所沢で新旬屋本店の絶品ラーメン&雲海&トロちゃ飯を食べた後、
ふゆつきさんの車で、向かったのは、
焼き干し中華そば澪つくし
であります!
こちらの澪つくしは、千葉屈指の実力店【粋や】のネクストブランド店。
粋や創業者の小池君が次に仕掛ける「理想の焼き干しラーメン店」であります。
イメージ的には、まるわを離れ「亀喜屋」を築いた「石井モデル」かな、と👆
しかも!!!!
この澪つくしは、本ブログでお馴染みだった「梨の花@八街沖」の場所なんです!
00年代、八街時代に千葉ラーメン界に激震を与えた「梨の花」の店舗を改装して、2022年に再びラーメン店としてよみがえらせたのが、この「焼き干し中華そば澪つくし」なんです!!
なんか、ウルウルしますね😂
メニューです!!!
粋やのメニューと似たものもありますが、基本的には「別メニュー」ですね。
澪つくしのイチオシメニューは【中華そば薄口醤油】ですね。
実際には【中華そば濃口醤油】が多く出ているみたいですが、小池店主的には「薄口醤油」がおススメです!
そこに、【こってり醤油】、【つけ麺】、【すっぱいしーつけ麺】が並びます。
麺の種類も二つあって、粋や名物の「中太手揉み麺」or「細麺」を選ぶことができます。
小池君のオススメを聴くと、「中華そば薄口醤油×細麺」だそうです!!
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
中華そば薄口醤油
です!!
このボリューム、このヴィジュアルで一杯820円は…安いかも?!
そのヴィジュアル的には、「粋やっぽさ」がまだ感じられるかな…。
分厚くて大きなチャーシューと極太メンマとネギ、なると、カイワレ、海苔…。
トッピングも充実しています!!
zoom up!!
もう、まずはスープを飲みたいので、ずるずるっとスープを飲むと…
「うおおおお!!!超強烈な焼き干しスープだ!!!!ここは青森かー?!」
って思いましたね(n*´ω`*n)
一口飲んだ瞬間、「あ、これは鶏とか豚とか使ってないな」って思いました。
いわしの「焼き干し」、「煮干し」、「昆布」等の和風ダシに、煮干し油を加えた、まさに「煮干し・焼き干し醤油ラーメン」っていう感じ?!?!
動物系OFF、そして和風魚介ダシONLYという、究極の和風醤油ラーメン。
だから!!!、この中華そばは「薄口醤油」がいいんですね。納得!!😊
この「焼き干し」なんですが、完全に自家製、手作りの「いわしの焼き干し」なんです。煮干しっていうのは、いわしを「煮て干したもの」ですよね。焼き干しというのは、いわしを「焼いて干したもの」になります。
これが、「焼き干し」ですね!!
この二つからも分かるように、焼き干し文化は青森にあります。
このサイトによると、焼き干しに使われるのは、「アゴ(とびうお)」、「小アジ」、「カタクチイワシ」「マイワシ(ヒラゴ)」「ウルメイワシ(ドロボウ)」「小アジ」etc.などみたいですね。
このブログでも、これまで「焼きアゴ(とびうおの焼き干し)」のダシのラーメンの紹介などをしてきました。
小池君は、この焼き干しに魅了されて、2020年、自家製焼き干しを使った限定ラーメンを出しています。
この2020年が、もしかしたら「ターニングポイント」になったのかも?!…
今回のこの「中華そば鬱口醤油」は、おそらくこの2020年の「焼き干し中華そば」をモデルにしていると思われます。僕自身も、「ああ、あの2020年に食べたラーメンに似ている!!」って思いました(若干の違いはあれど…)。
話は長くなりましたが、この焼き干しスープ、むちゃくちゃ旨いっす!!😂
煮干しや魚介の和ダシが好きな人は、きっとみんなひっくり返られると思います!(?!)
既に出ているレポ等を見ていると、「しょっぱかった」というコメントも見受けられますが、僕的には、「まあまあしょっぱいかな」っていう感じですね。でも、しょっぱいのが苦手な人は、しょっぱさの弱い「濃口醤油」の方がいいのかな? けど、やっぱりまずは小池君おススメの「薄口醤油」で食べて頂きたいですね。
麺はこんな感じです!!!
この麺、千葉のラーメン業界では定評のある「麺処丹治」の麺なんですって!
千葉のラーメン界では、じわりじわりと「丹治」の麺の評価が上っている気がします。
今後、この丹治の麺がどこまで千葉で広がるのか?!
澪つくしの焼き干しスープに、この細麺、ぶっちゃけいいですね!!😊
ぱっつんぱっつんの歯ごたえ抜群の細麺、焼き干しスープに合ってますよ!
そこに、もっちりとした分厚いチャーシューも加わり、食べ応え満点です。
所沢からの連食でしたが、美味し過ぎて、あっという間になくなっちゃいました💦
いや~、こりゃ、クセになるわ、、、
…
それから、、、
ジャジャーン!!!
つけ麺(930円)
です!!
こちらも、焼き干しベースの純和風魚介スープのつけ麺です!!
風味というか、湯気の香りがとにかくすごくいいです✨
麺は、こっちも丹治の細麺で👆
ちなみに、「麺半分」でお願いしました。
この麺、そのまま食べても、やっぱり美味しいですね~。
この麺を、つけスープに入れて、、、
いざ、実食!!
こちらのつけスープもまた、焼き干しを使った純和風魚介味になっています。
あっさりしているけど、味がどこまでもディープで深淵な美味しさがあります!
このつけ麺も、ヤバいなぁ、、、。美味しさが爆発している…?!
香ばしさと焼き干しの風味と醤油の美味しさが強烈なインパクトになっていて…
いや~、「青森感」のあるスープですね~。
実際、この澪つくしをオープンさせる前に、スタッフ全員で青森に焼き干しラーメンを食べに行ったんですって。味の勉強のため、それから自分たちの味の確認のために。なので、澪つくしの味は、基本的に「青森の味」を意識したもの、と言ってよいのかな、と思います。もちろん「パクリ」とかではなくて、「自分たちの焼き干しラーメン」をより素晴らしいものにしよう、という気持ちが入っています。
そして、最後に「スープ割り」を!!
個人的にはね、是非とも「スープ割り」を頼んでほしいなって思います。
タレの味が弱まり、「焼き干しのダシ」の美味しさをダイレクトに感じられます。
ホントにホントに、美味しいスープだなぁ~~~(n*´ω`*n)
***
というわけで、、、
この9月2日にオープンした、千葉で話題の新店【中華そば澪つくし】の実食レポでした。
そう言えば、なんで「澪つくし」って名前にしたのか、聞かなかったな…。
銚子漁港で水揚げされたいわしにちなんで??
いや、「粋や」の名前の由来からすると、、、
「みお」に尽くしたい、という店主さんの願望から、、、?!?!
じゃ、「みお」って誰だ???ってことになる?!?!
おっと、あんまり詮索するのはやめておきましょう。。。💦
今度、小池君に尋ねたいと思います。
しかし、次はいったいいつ行けることになるのやら、、、😢
旧梨の花時代の時も、この沖交差点に行くのは、ホントに一苦労だったからなぁ…。
こちらが、小池クンの秘密のアヂトです!!(苦笑)
中の風景は見せられませんが、僕自身は見させてもらいました😂
この中に、小池君の「ラボラトリー」がありました💛
今は、ここで「粋や@西千葉」のスープも炊いているんですって!!
また、巨大な冷凍庫と冷蔵庫があって、「焼き干し」を作るための設備はばっちりとなっています。
駐車場もしっかり完備されています!!
この場所は、駐車場がないと、どうにもならないですからね、、、💦
嗚呼、誰か、またここに連れて行ってください!!( ;∀;)
…
PS Memory...
2010年の写真です!(当時のレポはこちら)
当時の「梨の花」の様子ですね。
あれから12年後の2022年、あの粋やの小池君の手によって、「澪つくし」として生まれ変わりました!
公共交通機関的には、なかなかアクセス困難ですが、車であれば、どの方面からも行きやすい場所であります。
みなさまも、是非一度、「完全手作り」の「焼き干し」を使った魚介100%の「純焼き干しラーメン」の圧倒的な味世界を楽しんでくださいませ!!!
…
あと、、、
こちらが、青森の焼き干しラーメンの代表格の【くどう】のラーメンです!!
焼き干し焼き干しって言ってたら、なんかまた青森に行きたくなってきた~😢
久しく青森に行ってないからなぁ、、、
今度、ゲリラ的に1泊2日で青森に行ってこようかな、、、、
…
焼干しラーメン、Amazonでも購入できます!
この焼き干しスープだけを買って、家で焼き干しラーメンを作るのも悪くない?!
焼干しの粉末の魚粉です!! これ、マジで欲しい!買う!