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J1第4節、「花冷え」ゲームは王者サンフレッチェ広島に1-5で歴史的大敗!@NACK5スタジアム大宮!

2016年03月22日 | 大宮アルディージャ観戦記2005-2019!
【ハイライト】大宮アルディージャ×サンフレッチェ広島「2016 J1リーグ 1st 第4節」

J1第4節は、今シーズンリーグ戦では未勝利の王者サンフレッチェ広島を迎え撃ちましたが、J1王者とJ2王者の格の違い、力量の差、チームとしての完成度の違いをまざまざと見せつけられての、歴史的な大惨敗を喫してしまいましたねー。

結果は1-5という精神的に堪える大敗でしたが、個人的には、5年前にナクスタで0-5で川崎フロンターレに大敗したドイヒーな試合を想起してしまいましたー。

あの試合も同点に追い付こうとして、後半前掛かりになってはフロンターレのカウンターの餌食になってしまい、今回の試合と似たような結果だったので、デジャヴ状態になってしまいましたし、5年経っても試合コントロールできないのは、「アルディージャらしい」というか、まだまだということなんでしょうねぇww。

後半開始早々から2枚替えしてーーの怒涛の攻撃は、非常に見応えありましたし、2点取れた可能性もありましたが、サンフレッチェ広島の高速カウンターの精度が非常に高く、逆に不必要なイエローカードを喰らって、相手選手をケガさせてしまった(DF19佐々木翔は右膝前十字靭帯断裂の重症、全治不明)のは非常に残念(広島サポーターの皆さまに対して申し訳ない!!土下座しても許してもらえないかもww)だったので、今後に活かして欲しいところですが、果たして。

まぁ幸いなことに!?今週はナビスコウィークなので、ゆっくりと頭を冷やしてもらって4月初戦のジュビロ磐田戦にいい準備をしてもらいたいですなぁ。

この日は好天と思いきや、夕方にかけて意外と寒くなったのですが、試合の方も「花冷え」的な展開になってしまったのが非常に残念ww。自分周辺のお客さんも、比較的若い一見さんが多くて、我慢して最後まで観てくれた方は比較的多かったようですが、初めて観た試合がこうも「ショッキング」な内容だと、さすがに定着してくれないかもしれませんねぇ(笑)

余談ですが、ちょうどこの後にイングランド・プレミアリーグ第31節のサウサンプトンVSリバプール戦がありまして、アウェイのリバプールが0-2とリードして前半折り返したんですが、後半開始に2枚替えしたサウサンプトンが何と3点取って大逆転勝利を収めるというゲームがあったので、興味のある方はサウサンプトンのクーマン監督采配をチェックしてはいかがでしょうかって、これから自分もジックリ見直してみたいところです。単純に比較するのは難しいかもしれませんがww。

2016/3/20(日)16時4分キックオフ 【会場】NACK5スタジアム大宮(さいたま市大宮区高鼻町)【主審】高山啓義【副審】木川田博信/武田光晴【入場者数】13,452人【天候】晴れ 16.5℃ 32%【得点】22分 FW9ピーター・ウタカ(サンフレッチェ広島)、39分 FW10浅野拓磨(サンフレッチェ広島)、60分 MF17横谷繁(大宮アルディージャ)、67分 MF6青山敏弘(サンフレッチェ広島)、73分 MF18柏好文(サンフレッチェ広島)、89分 MF30柴崎晃誠(サンフレッチェ広島)

ホームの大宮アルディージャ(監督:渋谷洋樹)の布陣は4-4-1-1。1トップはFW8ムルジャ&トップ下を流動的にMF41家長昭博(キャプテン)。中盤4枚は左からFW39泉澤仁、MF18横山知伸、MF10岩上祐三、FW9ネイツ・ペチュニク。DFラインは左からDF5沼田圭悟、DF3河本裕之、DF28福田俊介、DF22和田拓也、GK21塩田仁史。精神的支柱のDF2菊地光将がケガでベンチ外は痛い!代わりにルーキーのDF4山越康平クンがベンチ入りも出番なし。


アウェイのサンフレッチェ広島(監督:森保一)の布陣は3-4-2-1。1トップはFW10浅野拓磨、2シャドーは左からMF30柴崎晃誠&FW9ピーター・ウタカ。中盤4枚は左からMF18柏好文、MF37宮原和也、MF6青山敏弘(キャプテン)、MF14ミキッチ。DFラインは左からDF19佐々木翔、DF5千葉和彦、DF33塩谷司、GK1林卓人。FW11佐藤寿人はケガの影響もあったのか、ベンチスタートもこの試合は出番なし。


前半はやはり地力で勝るサンフレッチェ広島ペース。ただ3分にはアルディージャが右サイドからDF22和田拓也→FW9ネイツ・ペチュニクのワンツーでPA右侵入してから→MF41家長昭博→PA左に入ったFW39泉澤仁クンが角度のないところから強引にシュートしたんですが、GK1林卓人がセーブ。

6分にはDF19佐々木翔→FW10浅野拓磨→FW9ピーター・ウタカのスルーパス→PA右に入ったFW10浅野拓磨でしたが、その前にDF28福田俊介が左コーナへ逃れましたが、FW9ピーター・ウタカとFW10浅野拓磨の連携が最初に観られた場面。9分にもDF33塩谷司の縦パス→FW9ピーター・ウタカ→FW10浅野拓磨が右足シュートも力なく、ここはGK21塩田仁史がセーブ。

その後はジワジワとサンフレッチェがポゼッションを強める一方、なかなか鋭いカウンターを繰り出せないアルディージャ。サンフレッチェも両サイドからダミー気味にアーリークロスを入れてきましたが、試合が動いたのは精度の高いパス交換からでしたねぇ。

21分、右サイドを上がったDF33塩谷司→FW9ピーター・ウタカ→PA右裏に抜けたFW10浅野拓磨が折り返すと→FW9ピーター・ウタカがPA右に入ってあっけなく先制することに成功!

27分には右サイドへ展開するとDF22和田拓也が切り返しを失敗してボールロスト→MF30柴崎晃誠→MF6青山敏弘がトラップミスすると→FW9ネイツ・ペチュニクが拾って→MF41家長昭博→PA左にいたFW39泉澤仁が左足シュートも大人しすぎてGK1林卓人の正面wwとここはもう少し何とかならんかったか。FW8ムルジャもボール要求していましたけどねぇ。

29分には右サイドからDF33塩谷司が前線へ素晴らしいロングフィード→DFライン裏に抜けたFW10浅野拓磨でしたが、トラップが長すぎて助かりGK21塩田仁史がセーブも一瞬で危ない場面を作るあたりはさすが。

その後もサンフレッチェペースで試合が進むと追加点が生まれたのは38分!右サイドで簡単にボールロストしたDF5沼田圭悟→MF14ミキッチ→MF37宮原和也→FW9ピーター・ウタカ→PA右裏に抜けたFW10浅野拓磨が右足一閃!して2-0と勝負ありか。ジャガーポーズは良く観れませんでしたが、静かな前半はあっけなく0-2とされて勝負にならない印象となっちゃいましたww。

ただ41分にはMF10岩上祐三の高精度左CKのこぼれ球にDF3河本裕之がヘディングで合わせましたが、少しスピードが緩かったのでライン際でDF19佐々木翔がクリアも、ここで1点返していればという場面。このまま詰まらなかった前半は0-2で王者ペースで終了。

後半に入ると2点ビハインドのアルディージャベンチが動きました。DF5沼田圭悟クンに代えてDF19奥井諒を右SBへ、FW9ネイツ・ペチュニクに代えてMF17横谷繁を投入!DF22和田拓也を左SBにシフトして、昨シーズンと似たような布陣を敷いて反攻に転じましたねー。

いきなりキックオフからハイプレスをかける積極的な采配かと思いましたが、結果的に前掛かりになり過ぎてしまい、サンフレッチェ広島の高精度カウンターを何回も浴びてしまう展開へ。チケット完売のホームサポに何とか勝ち点3を届けたいという思いは理解できますが、試合を壊すまでバランスを崩して攻める必要があったのかは賛否両論!?

ただ森保監督も2年前の0-3から3-3に追い付かれた後半を覚えているので、0-0の気持ちで行けと送り出したんですが、完全に押し込まれる展開は少し想定外だったか。

6分には左サイドでボールキープしたFW39泉澤仁クンの右足クロス→PA内でFW8ムルジャがヘディングで合わせましたが、GK1林卓人がセーブ。

9分にはDF3河本裕之のロングフィード→左裏に抜けたMF41家長昭博→DF22和田拓也→FW39泉澤仁クンの右足アーリークロス→PA左裏に入ってきたMF17横谷繁クンが右足でオサレに合わせましたが惜しくもゴール左ポスト直撃!もここは決めていたかった場面!

ここでようやく1点返したのは14分!左サイドからFW39泉澤仁クンがボールキープすると→PA左裏に抜けたMF41家長昭博が折り返して→最後はMF17横谷繁クンが上手く詰めて2-1!と反撃の狼煙を上げるゴールでスタジアムの雰囲気が一変しましたが、ここからが両刃の剣というか、イケイケドンドンになってしまったのが結果的に悔やまれる展開に。

17分にはMF18横山知伸→MF41家長昭博→MF17横谷繁が潰れると→PA左からFW39泉澤仁クンがやや強引に右足シュートもサンフレッチェDFにブロックされてクリア。直後にはMF10岩上祐三→MF41家長昭博→PA内でMF17横谷繁が落として最後はMF41家長昭博が左足シュートもゴール右枠外へ。

これでさらに前掛かりになったアルディージャ。一方で落ち着いてカウンターの機会を密かに伺っていたサンフレッチェ広島はさすがの試合巧者。

ダメ押しの3点目をサンフレッチェが決めたのは21分!左サイドからややショートカウンター気味にMF30柴崎晃誠が持ち上がると→PA左裏に抜けたFW10浅野拓磨がDF3河本裕之をかわして→MF18柏好文がフリックすると→PAファーサイドまで上がってきて詰めたのはMF6青山敏弘!これが決定点となって1-3で万事休す。

ただこの失点にもめげずにさらに前掛かりになったのはアルディージャ。ここでサンフレッチェは2枚替え!FW10浅野拓磨とMF14ミキッチを下げて、MF16清水航平&MF25茶島雄介を投入!一方のアルディージャは27分、FW39泉澤仁クンに代えてFW7江坂任クンを投入!

しかーーし、直後にさらなるダメ押し弾を決めたのはサンフレッチェ!中盤のマークが緩くなってきたところでMF6青山敏弘が素晴らしいスルーパス→PA左裏に上がってきたMF18柏好文が落ち着いて右足シュートをゴール右に決めて1-4となってしまいましたが、ここまでくると5失点目、6失点目となる嫌ぁーな予感がしてしまいましたが、案の定そうなってしまいましたな。

この後にも鋭いカウンターを繰り出したサンフレッチェ。ここでDF3河本裕之がMF25茶島雄介を削ったとしてイエローカード。ただアルディージャは32分、MF17横谷繁クンの高精度右足CK→DF28福田俊介がドンピシャヘッド炸裂させましたが、ゴールライン際でMF30柴崎晃誠がクリアすることに成功!

33分にも鋭いカウンターを繰り出したサンフレッチェでしたが、MF41家長昭博がMF25茶島雄介を倒してイエローカードを喰らってしまう悪循環!?サンフレッチェは40分過ぎにFW9ピーター・ウタカに代えてFW22皆川佑介を投入して試合をクローズすることに成功しつつ、さらにダメ押しの5点目を決められて終戦ww。

ロスタイムには中盤でカウンタリングカウンターとなったDF19佐々木翔をMF18横山知伸が後ろから削ってしまいこちらも、止むを得ない感じでしたが、非常にもったいないイエローカードを喰らってしまいつつ、DF19佐々木翔クンが負傷してしまったようで、非常にカワイソウだったので、ゴメンナサイという感じでやや後味悪く試合が終わってしまいましたね。さすがに森保監督も激怒しましたが、これは当然の行為でしょう。

↓前半は大宮アルディージャボールでキックオフ!

↓前半はFW10浅野拓磨&FW9ピーター・ウタカの素晴らしいコンビネーションに簡単にDFラインを崩されてしまいましたwwにしてもウタカのフィジカルは非常に強くて、レンタルとはいえいい補強を相変わらずするところが素晴らしい。

↓前半左サイドでボールキープするMF18柏好文!後半ダメ押し点を決められてしまいましたね。

↓前半10分、MF10岩上祐三がMF6青山敏弘に厳しく行ってファウルを取られましたが、後半はかなり自由にヤラれてしまったか。ただMF6青山敏弘も本調子じゃないらしく、この日はパスミスも目立ったのが少し意外ではありましたw

↓前半34分、MF30柴崎晃誠の右ショートコーナー→MF6青山敏弘の右足クロス→PA内でクリアしようとするFW8ドラガン・ムルジャ!この日はゴールが生まれず不完全燃焼!?

↓後半から右SBとして投入されたDF19奥井諒!積極的に右サイドを上がり、ワンツーで裏を狙っていましたが、やや単調過ぎた感も。

↓後半4分、右サイドでMF14ミキッチにプレスするMF10岩上祐三!

↓後半15分、左サイドライン際でボールキープするFW39泉澤仁!

↓後半23分、サンフレッチェはMF16清水航平&MF25茶島雄介を投入し2枚替え!この采配も効果的で代わったMF25茶島雄介のドリブル突破も速かった。

↓後半27分、FW39泉澤仁クンに代えてFW7江坂任クンを投入!なかなか動きは俊敏で好調な様子は伺えました。

↓後半32分、MF17横谷繁クンの高精度右足CK→PA内でDF28福田俊介がヘディングするもゴールギリギリでクリアへ!DF28福田俊介のヘディング弾をライン際でクリアするMF30柴崎晃誠!


↓後半40分、最終ラインでボールキープするMF6青山敏弘!

↓後半41分、FW9ピーター・ウタカに代えてFW22皆川佑介を投入!


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