武道に限らずこの世のあらゆる事は姿かたちは言うに及ばず言葉によって思想においても脚色されている事が多いですね。
人は誰しも自分はこうなんだという強烈な自己主張を持っています。
生きていく上では程度の差はあれどそうならざるを得ないですね。
見栄や意地は誰にでもあります。
自分自身もそうです。
いつのまにか自分の枠組みで物事を見つめるようになってしまいます。
そこで心の枠組を一旦外して無駄を極力削ぎ落としたそのもの本来の持つ姿を見つめるようにしてみると今まで見えなかったものが見えてきたりします。
そのような見つめ方をした時に正和流の持つ姿は”円”に他ならない。
動きも円、思想も円。
ここがブレると正和流では無いほかのものになってしまいます。
円の姿は形ある動きだけに限定されるものでは無く心の模様にも求められます。
柔らかな円の動きなのに人格は相反するように批判的暴力的では調和がありません。
やはりソフトにおいてもハードにおいても心身一致が大切だなあと想いを巡らせているところです。
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