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ナビスコカップ第7節、ベンチ組が奮闘もアルビレックス新潟に怒涛の逆転負け!@東北電力ビッグスワン!

2012年06月28日 | 大宮アルディージャ観戦記2005-2019!
リーグ戦から中3日で消化試合となったナビスコカップ第7節。所要のためスカパー生観戦もできず、録画観戦。アウェイでアルビレックス新潟との一戦となりましたが、何とトータル7点も入る乱打戦を制したのはホームのアルビレックス新潟!

アルディージャは3点リードからロスタイムにかけて4失点してしまいましたが、普段リーグ戦ではなかなか見られないベンチ組が奮闘したようなので、いい消化試合になったようです。リーグ戦ではスコアレスドローばかり続いていたのに珍しい梅雨の珍事ではありませんねww。他会場も大差の勝敗が多かったみたいなので、リーグ戦ではドローが相次いだ前節の反動でしょうかね!?

2012/6/27(水)19時3分キックオフ【主審】吉田寿光【副審】竹内元人/川崎秋仁【入場者数】7,664人【天候】晴れ 22.1℃ 60%【得点】15分&48分 FW29清水慎太郎(大宮アルディージャ)、40分 MF13渡邉大剛(大宮アルディージャ)、61分 MF8小暮郁哉(アルビレックス新潟)、72分 FW14平井将生(アルビレックス新潟)、90分 DF4鈴木大輔(アルビレックス新潟)、90分+4 FW28鈴木武蔵(アルビレックス新潟)

ホームのアルビレックス新潟の布陣は4-4-2。2トップはFW14平井将生&FW9矢野貴章。中盤は左からMF18アラン・ミネイロ、MF8小暮郁哉、MF6三門雄大、MF26小谷野顕治。DFラインは左からDF36菊地直哉、DF3大井健太郎、DF4鈴木大輔、DF25村上佑介、GK1黒河貴矢。こちらも黒崎前監督から柳下正明新監督体制になって、リーグ戦では降格圏ですが、徐々に盛り返しつつある様子。

アウェイの大宮アルディージャの布陣も4-4-2。2トップはFW9チョ・ヨンチョル&FW29清水慎太郎。中盤4枚は左からFW16金久保順、MF7上田康太、MF6青木拓矢、MF13渡邉大剛。DFラインは左からDF24鈴木規郎、DF34片岡洋介、DF4深谷友基、DF14坪内秀介、GK31清水慶記。MF6青木拓矢を除いてリーグ戦からスタメンを大幅に入れ替えてきたベルデニック監督。GK31清水慶記は公式戦初出場おめでとうございます。DF14坪内秀介もケガから復帰してひと安心ですな(笑)

前半は意外とアウェイのアルディージャペース。両サイドからシンプルに前線にボールを運んでシュートを打つ。ベンチ組にもベルデニック監督がイメージする堅守速攻サッカーが浸透しつつあるようです。対する新潟も両サイドを起点に攻め込みましたが、逆にパスカットされてショートカウンターを食らう展開。

すると試合が動いたのは14分。中盤でFW16金久保順から左サイド裏に抜けたDF24鈴木規郎がクロス!新潟DFがクリアしたセカンドボールを拾って豪快に右足一閃したのは、FW29清水慎太郎!強烈なシュートがGK1黒河貴矢の手を弾いてゴールインしちゃいましたねー。公式戦初ゴールは強烈な印象を与えましたねー。オシャレ番長「JOKER」コンビの先制弾には少しワロタけど、FW32長谷川悠&DF22下平匠に似た仲良しホットライン炸裂でしょうか(笑)

ただ、この後はリードした後の課題というか、中盤でボール回ししているところから、ロストしてカウンターを食らう恒例の流れになってしまいましたねww。そりゃズデンコも首を振りますよね。MF18アラン・ミネイロやMF26小谷野顕治などミドルシュートにさらされましたが、ここで決められなかったのがラッキーだったか。直後の39分、右サイドでボールキープしたFW9チョ・ヨンチョルが強引に突破しようとすると、DF3大井のクリアミスを右足一閃したのはMF13渡邉大剛!こちらもGK1黒河の右手を弾いてゴールインしちゃいました。ということで、珍しく前半は0-2でリードして終了!

後半に入ると、リーグ戦に備えてかMF6青木拓矢に代えてMF23金澤慎を投入。すると2分、FW9チョ・ヨンチョルが右サイドをドリブル突破してCKをゲット。FW16金久保順の右CKからDF4深谷→MF13渡邉大剛→DF34片岡→FW16金久保と波状的にシュートを打つと最後はFW29清水慎太郎がこぼれ球に反応してこの日2点目をゲット!!大宮生え抜きの選手が攻撃に絡んでの得点は素晴らしかったし、少しシビレましたねー。決定的な3点目が入ったため、これで勝負あったかと思われましたが、そう行かないのがサッカーの面白いところ。

ここから今度はアルビレックス新潟の逆襲がスタートしちゃいましたww。まずは12分、FW9矢野貴章に代えてFW11ブルーノ・ロペス、MF18アラン・ミネイロに代えてFW23田中亜土夢を投入!その前にアルディージャはDF4深谷友基に代えてDF20キム・ヨングォンを投入。結果的にこの交代が奏功したのはアルビレックス。15分には波状攻撃の流れからMF8小暮郁哉→MF26小谷野顕治のワンツーからMF8小暮がシュート!GK31清水慶記がいったんセーブしたんですが、こぼれ球を再び小暮にねじ込まれて1-3!

やはりFW11ブルーノ・ロペスが前線で起点になると、FW23田中亜土夢とFW14平井将生が周辺をかき回して攻撃に勢いが出てきてしまったか。流れはジワジワとアルビレックス新潟に傾いていきました。アルディージャはDFラインから前線にボールを供給するだけになって、攻撃が単調化。FW9チョ・ヨンチョルに代えてFW27市川雅彦を投入しましたが、対する新潟もMF26小谷野顕治を下げて期待のルーキーFW28鈴木武蔵を投入!

すると27分、中盤でMF13渡邉大剛がボールロストしてショートカウンターを食らいうと、MF6三門→FW28鈴木武蔵→FW14平井将生→MF6三門雄大がシュート!セカンドボールをFW14平井将生に詰められて2-3!これでますます分からなくなってきたと言えるんでしょうかねぇww。そして「必然的!?」なドラマが訪れたのは44分!MF6三門雄大の右CKをいったんはクリアしましたが、再度クロスを上げられるとDF4鈴木大輔に頭でねじ込まれて3-3の同点!長いロスタイム4分にはアルビレックスのロングボール攻勢に押し切られる形で、MF6三門雄大の左CKをFW28鈴木武蔵(ヒーロインタビューの語り口がまだ若くてJOYっぽいww)に押し込まれて万事休す!

両チームとも結果的にルーキーが結果を残して、今後につながる一戦になったとはいえ、アルディージャ的には再度メンタルが問われる試合内容となったのが厳しかったですねー。中2日でまた正念場のリーグ戦に突入しますが、徐々にベルデニックサッカーが浸透しているようなので、時間はまだかかると思いますが、なんとか浮上のきっかけを掴んで欲しいですね!!個人的には慎太郎のヒーロインタビューも見たかったんですけどね(笑)

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