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J2第35節、2位ジュビロ磐田と激闘も「勝ちに等しい」ドロー!@ヤマハスタジアム!

2015年10月06日 | 大宮アルディージャ観戦記2005-2019!
【ハイライト】ジュビロ磐田×大宮アルディージャ「J2リーグ 第35節」

【ベストゴールノミネート】家長 昭博(大宮)「J2リーグ 第35節」

J2第35節は、こちらも大一番!2位ジュビロ磐田でのアウェイ決戦ということで、さすがに今回はスカパー観戦!結果は2-2のドローだったんですが、前半あっけなく2失点した時には敗色濃厚かと思ってしまいましたねーorz。しかーーし、後半に入るとオープンな展開になる中、MF41家長昭博のノミネートゴラッソ&FW8ムルジャ弾で何とか追い付いて、「勝ちに等しい」ドローとはこのことでしょうか。

ナクスタでの対戦では、ジュビロ磐田が「勝ちに等しいドロー」だったので、2試合とも痛み分け的な感じになっちゃいましたが、来年はJ1の舞台での対決に勝負は持ち越しですねー。これでひとまず上位陣との4連戦は、2勝1分1敗とギリギリ勝ち越しで乗り切ったので、あとは優勝に向けて、下位チームとの残り7試合(残留争いする大分などとの対戦もありますが)を全勝するしかありませんねー。

2015/10/4(日)16時キックオフ 【会場】ヤマハスタジアム(静岡県磐田市新貝)【主審】岡部拓人【副審】蒲澤淳一/清水崇之【入場者数】13,569人【天候】晴れ 23.8℃ 57%【得点】6分&21分 FW15アダイウトン(ジュビロ磐田)、70分 MF41家長昭博(大宮アルディージャ)、81分 FW8ムルジャ(大宮アルディージャ)

ホームのジュビロ磐田(監督:名波浩)の布陣は4-2-3-1。1トップはFW8ジェイ、3シャドーは左からFW15アダイウトン、MF4小林祐希、MF9太田吉彰。ダブルボランチはMF7上田康太(キャプテン)&MF40川辺駿。DFラインは左からDF13宮崎智彦、DF35森下俊、DF33藤田義明、DF25櫻内渚、GK21カミンスキー。DF5駒野友一はベンチスタート。DF14坪内秀介はこの試合出番なし。FW8ジェイはケガで離脱していたんですが、この大一番を見据えて満を持してのスタメン復帰。

アウェイの大宮アルディージャ(監督:渋谷洋樹)の布陣は4-4-2。2トップはFW8ムルジャ&トップ下気味に流動的なMF41家長昭博。中盤4枚は左からFW39泉澤仁、MF5カルリーニョス、MF23金澤慎、MF17横谷繁。DFラインは左からDF22和田拓也、DF18横山知伸、DF2菊地光将(キャプテン)、DF34片岡洋介、GK21塩田仁史。DF13渡部大輔が右SBに復帰するとの情報もありましたが結局、DF34片岡洋介のまま。

前半は上位決戦で気合が入ったジュビロ磐田ペースか。引き分けでもOKというメンタリティが出た訳ではないと思いますが、試合の入り方はそれほど悪くなかった印象。ただ、前半から攻勢を強めたジュビロに対して受け身になってしまったか。

4分にはFW8ジェイがDF34片岡洋介の右足を踏んでしまい、結果的にこれが先制点の場面に多少は影響したのかもしれませんねー。すると直後の5分、GK21カミンスキーの素早いリスタートから→MF40川辺駿が素晴らしい浮き球スルーパス→DFライン裏に抜けたFW8ジェイがDF2菊地光将をかわしてPA侵入!GK21塩田仁史と交錯して潰れましたが→このボールを落ち着いて詰めたのはFW15アダイウトン!DF34片岡洋介が戻って対応しましたが、見事に股抜きシュートをガラ空きのゴールに決められてしまい1-0!

重要な先制点を奪われてしまったので、この試合勝てる可能性はほぼなくなったかに見えましたねー。追加点もFW8ジェイとFW15アダイウトンの2人にヤラれてしまいましたから、この辺を対応するのはどのチームにとっても、至難の技でしょうか。

その後はアルディージャがお得意の左サイドに重心を置いた攻撃を繰り出すと11分、ショートカウンター発動!FW15アダイウトン→MF40川辺駿からボール奪取したFW39泉澤仁→DFライン裏に抜けたFW8ムルジャがPA左に侵入して左足シュートもGK21カミンスキー&DF35森下俊がブロック!

13分にはジュビロに決定機!GK21塩田仁史のクリアボールをDF35森下俊→MF40川辺駿が右足フリックでMF5カルリーニョスをかわすとそのままPAまでドリブル突破!DF2菊地光将とDF22和田拓也が対応したんですが、セカンドボールを拾ったMF40川辺駿がGK21塩田仁史をかわして右足シュート!ここはゴールライン上で戻ってきたDF18横山知伸がブロックして危機一髪!完全に失点している場面でしたが、この後あっけなく失点するとはww。

18分にはアルディージャ、MF5カルリーニョスの左CK→セカンドボールをDF2菊地光将がPA外から強引に右足シュート!このこぼれ球に反応したMF41家長昭博がアクロバティックな左足オーバーヘッドを見せましたが、ゴール枠外へ。すると20分、右サイドでMF17横谷繁クンがMF9太田吉彰を倒してFKを献上!

これをMF7上田康太の高精度左足FK→右サイドに流れていたFW8ジェイがDF22和田拓也に競り勝って落とすと→PA右に入ったFW15アダイウトンが胸トラップから豪快に右足ボレー弾炸裂!となって2-0!とこれはほぼ練習通りのセットプレーからヤラれてしまいましたねー。

前半はシンプルに前線の強力FW2人にボールを入れるパワープレー的戦術が奏功して、ジュビロが主導権を握る展開に持ち込みました。この時点で敗色濃厚かと思ってしまったのも致し方無いところか。

22分にはFW39泉澤仁クンが左サイドからカットインして、やや強引に右足シュートもゴール右枠外へ。直後にはジュビロがセカンドボールを拾ってMF7上田康太→MF4小林祐希→上田康太→PA左のFW15アダイウトンが左足シュートもゴール右枠外へ。大宮のウィークポイントな右サイドにFW15アダイウトンを置いたのが嫌らしかったですねぇ。

27分にはDF2菊地光将がFW8ジェイを倒すと、ジェイが素早いリスタート→PA左に入ったFW15アダイウトンがDF34片岡洋介をかわして、やや強引に右足シュートもここはGK21塩田仁史が何とか右手1本でセーブも決定的!その後も前線に放り込まれては、セカンドボールを拾えない悪循環が続いて守勢に立たされつつ、カウンターで何とか反撃のチャンスを伺いましたが、なかなか厳しい流れか。

44分にはよーーやくMF23金澤慎→MF17横谷繁クンがPAアーク付近でDF35森下俊に倒されていい位置でFKゲットも、MF41家長昭博の左足FKは壁に当たってしまいましたねー。40分過ぎにはポゼッションで押し込みましたが、このまま2-0で前半終了。

後半に入っても、ジュビロのロングフィード攻勢になかなかセカンドボールを拾えず厳しい立ち上がり。6分には左サイドでMF17横谷繁がDF25櫻内渚を倒してしまいイエローカード!これで累積警告となり、次節熊本戦は出場停止。

10分にはMF40川辺駿をアフターで蹴ってしまったMF17横谷繁が少し傷んだ模様で、これを受けて15分、早くも動いた大宮ベンチ。出場停止明けとなったMF16マテウスを投入して巻き返しを狙いましたが、この辺から徐々にセカンドボールを拾えるようになった印象。

18分には珍しく右サイドからMF41家長昭博→DF34片岡洋介→MF16マテウス→MF23金澤慎が右足ミドルシュート!もゴール右枠外へもジワジワとペースを引き寄せにかかったアルディージャ。23分にはMF9太田吉彰のヘディングクリアを拾ったMF5カルリーニョスが左足ミドル一閃もゴール左枠外へ。

すると24分、右サイドからMF16マテウス→MF41家長昭博→MF5カルリーニョスが素晴らしい左足アウトの浮き球スルーパス→MF41家長昭博がPA右から胸トラップ&左足で浮かしてからーーの左足シュート!これがゴールニアサイドに吸い込まれて1-2!とようやく反撃の狼煙!GK21カミンスキーがほぼ動けなかったテクニカルなゴラッソでしたねぇ。

ここでジュビロベンチが動くと、やや疲れの見えたFW15アダイウトンに代えてMF22松井大輔を投入!31分にはDF22和田拓也のバックパス→GK21塩田仁史がFW8ジェイに詰められてあわや3点目というヒヤリとする場面がありましたが、ここは何とかこぼれ球を抑えてさすが「福の神」!?

35分には左サイド裏に抜けたMF4小林祐希が折り返すと→PA内に入ってきたMF22松井大輔がDF34片岡洋介に倒されたかに見えましたがノーホイッスル!ここからGK21塩田仁史が素早いリスタート→左サイドに流れたFW39泉澤仁クンが素晴らしい浮き玉スルーパス→左サイド裏に流れたFW8ムルジャへ。

DF33藤田義明が追い付けずに、GK21カミンスキーが少し飛び出してきたところを見透かしての左足ループシュート!これが無人のゴールに吸い込まれて劇的な同点弾!にしてもベンチのFW11播戸竜二が後ろから抱きつくのが早かったww。ここでジュビロは、MF4小林祐希を下げてMF11松浦拓弥を投入!

40分には左サイドからMF40川辺駿→MF22松井大輔が右足ミドルシュート炸裂!もGK21塩田仁史が何とかセーブしてコーナーへ。MF7上田康太の左CK→FW8ジェイがドンピシャヘッド炸裂→FW8ムルジャの足に当たってディフレクトしたんですが、ここはDF22和田拓也がライン上でブロックしたものの、決定的場面。

この後はジュビロの猛攻にさらされましたが、ロスタイムにはFW9富山貴光、DF28福田俊介を投入してなんとか守り切ることに成功!前半は敗色濃厚と思われる内容でしたが、後半しぶとく盛り返して同点に追い付いたのは結果的に素晴らしかった。昨シーズンは終盤「勝ち点1」に泣きましたが、今シーズンのこの「勝ち点1」は、後で振り返ったとしてもヒジョーに大きな勝ち点として記憶されるでしょう。

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