遂に遂に、、、
40代最後の1年を迎えることになってしまいました。
本日をもって、48歳を卒業し、49歳になることになってしまいました。
もう、おめでたくもなんでもなくて、、、
「ああ、遂に40代最後の1年を迎えてしまったか、、、」
っていう気持ちでいっぱいです。
来年、もし僕がまだ生きているなら、50代に突入してしまうんです。
人生50年って言われる時代であれば、僕ももう「終わり」の年齢になるんです。
40代まではまだ、なんか「若造」って感じもギリギリありますが、50代となると、なんか人生に重みがあるっていうか、簡単に言えば、「人生の後半戦」って感じがします。
それに、50歳まで生きられたなら、もうそれだけで凄いことだ、って心から思います。
50歳を迎えたくても迎えられずに、この世を去っていった人のことを思うと、、、
とはいえ、まだ僕はその50歳まではまだ365日あります。
この一年、無事に生きることができれば、50歳をお祝いできます。が、どうなるかなんて、誰にも分からないし、明日どうなるかだって分かりませんからね。
とりあえず、40代最後の1年、1日1日を大切に、できるだけノーストレスで、できるだけ穏やかに、できるだけ平安に過ごしていきたいなって思いますね。ホント、「ノーストレス」が一番一番大事ですからね(;・∀・)。
…
このブログでは、誕生日の日に一年の大反省会をやってます!
>昨年の「サヨナラ、47歳の僕」の日記はこちら!
>一昨年の「サヨナラ、46歳の僕」の日記はこちら!
>三年前の「サヨナラ、45歳の僕」の日記はこちら!
このブログを遡ると、過去の自分がどんなことを考え、どんなことに悩み、どんなふうに生きてきたかが分かって、楽しいんですよね。
SNS時代だからこそ、残せる記録はいっぱい残したいものです。
ラーメンの記録もいいけど、自分の思索(Gedanke)も言葉に残しておきたいですね。
ってことで、、、
各トピックスに基づいて、48歳の1年を振り返りたいと思います!
1年に1度の大反省会、スタート!!
ACTIVITY
48歳の一年は、そんなに社会的な活動は多くありませんでした。あったかもしれないけど、覚えていないっていうか…。表立った活動って、ほとんどなかったですね。あ、いや、でも思い返すと、過去に経験したことのないこと、いろいろありましたね。
一番印象に残っているのは、昨年12月に、久々に参加した国際学会で発表したことかな?! ニュージーランドのオークランド大学で、旧知の仲間と「Manabi and Minna as Japanese Educational Anthropology: How Can We Learn to Live Together in Schools?」というタイトルの発表をしました。日本では「赤ちゃんポスト」「匿名・内密出産」の研究がメインの研究になっていますが、世界では「Manabi」(日本の学びを世界レベルで捉え直す)研究に力を注いでいます。少しずつこの「Manabi研究」も海外の研究者に認知されつつあって、わりとたくさんの人に聴いてもらえて、嬉しかったです。
国内的には、昨年の1年、「出自を知る権利」に関する某研究会のメンバーになって、行政と民間の専門家会議に参加しました(今も継続中です)。僕が学生の頃から知っている先生とかもいて、こちらもかなり緊張感をもって毎回参加しています。子どもの出自を知る権利を可能な限り保障しつつ、でも、子どもの命を守り、女性の尊厳を守る道をどう創っていくか。具体的でありつつ、とても抽象性の高いテーマで、毎回、頭をいっぱい使っています。
BODY
48歳の一年も、大きな病気にはならず、基本的には日常生活を普通に過ごすことができました。
ただ、これまで経験したことのない「腰痛」に2度ほど苦しみましたね。腰痛は本当に辛いものがあります。今はなくなっていて、大丈夫ですが、またきっとこの腰痛に苦しむことになるのでしょう。老いるということは、痛みの経験が増えるということ。
あと、この48歳の1年で、「肩の痛み」に苦しむことが増えました。いわゆる「五十肩」っていうんですかね。主に左の肩がすごく痛い時期があって、これもまたとても辛い痛みの経験でした。
持病?の尿管結石は、なんかこの1年静かでしたね。尿管結石のあの激痛がないっていうのは、本当に幸せなことです(😂)。
肥満については、もう完璧に絶望的でして、、、😿 40代前半はまだ「痩せるぞ!」とか「ダイエットだ!」って頑張れましたが、もうちょっと完全に諦めモードです…。
あと、この1年で一番身体的に変化したのは、髪の毛の量ですね…。髪の毛がどんどん少なくなっていって、これは本当に辛いですね…。愚息にも「ハゲ~🎵」って言われるし、(一部の大変失礼な)学生からも「髪、薄いですね」って言われるし…。ヴィジュアル系バンドマンとしても、「あー、もう、終わったな…」って感じですよ。ただ、まだ全体的には髪の毛はあるので、それを維持したいところですが、でも、無理に化学薬品とかを使って増毛したいとは思いませんね。
一つ言えるのは、48年間、よくぞここまで髪の毛、残ってくれたな、ありがとう!っていうことだけですね。もう少し早く「はげる」と思ったけど、わりとホント頑張ってくれましたよ。きっとこの1年でますます薄くなっていくと思うけど、ここはぐっと受け入れていきたいと思います(正直、まだ受け入れられなくて、、、)。
でも、いいんです。まだ、元気に生きられている。それだけで💯点なのだから…。
SOUL
48歳の1年、精神的には、またかなりかなり追いつめられる出来事がありました。この半世紀近い人生の中でも、一番「精神的苦痛」を感じる出来事がありました。詳しくは書きませんが、耐えがたい苦しみでした。
でも、その出来事のおかげで、自分自身のこれまでの固着した考え方から脱出することができた気もします。今思えば、「いったい僕は何と戦ってきたんだろう?」って思う感じで、、、。
その出来事の渦中はすごく辛かったですが、それを経て思うのは、「なんかすごく気持ちが軽くなったな」ってことでした。長い時間を経て固まってきた自分の姿勢というかマインドを変えるのって、すごく難しいんです。それを「時代のせい」にすることもできるけど、でも、自分自身が楽になったのだから、これでよかったんだなって思えます。
解放されたっていうか、自由になったというか、端的に楽になりました。
精神的な面では、ものすごく大きな変化のあった1年になりましたね。諦め、諦念、とも言えそうですが、そのおかげで、過去にないくらいに精神的に穏やかに過ごせているので、「災い転じて福となす」かな?!って。
STUDY
研究的には、一つとても大きな成果がありました。自分の中でずっと長年の夢だった『Educational Philosophy and Theory』(教育哲学と理論)という国際ジャーナルに自分たちの論文が掲載されたんです。これはすっごく嬉しかったな。自分が書いた論文が世界中の教育研究者に読まれるんだから。(こちらのサイトで、論文の概要を見ることができます!)
書いたのは2022年頃なんですが、2024年のジャーナルに掲載されて、ようやく実物と対面できました。送られてきたときは、もうこのジャーナルを抱きしめて寝ましたよ。まさか、こんな僕みたいな(不登校~中卒~大検&通信で、めちゃめちゃな人生を送ってきた)人間が、世界の学術ジャーナルに論文を掲載できる日が来るなんて…。ホントに嬉しかったな。
それと、研究そのものじゃないんですが、とある「冊子」の巻頭に僕の文章が掲載されたんです。その冊子は、幼児教育系の冊子で、千葉市全域の幼稚園の先生や保護者が読む冊子で、一つ、自分が生きてきた千葉市に貢献できたかなって思うと、すごく嬉しい気持ちになりましたね。子どもにとって、子育てにとって最も大切なことは、「よく愛されること」と「よく遊ぶこと」ですよって、それを、これまでの自分の研究にひきつけて、語ることができました。
EDUCATION
上の「BODY」のところでも触れましたが、48歳の1年で、大きな出来事があり、自分の教育スタイルも大きく変わりました。すごく辛かったけど、でも、それを経て、より自由で、より気楽なスタイルになった気がしています。
いい意味で、「教育するぞ」「質の高い教育をするぞ」っていう(強迫的な)気持ちから解放されたんだろうな…。この一年で、これまたいい意味で、「僕が授業や講義をしたら、どうやっても、いい授業や講義になるんだな」って思ったっていうか(苦笑)。なんだろ、別に私語やら居眠りやらとかに、いちいちあれこれ言わなくても、全然大丈夫なんだなって身をもって知ったというか、、、。むしろ、そういう講義や授業の中身と関係ないところで、あれこれうるさくいうことで、結局は自分自身が不利益を被っていただけだったというか。
そういうこともあって、48歳の1年で、自分自身の大きな変化がありました。これからは、もっともっと「自由」で「楽しさ」のある講義や授業、あるいは教育活動をしていきたいなって思いますね。もちろん自分自身の中身は大きく変わっているわけではないので、語る内容はそんなに変わらないと思いますが、、、
RAMEN
48歳のこの1年、本当に本当に色んな土地のラーメンに出会うことができました。過去にないくらいに、色んなラーメンを食べることができました。
印象的だったのは、やっぱり八丈島のラーメンですかね。東京から船で10時間くらい、飛行機で1時間ちょっとの離島のラーメン、想像を超える素敵なラーメンがいっぱいあって、すごく記憶に残っています。また八丈島に行って、ラーメンめぐりをしたいなぁって思います。
また、12月には、久々の海外、ニュージーランドに行き、オークランドのラーメンをいっぱい食べることができました。海外のラーメンの食べ歩きもまた、僕のライフワークになっているし、ラーメンブロガー(ラーメンフリーク)としてとても重視しています。
冬~春には、関東エリア全域、東北、北陸エリアにも行き、素敵なラーメンにいっぱい出会えました。ホントに素敵なお店に出会い過ぎて、心底満足できる1年を過ごすことができました。そして、ますますラーメンが好きになりました💕(これはもう、もはや病気ですね、、、(;´Д`))
ROCK
48歳のこの1年、ホント音楽も楽しく充実していました。この1年、僕が顧問をしている軽音部の活動がかつてないほどに活発化していて、ライブハウスでのライブも、学園祭のライブも、無事に成功させることができました。
NEIN!のライブも夏にやることができて、しかも、初期NEIN!のボーカルのASUKAにも出てもらい、当時の名曲『Rainy, Two Romance』を演奏することができました😂 もう、ホント死ぬほど嬉しかったし、気持ちよかったです。
48歳になり、48歳を生きる中で、音楽を聴くことってあまりなくなってきました。音楽に助けられることもそんなにないし、かつてみたいに音楽に夢中になることもなくなってきました。無我夢中になれるバンドがあるわけじゃないし、応援したいバンドがあるわけでもなく…。男闘呼組のラストライブは見に行きましたが、それくらいだったかな?!
ただ、その一方で、演奏する方はどんどん楽しくなってきています。この1年、学生たちが「演奏したい!」という曲をコピーして、ライブで演奏してきましたが、これがなかなか楽しくて、、、。
48歳になり、「演奏すること」の喜びをひしひしと感じるようになりましたね。ギターを弾くのも、ベースを弾くのも、ドラムを叩くのも、本当に楽しくて楽しくて、、、。バンドをやることそのものが、大きな大きな喜びになっていて、それを今を生きる若者たちとやれているのが、本当に嬉しく思いますね。
昨年8月にやったNEIN!のライブ、本当に楽しかったです。ASUKAと三好君という僕が大好きな二人のボーカリストと一緒にやれて、本当に幸せを感じました。49歳になっても、まだまだバンド欲は全然消えてないし、もっともっとバンドをやりたいなぁって思えている自分が愛おしいですね。
あと…、僕がホンキでロックに目覚めるきっかけとなったBUCK-TICKの櫻井さんが亡くなったことは、とてつもない悲しみでした。櫻井さんの歌と共に生きてきた35年の日々。今もまだ、どこかで櫻井さんが歌ってくれているような…。櫻井さんの言葉に、どれだけ僕は感化されて、触発されて、鼓舞されてきたか。櫻井さんのことを思うと、今も胸が強く締め付けられます。でも、、、今も変わらずにBUCK-TICKの曲を聴き続けています。ずっと、僕が死ぬまで、僕はBUCK-TICKのファンです。
2024年6月。
いよいよ40代最後の1年が始まります。
最後の1年、僕的にはもう波風立たない1年になればいいかなぁって思っています。波風が立つことに疲れました(苦笑)。頑張れば頑張るほど、色んな問題が起こるこのご時世。頑張らないで、本当に力を抜いてやらないと、また波風が立ってしまいます。
40代を振り返ると、「四十にして惑わず」なんて嘘で、もうずっと惑うことばかりでしたね。とにかく右から左から前から後ろから上から下から、色んな矢が飛んできました。もう僕の背中はボロボロですよ、、、(;´Д`)
だから、49歳の1年は、できるだけ何もせず、できるだけ頑張らず、できるだけ本気にならず、できるだけ静かに過ごしたいですね。本当に心からそう思います。もう何かが起こることが嫌ですので、、、。
とはいえ、生粋の衝動性&多動性を備え持つ僕ですからね、また色んなことをやってしまうんでしょうね。すでに、色んなプランやプロジェクトを企図していますし、新たな試みも色々と考えています。ま、ほどほどに、、、と。
…
あと、この49歳の1年は、ブロガー人生20周年を迎える1年になります。2005年1月に始めた【Dr.keiの研究室】(269gブログ)も、2025年1月に、20周年を迎えるんです。
20年、ず~~~っとブログを書き続けて、、、
そんなメモリアルな1年なので、ここでまた一つ、大きなことがしたいなぁってぼんやり考えています。実現したら、すごく面白いことになりそうです。
Good bye my 48 years old, and Hello my 49 years old!!!
…
48歳で僕が一番聴いた曲は、、、
Lillies and Remainsの【Neon Lights】という曲でした🎵
僕がロックに目覚めたきっかけは「ポジパン」(ポジティブパンク)でした。そのポジパンの良さを感じる名曲だなぁと思って、この1年、ホントにいっぱい聴きました。
僕はこういう曲が好きなんです💕
誕生日の数日前、10年くらい前の卒業生2人にお祝いしてもらいました💕
何年経っても、こうやって僕と関わってくれる卒業生がいるっていうのが、何よりも幸せなことです。
こういう卒業生がいっぱいいるのもまた、「kei先生」なんですよね~~\(^o^)/
これからも、転がり続けるR&Rな人間で在り続けたいなって心底思います。
Dear next...