↓神様、仏様、ラファエル様!!ヒーローインタビュー!
Jリーグは短い中断期間を終えての再開でしたが、残り6試合ということで大詰めを迎えましたねー。今シーズンも不本意ながら残留争いをするなかでの最大の大一番!さいたまダービーとなりましたが、結果は1-0とダービー男ラファエルの決勝弾で浦和レッズに快勝いたしました!クラブ通算250得点目となるメモリアルゴールはやはりこの男が決めてくれましたねぇー。決勝点をアシストしたのは、今季初スタメン(J通算100試合出場)のMF18橋本早十の正確な左足クロスでした!
キックオフ開始前には、16位の甲府がアウェイでセレッソ大阪に4-0と大勝!これを受けて勝たなければいけないとのプレッシャーがかかったのは浦和レッズだったのでしょうか!?対する大宮は直近の天皇杯2回戦で福岡大学に敗れ、ナビスコカップでも浦和に敗れて、逆にやるべきことが明確だったか。
鈴木監督もコメントしていましたが、ダービーとなると大宮の選手のメンタルは高くなるので心配していないとのこと。これがここ数年のさいスタでの勝利につながっているのかもしれませんが。これでここ最近のリーグ戦の勝敗は4勝1分とアルディージャが大きく勝ち越すことになりましたが、それ以外では負け込んでおりますね。両チームともなかなかホームで勝てないのがさいたまダービーの不思議となっております。
試合後の記者会見で突然の辞任表明をした浦和のペトロヴィッチ監督ですが、進退はさておき来シーズンもダービーができるよう残留してほしいところです。
【主審】佐藤隆治【副審】相樂亨/大川直也【入場者数】34,654人【天候】曇一時雨 21.3℃ 84%
さてホームの浦和レッズの布陣は4-4-2。強力2トップはFW31デスポトビッチ&FW15エスクデロ・セルヒオ。中盤は左からMF7梅崎司、MF8柏木陽介、MF13鈴木啓太、MF10マルシオ・リシャルデス。DFラインは左からDF12野田紘史、DF17永田充、DF26濱田水輝、DF14平川忠亮、GK18加藤順大。日本代表から戻ったばかりのFW24原口元気をベンチに置いていますが、ナビスコカップなど、ここ数試合の好調な流れを引き継いだ布陣となりました。
アウェイのアルディージャの布陣は4-2-3-1。1トップはFW10ラファエル、3シャドーは左からMF18橋本早十、トップ下にMF8東慶悟、MF13渡邉大剛。ダブルボランチはMF17上田康太&MF6青木拓矢。DFラインは左からDF20キム・ヨングォン、DF34片岡洋介、DF4深谷友基、DF32杉山新、GK1北野貴之。レフティモンスターことMF18橋本早十が今シーズン初スタメン!でCKなどを担当していましたねぇー。
前半立ち上がりはホームのレッズがペースを掴みましたが、徐々にアルディージャも反撃。浦和の強力な2トップなど、アタッキングサードに入った選手を数人で組織的に囲んでの守備が徹底されていました。この守備でボールを奪ってから浦和の中盤のプレスが弱かったので、前線にボールを運べてはいたんですが、こちらもバイタルエリアでの決定力不足を露呈。ただ、前半は無理をしないで無失点で凌ぐというプラン通りの戦いが出来たのは結果的に大きかったようです。シュート数も4本VS5本ということで膠着状態の前半だったか。
さすがに後半に入ると、地力に勝るレッズが攻勢を強めてきました。4分にはMF7梅崎司の右CKからMF8柏木が左足でシュートはゴール左枠外へ。直後にはFW15エスクデロ・セルヒオ→MF7梅崎司→FW31デスポトビッチが詰めるも惜しくも合わず。7分にはこの試合一番の決定的チャンスがレッズに訪れました!中央で強引にドリブル突破してボールキープしたFW15エスクデロ・セルヒオ→中央をすり抜けてフリーになったFW31デスポトビッチがシュート!もGK1北野が体を張って防いで事無きを得ました!前半からデスポトビッチは攻撃の起点となったり、シュートを積極的に打って孤軍奮闘が目立ちました。
ここで鈴木監督が動きました。MF17上田康太に代えてMF23金澤慎を投入。中盤でガッツリ守備を固めて一発を狙う作戦でしょうか、結果的にこの采配が成功します。20分にはペトロヴィッチ監督も動いて、FW31デスポトビッチに代えてFW24原口元気を満を持して投入!システムも4-2-3-1に代えてFW15エスクデロ・セルヒオを1トップにしました。デスポトビッチがいい動きをしていただけに、この交代は大宮にとってラッキーだったか。交代直後にFW24原口は縦に鋭い突破を見せて大宮陣内を切り裂きましたが、この後は珍しく不発。今度は鈴木監督が動いて、DF32杉山新に代えてFW7イ・チョンスを投入。DF13渡邉大剛を右SBに下げてさらに守備を固めました。その一方で両サイドで起点を作りたいという攻撃的な狙いもあったようです。これでFW10ラファエルがサイドに流れてボールを受けたりせずに、中央で決定機を待つという状況が作られたとすれば、巧みな采配でした。
そして試合も終盤の38分、左サイドで浦和DF3人に囲まれたMF8東慶悟が潰れたスキを突いたのが、DF26村上のスローインを受けたMF18橋本早十!正確な左足クロスに中央で打点の高いヘディングを合わせたのはFW10ラファエル!GK18加藤がほぼ動けずにボールがネットに刺さって待望の先制弾は決勝点となりました!!ロスタイム4分と長かったですが、レッズの猛攻をしのいでこれまた大きな勝ち点3をゲット!
ただ、残り5試合は上位の名古屋、川崎、鹿島、広島と厳しい戦いが続くので勝って兜の緒を締めたいところ。次節は鬼門のホームで久々に勝ち点を得ることができるのか、正念場を迎えています。毎試合ダービーの気合で泥臭く、泥臭く、泥臭く、死ぬ気で、死ぬ気で、死ぬ気で残留を勝ち取るのだ!!
↓やはり勝ってしまった週明けのエルゴラトップでしょう!
↓降格を知らないクラブの魔力ってww。まぁ確かにそうですけどね。