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「四国初のJ1」!歴史的なプレーオフを2-0で制したのは徳島ヴォルティス!@国立競技場!

2013年12月09日 | 大宮アルディージャ観戦記2005-2019!

2013年J1シーズンはあっという間に終わってしまいましたが、最終戦の湘南戦は後回しにして(詰まらなかったからww笑)、番外編の続きはやはり、大注目のJ1昇格プレーオフ@国立競技場!京都サンガVS徳島ヴォルティスの一戦でしたが、京都に対して相性の良い徳島ヴォルティスが、セットプレーとカウンターで仕留めて2-0で「四国初のJ1」をついに手繰り寄せました!

歴史的な瞬間に図々しくゴール裏に潜入して、拍手喝采してから撤収しちゃいました。やはり戦ですから「四国初のJ1」という大義名分が効いたかなぁという印象を持ちましたが、小林伸二監督の戦術がハマりましたよねぇ。

改めて徳島ヴォルティスサポーターの皆さん、おめでとうございます!来シーズンはナクスタで、お待ちしております&鳴門にまた行くかもしれません。讃岐もJ2昇格したんで「うどん」ツアーが楽しみでございます。

手数をかけるパスサッカーの京都VSシンプルなカウンター攻撃(堅守超速攻)の徳島でしたが、やはり後者の戦術がハマりまくって、内容的には京都だったんですが、結果をものにしたのはヴォルティス。必殺「昇格請負人」小林伸二監督のしたたかな采配が、準決勝に引き続いて奏功したのは言うまでもありません。

観客数は2万3000人超え。昨年の2万7000人には及びませんでしたが、双方のサポーターが大勢詰めかけての雰囲気はサイコーでしたね。この日は前の会社の徳島出身の友人にもお声がけして、彼も歴史的な瞬間を目撃できて感動していたようです。自分的には、J1に昇格が決まった時の大宮アルディージャの試合を思い出しましたが、国立競技場で昇格が決まるのは、なんとも贅沢な瞬間ですねぇ。

国立競技場でサッカーを観るのは数年前の代表戦以来!?でしょうか。京都寄りのメインスタンドは初でしたが、非常にゆるりと見やすい席で楽しませていただきました。寒かったは寒かったですが、ギリギリ観戦できる範囲かなぁ。ホットワインが人気で売り切れちゃってましたねww。

2013/12/8(日)15時30分キックオフ【主審】村上伸次【副審】相樂亨/山内宏志【入場者数】23,266人【天候】晴れ 11.0℃ 37%【得点】39分 DF5千代反田充(徳島ヴォルティス)、43分 FW11津田知宏(徳島ヴォルティス)

ホームの京都サンガFC(監督:大木武)の布陣は4-3-3。3トップは左からFW14山瀬功治、FW17横谷繁、FW7駒井善成。中盤3枚は左からMF18倉貫一毅、MF4秋本倫孝、MF10工藤浩平。DFラインは左からDF16福村貴幸、DF20バヤリッツァ、DF2酒井隆介、DF8安藤淳(キャプテン)、GK21オ・スンフン。GK21オ・スンフン、MF18倉貫一毅は古巣対決。


アウェイの徳島ヴォルティス(監督:小林伸二)の布陣は4-4-2。2トップはFW11津田知宏(キャプテン)&FW13高崎寛之。中盤4枚はFW20大崎淳矢、MF14濱田武、MF7柴崎晃誠、MF18宮崎光平。DFラインは左からDF3アレックス、DF26橋内優也、DF5千代反田充、DF23藤原広太朗、GK1松井謙弥。GK1松井謙弥も古巣対決。プレーオフ準決勝で負傷したFW9ドウグラスは驚異の回復力を見せて、なんとベンチスタート!



前半立ち上がりから、やはり地力に勝る京都ペース。まず6分、左サイドからDF16福村貴幸→FW17横谷繁→MF10工藤浩平が遠目から右足ミドルシュートはGK1松井謙弥が落ち着いてセーブ。10分には右サイドからFW7駒井善成→MF10工藤浩平→駒井善成の華麗なワンツーで崩すと駒井がグラウンダーで折り返して→FW14山瀬功治がニアサイドで合わせようとしましたが、ここはDF23藤原広太朗がカバーして事なきを得ました。

26分にも右サイドからDF16福村貴幸の左足クロスをいったんクリアされましたが、再度放り込むと高いバウンドにDF20バヤリッツァ&MF4秋本倫孝が猛然と詰めたんですが、ボールは惜しくもゴール右枠外へ。29分にも左サイドからFW14山瀬功治の右足FK→FW13高崎寛之がクリアミスするとMF4秋本倫孝が詰めて→DF20バヤリッツァでしたが、ファーストタッチが長すぎてしまいGK1松井謙弥が落ち着いてセーブ。

さらに31分にも中盤でボールを拾ったFW7駒井善成がMF14濱田武をかわしてドリブル突破!→FW17横谷繁がPA内からいったん切り返して右足シュートでしたが、GK1松井謙弥の正面を突いてしまいましたww。

ただこの辺から流れは徐々に徳島に傾いていったような気がします。直後の32分には徳島。FW13高崎寛之が落としてMF18宮崎光平が左サイド裏に抜けたFW11津田知宏へ。津田がDF2酒井隆介とDF8安藤淳をかわしてPA左侵入→FW20大崎淳矢が右足シュートもGK21オ・スンフンの正面。

これだけ押していて得点が入らないと、あっという間に相手に点が決まってしまうのがサッカーの諸行無常ww。前半38分、DF3アレックスの左CKをPA中央でドンピシャヘッドを突き刺したのはDF5千代反田充!素晴らしいヘディング弾が決まって、押し込まれていた徳島が大きな先制点!京都はマークに付いていたMF4秋本倫孝が付ききれずにPA内で倒れてしまったのが痛かったかww。

このまま1-0のままだとまだ京都にチャンスがあったはずなんですが、前半にダメ押しの追加点が入ったのは想定外だったか。京都が攻めあぐねてカウンターを喰らったのは42分!右SBのDF23藤原広太朗→FW13高崎寛之が逸らすと→DFライン裏に抜けたのはFW11津田知宏!DF8安藤淳のスライディングと被りましたが、豪快な右足シュートを突き刺して2-0!とこの2点目がデカかった。

後半に入ると、今度は徐々に徳島が優勢な展開か。4分にはDF2酒井隆介のパスミスを拾ったFW20大崎淳矢→左に流れたFW11津田知宏が右足シュートでしたが、大きく吹かしてしまい助かりましたねww。

さらに6分にはバイタルエリアでMF10工藤浩平がパスミス→DF3アレックスからカウンター発動した徳島!→左裏に流れたFW13高崎寛之がPA内左から強引に左足シュート→こぼれ球をFW11津田知宏が詰めようとしましたが、ここはMF4秋本倫孝がよく戻っていて何とかクリア!

ここで先に動いたのは徳島ベンチ!FW13高崎寛之を下げてFW9ドウグラスを満を持して投入!15分には、FW11津田知宏→MF7柴崎晃誠がPAに侵入すると切り返しての左足シュートはDF20バヤリッツァの身体に当たってコーナへ。

今度はこの徳島のコーナーからカウンター発動したのは京都!MF10工藤浩平がドリブルで持ち上がると→PA右に流れたFW14山瀬功治が右足シュートもGK1松井謙弥がセーブ!直後にもFW14山瀬功治の左CKをニアサイドでDF20バヤリッツァがヘディングで合わせましたが、GK1松井謙弥がスーパーセーブ!

ここでよーーやく京都ベンチが動いて2枚替え!MF18倉貫一毅&FW14山瀬功治を下げてFW9三平和司&FW11原一樹を投入!その前に3バックにシフトしていたらしいんですが、ここで前線を2トップに変えたようです。すると20分、右サイドからFW9三平和司がPA左深くからえぐってFW11原一樹にパスを出しましたが、ここは原一樹に当たってGKへ。

対する徳島はMF18宮崎光平を下げてDF24那須川将大を投入!DF3アレックスを一列上げて5バック気味にして守備を固める「エグさ」!この辺は徹底していますねー。29分にはFW11津田知宏を下げてMF6斉藤大介を投入!この辺の展開は準決勝のジェフ千葉戦と似ていますね。

ただ2点を取らなくてはいけない京都も怒涛の猛攻!33分にはDF16福村貴幸のロングフィード→PA内でMF4秋本倫孝が落とすと→FW9三平和司が右足シュート!GK1松井謙弥が飛び出してゴールはガラ空きでしたが、カバーに入ったDF23藤原広太朗がヘディングでクリア!この堅守を再三こじ開けることができなかった京都。最後はDF8安藤淳に代えてFW13宮吉拓実を入れましたが、時すでに遅し。

41分にはPA右からこぼれ球をFW7駒井善成が強烈な右足シュートを打ちましたが、ここもGK1松井謙弥が落ち着いてクリア。ロスタイム3分、京都の攻撃を凌いだ徳島ヴォルティスの快勝でした。京都はプレーオフで無得点と残念な結果。あれだけ華麗なパス回しを見せるんですから、もっとシュートを打っても良かったのかなと思いましたねぇ。非常に魅力的なサッカーだけにもったいないです。来シーズンはJ2優勝を目指してもらいましょう!

↓前半は徳島ボールでキックオフ!

↓キックオフ直後のFW11津田知宏!前半は30分過ぎぐらいまで京都にボールを支配されていたので、我慢の時間帯が続いたようです。

↓前半5分、FW13高崎寛之と競り合うDF2酒井隆介!

↓前半10分、右サイドからMF10工藤浩平→FW7駒井善成が折り返して→最後はFW14山瀬功治もボールはファーサイドへ流れて行きました。

↓前半16分、DF16福村貴幸の左足FKを徳島DFがクリアする場面。


↓前半20分、DF3アレックスの左CKをクリアするDF16福村貴幸!

↓前半26分、DF16福村貴幸の左足浮き球クロス後の高いバウンドをクリアしようとするDF5千代反田充と競り合うFW17横谷繁!その後DF20バヤリッツァも詰めたんですが、ボールはゴール右枠外へ転々。

↓前半32分、左サイド裏に抜けたFW11津田知宏がDF2酒井隆介、DF8安藤淳をかわして→FW20大崎淳矢でしたが、こちらもGK21オ・スンフンの正面。

↓前半37分、左サイドへ大きな展開を見せたMF7柴崎晃誠!

↓前半38分、DF3アレックスの左CK→なぜかどフリーになっていたDF5千代反田充が鮮烈なドンピシャヘッドを決めて1-0!

↓前半43分、こちらも鋭いカウンターからFW11津田知宏が右足で突き刺して2-0!京都キラーぶりを改めて発揮して恐ろしやww。FW20大崎淳矢と抱き合って喜びを分かち合いました。

↓後半16分、FW14山瀬功治の右CK→DF20バヤリッツァが合わせましたが、GK1松井謙弥がパンチングクリアしたボールをPA左でキープするMF18倉貫一毅!

↓後半18分、FW14山瀬功治の左CK→DF20バヤリッツァがニアで合わせたんですが、GK1松井謙弥がセーブ!こぼれ球を再びDF20バヤリッツァが拾って→FW14山瀬功治へ。


↓後半20分、DF16福村貴幸のロングフィードを競り合うFW9三平和司&DF3アレックス!

↓後半33分、DF8安藤淳のロングスローをPA内で懸命にクリアするFW9ドウグラス!

↓後半41分、PA内にいたFW13宮吉拓実でしたが、時間が少なすぎたww。

↓後半ロスタイム、DF16福村貴幸のロングフィードを競り合うFW13宮吉拓実、MF4秋本倫孝、DF24那須川将大&DF26橋内優也!

↓とりあえずおめでたい場面をズラッと撮りました。






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