また、素敵な新曲ができました!
今回のこの曲は、これまでとちょっと違う作品になりました。
この曲の歌詞を書いたのは、僕でも、ボーカルのASUKAでもなく…
児童養護施設で暮らす中学生の女の子なんです。
中学生といえば、人生の中でも最も多感な年ごろ。
また、これまでの色んな問題が噴き出る年ごろ。
内面的な危機というか、内面的な混乱が起こるのもこの年ごろ。
そんな彼女が、書いてくれた歌詞なんです。
詳しいことは書けませんが、この詩は今を必死に生きる中学生の女の子の作品。
これをどう「読む」かは、聞き手のみなさんに委ねたいと思います。
…
音楽と養護。
音楽を通じてのケア。
まだ、漠然としているけど、自分がこれから取り組みたいテーマになりそうです。
いつか、こういうことをやってみたかったんです。
この曲は、彼女の耳にも届いていると思います。
この曲を聴いた彼女はなにをどう思うのだろう?
彼女の心のどこかで、何かが響いてくれたら、と願います。
直接彼女の支援に関わっているわけじゃないけど、、、
でも、音楽は、直接的に彼女の心に届くもの。
この詩の一番最後は、「青い空」。
どこまでも暗くて悲しい内容だけど、最後に一瞬見せる「青い空」。
それが、何を意味しているのか。
僕にも分からないけど、「空」という言葉に、「未来」を感じます。
僕としては、彼女がどんどん空の向うへと羽ばたいてくれることを願うのみ。
…
この歌詞を読んだ時、単純に、「凄い…」って思いました。
「自分を傷つけ 道にうずくまっていたけど そこに意味はあった」って、
これは、もう彼女にしか書けない詩だと思った。
また、最後の方の一節に、
「必死にもがくこの手 振り払われた 悲しいこの手」
というのも、彼女にしか書けない詩だと。。。
一番大切な存在に、振り払われた手…
この表現は、僕的には、「とんでもなく凄い…」としか思えない。
歌詞の全ての言葉に、魂がこもっているというか、、、
…
この詩を読んで、強く思ったのは、
「この歌詞に曲がつけられるのは、僕しかない」ということ。
もちろん、曲なんて、誰だってつけられる。
でも、「自分がやらなきゃダメだ」って心底思えたんです。
だから、ここまで作り上げるのに、随分と時間がかかりました(汗)
僕的には、これ以上にない差し迫った楽曲になったかな、と思っています。
***
よかったら、是非聴いてみてください。
そして、彼女にしか書けない歌世界を感じてみてください。
…にしても、、、
よく、中学生で、こんな歌詞が書けるな、、、
僕も歌詞を書いてたけど、ここまでは書けてなかったよな、、、と。
敗北感も若干あります、、、(;´・ω・)
一度、彼女に会って、話がしたいなぁ。。。
でも、何よりもまず、彼女がこの曲を気に入ってくれることを願います(;;)