先日、悪麺友らんちばさんとふらっとミニラーメンツアーにでかけました。
われわれにしては珍しいたった2軒だけのラーメンツアー。
2軒だといいですね。なんというか、気持ちよく終われる、みたいな。
今回は、らんちばさんに行くお店を丸投げしていました。
そんならんちばさんが教えてくれたのが、こちらの『おそば ちくま庵』です。
聞いたことも、見たこともないです。場所もどこだか分りません。
ただ、四街道市であることは間違いないです。
でも、見てください。
ね。
どう見ても、お蕎麦屋さんです。
われわれの目的はただ一つ、ラーメンですよね?!?!
お店の前を見て、たまげました。驚きました。叫びました。
見てください。この立派な「ラーメン」ののぼりを!!!!
この風景を見た瞬間、僕はもう飛び跳ねましたね。
千葉の四街道に、こんなお店があったなんて。。。
いやー、ホント、まだまだあるものですね。ラーメンを提供するお店って。
しかも、すごい期待できそうです。
このお店は、もう創業して20年~30年くらいになるそうです。ラーメンを始めたのは、この10年ほどだと言います。麺は自家製麺で、スープも自家製。正真正銘の「蕎麦屋のラーメン」が食べられるお店なんですね。
創業者であるご主人とその息子さん(2代目)が働いておられました。ちょうど僕ら世代くらいかな? なんか、自分の世代と被る2代目でした。
メニューは、さすが。なんでもあるって感じでした。
いいでしょ?! なんか、沁みますね。
もちろん、われわれはラーメンを注文します。二人なので、チャーシューメンも注文しました。
じゃーん。
って言っても、この画像を見て、「おおおおお!!!!」って思う人はいないと思うんですよね。
でも、こちらのラーメン、かなり凄いですよ。食べ手のセンスがもろに問われてくるラーメンだと思いました。
このラーメン、多分普通の人が食べたら、「なんだ、普通のラーメンじゃん」ってなりそうです。基本的に、味わいは「昔ながらのラーメン」なんです。言うなれば、「社員食堂のラーメン」といった感じ。
こういうラーメンが実は一番難しいんですよ。ともすれば、このラーメン、ありふれたどこにでもある「昔ながらのラーメン」なんですよ。こういうレトロなラーメンを食べる時に、その「単なる昔ながらのラーメン」と、歴史と実力を兼ね備えた本格的な美味しいラーメンとをしっかり識別できなければなりません。ただ創業年数が長いというだけでは、ダメなんです。イメージ的に、「昔ながらのラーメン」は、そういう点で難しいんですよね。
食べ手としては、ここのラーメンが、「ありふれた昔ながらのラーメン」なのか、「本当に素晴らしい名店の一杯」なのかを判断できるかどうかが問われてきます。
で、わたくし。
僕の直感から言わせてもらうならば、ここのラーメンは、「マジで、ホンモノ」だと思われます。スープはあっさりしていて淡白でさらっとしていてありふれた感じのするスープでした。が、よーく味わうと、じわ~ってくるんですよ。マジで。聞けば、鶏スープに、煮干し類が入ったスープだそうです。知覚レベルで、煮干しが使われているのかどうかはわからないと思います。
なので、こちらのラーメンは、鶏+煮干しのあっさりイケイケラーメンなんですね。
こちらがチャーシューメンです。
何気に、こちらのチャーシュー、マジで美味しいです。
僕の大好物もありました☆
これは本当にうまかった。
こんな場所で食べる、歴史があり、力のあるラーメン(お蕎麦)屋さんのラーメン、
いかがでございますでしょうか!?!?