読んでいたダニエル・キイスの本のタイトルから取ったものでした。「悪の華」と同じ戦法(?)です。
でも、今、読み返すと、歌詞の内容とどうつながってんだか…(;^ω^)
作った僕自身が、よく分かりません…。当時、「心理学」に興味を強くもっていて、「心」のつく小説や本を結構読んでいた気はします。「人間の心」ってなんだろう?って。昔から、「人間って何なんだろう?」って考えていたんですね。
もう26年くらい前に、カセットテープのMTRで録音した曲なので、何もかも違う時代の曲ですが、僕にとっては「我が子」のようなもの。
こんな曲も作っていたんだなぁって、改めて、「いい気持ち」になりました。まぁ、音は悪いし、バランスも悪いし、演奏はよく分からないし、歌もへたっぴだし、色々ツッコミどころ満載ですが、当時の18歳の僕が必死になって作った曲で、今でも「いい曲だなぁ」って、自画自賛してます(苦笑)
よかったら聴いてみてください\(^o^)/