ようやくネット環境が最悪だったドルトムントのホテルを抜け出して、ドイツのおじいちゃんとおばあちゃんの家にやってきました。日本人だと多分ほとんどの人が知らない町だと思いますが、縁があって、よく来ています。ゾルタウという町です。一応、錫で有名な街なんです。
ドイツのおじいちゃん、おばあちゃんというのは、血縁関係にある祖父母ではありません。祖父母は全員天国に行ってしまいました(なんか、切ない)。ですが、ちょっとした縁で、もうかれこれ6年くらい、おつきあいさせてもらっている老夫婦なんです。おじいちゃんが81歳で、おばあちゃんが84歳。二人で大きな大きな家で暮らしています。(お年寄りには広すぎて、ちょっと大変みたいですが…)
どれくらい広いかって?!
お庭をみてください。
これ、全部お庭ですからね。凄いですよね。今日は、日曜日=OFF日ということで、ここでのんびり過ごしました。幸福な一日でした。ホント、のんびりぼけーっとして、否、ドイツ語でひたすら会話をして過ごしました。おじいちゃんがひたすら僕にビールを飲ますので、昼間から酔っ払いでしたが…。
幸せです。ホント。心から感謝。
そうそう、今日は、途中で、ブレーメンの音楽隊で有名なBREMENを通過しました。
ここに映っている電車はICという特急電車なんですが、これが最悪でした。なんと電車のエアコン(Klimaanlage)が壊れているんです。コンパートメントの座席しか空いてなくて、そこに座ったら、もわ~っとけだるい空気が流れているんです。しかも、窓が開かない、という。車掌も、あまりの僕らの苦しみを見かねてか、お水をもってきてくれたくらいです。地獄でしたが、いい思い出になりました。
あと、水曜日に仕事で来たケルン。
そのケルン中央駅の目の前にそびえたつのが、こちらの大聖堂。世界遺産です。なかなかのド迫力でした。
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今回、赤ちゃんポストやその設置者やその関係者に会って話を聞いているのですが、どうも話が変。というか、政治的にいろいろと動いています。反対派の人の本も入手しました。「赤ちゃんポストは認められない」という言葉がそこに書いてありました。
でも、赤ちゃんポストの設置者たちの信念は揺るがない(という場合もあれば、そうでない場合もありますが…)。きっとこの辺が、今後のリサーチのポイントになってくるかな。確実に揺らいでますね。現場からは、「法整備」が強く求められています。単純に言えば、母子の匿名の救済を優先するか、戸籍法を優先するか、という議論をどう決着させるか。そこにかかってきています。
明日は、ギュンタースローという小さな町(?!)に行ってきます。ここにも赤ちゃんポストがあるんです。しかも、ゾルタウのおばあちゃんのお母さんの故郷なんだそうです。いやー。偶然というかなんというか。
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この先、どれだけ更新できるか分からないけど、できるだけ更新したいと思います。
では。チャオ♪