Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

◆WAIL-for the blue sky-◆NEIN!◆「振り払われた悲しいこの手」…

また、素敵な新曲ができました!

今回のこの曲は、これまでとちょっと違う作品になりました。

この曲の歌詞を書いたのは、僕でも、ボーカルのASUKAでもなく…

児童養護施設で暮らす中学生の女の子なんです。

中学生といえば、人生の中でも最も多感な年ごろ。

また、これまでの色んな問題が噴き出る年ごろ。

内面的な危機というか、内面的な混乱が起こるのもこの年ごろ。

そんな彼女が、書いてくれた歌詞なんです。

詳しいことは書けませんが、この詩は今を必死に生きる中学生の女の子の作品。

これをどう「読む」かは、聞き手のみなさんに委ねたいと思います。

音楽と養護。

音楽を通じてのケア。

まだ、漠然としているけど、自分がこれから取り組みたいテーマになりそうです。

いつか、こういうことをやってみたかったんです。

この曲は、彼女の耳にも届いていると思います。

この曲を聴いた彼女はなにをどう思うのだろう?

彼女の心のどこかで、何かが響いてくれたら、と願います。

直接彼女の支援に関わっているわけじゃないけど、、、

でも、音楽は、直接的に彼女の心に届くもの。

この詩の一番最後は、「青い空」。

どこまでも暗くて悲しい内容だけど、最後に一瞬見せる「青い空」。

それが、何を意味しているのか。

僕にも分からないけど、「空」という言葉に、「未来」を感じます。

僕としては、彼女がどんどん空の向うへと羽ばたいてくれることを願うのみ。

この歌詞を読んだ時、単純に、「凄い…」って思いました。

自分を傷つけ 道にうずくまっていたけど そこに意味はあった」って、

これは、もう彼女にしか書けない詩だと思った。

また、最後の方の一節に、

必死にもがくこの手 振り払われた 悲しいこの手

というのも、彼女にしか書けない詩だと。。。

一番大切な存在に、振り払われた手…

この表現は、僕的には、「とんでもなく凄い…」としか思えない。

歌詞の全ての言葉に、魂がこもっているというか、、、

この詩を読んで、強く思ったのは、

「この歌詞に曲がつけられるのは、僕しかない」ということ。

もちろん、曲なんて、誰だってつけられる。

でも、「自分がやらなきゃダメだ」って心底思えたんです。

だから、ここまで作り上げるのに、随分と時間がかかりました(汗)

僕的には、これ以上にない差し迫った楽曲になったかな、と思っています。

***

よかったら、是非聴いてみてください。

そして、彼女にしか書けない歌世界を感じてみてください。

…にしても、、、

よく、中学生で、こんな歌詞が書けるな、、、

僕も歌詞を書いてたけど、ここまでは書けてなかったよな、、、と。

敗北感も若干あります、、、(;´・ω・)

一度、彼女に会って、話がしたいなぁ。。。

でも、何よりもまず、彼女がこの曲を気に入ってくれることを願います(;;)

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