http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110406-00000018-maip-bus_all
この記事を読むかぎり、とりあえず計画停電は4月で打ち切りになるようだ。
突然、「ブチッ!」といって切れる計画停電がなくなる。
それはそれで一安心、、、
でも、問題は解決していない。
「東日本大震災で被害を受けた鹿島火力3号機(茨城県神栖市)などの復旧・運転再開で供給能力は前日比100万キロワット増の4050万キロワットを確保できる見込み」
と書いてあって、ここには書いていないけど、現時点でも「原発」の恩恵は受けている。
これから、僕らが原発とどう向かい合っていくのか。原発なしの国にするのか、それとも、これからも原発に頼る国にするのか、これはもっと議論されなければならない問題だと思う。
僕らは、被害者でもありながら、加害者でもある。
僕らが電気に頼る現代的生活を続けている以上、僕らも原発のユーザーなのである。放射能のことで、東電に不信をもったり、批判したりすることもあるだろうけど、その批判している当の人間だって、電気や石油を使って生活しているのだ。
発電所が復旧され、計画停電がなくなって、よかったとは思う。けど、それで終わる話ではないはず。どういう社会にしたらよいか。どのような生活を送ればよいのか。原発はなくしていくべきか、存続させるべきか。原発に代わるエネルギーはあるのか。いや、無理なエネルギー供給はやめて、僕らの生活水準をみんなで下げていくのか。そんなことできるのか。
まだまだ、終わらせてはならない問題、山積である。