日曜日はいつもの総社道場から場所を変えて倉敷市の玉島武道館での稽古でした。
この日は総社マラソンがあったのでどうにも道場までたどり着けそうにないと判断して以前から目をつけていた玉島武道館を借りてみました。
新しいこともあり綺麗な館内。
柔道場と空手道場と剣道場の3面。
それぞれ壁で仕切られているので隣の声は多少気になるものの視線は一切感じることなくとても良い雰囲気。
月に一回ぐらいここを定期の稽古場所にしても良いかもしれません。
稽古の後半は黒帯研究会。
この日はグローブを使っての稽古。
正和流は基本的に素手の技術を磨くことが本筋。
そこからブレることはない。
しかしグローブをはめた時に勝手が違うというのも情けない。
最近は道具としてのグローブの使い方も研究しています。
まず面食らったのが脳へのダメージの大きさ。
軽く食らっただけでこれほど効くとは・・・
なるほどガードの上からでもグローブ自体が伝導体となって伝わってくるものなんだと。
うーん・・・素手で殴られるのとは全く違います。
別に普段から素手で殴り合っているわけじゃありませんが、
脳へのダメージを考えると人生に及ぼす影響は致命的と感じました。
分からないことがあれば元ボクサーの後輩に聞いています。
今までボクシングの試合映像などを通じて自分なりに理解していたグローブの使い方に対してなるほどと気がつく点の多いこと。
素手の技術を磨く上ではグローブに慣れ切ってしまうことはマイナス。
しかしさじ加減さえ間違えないよう稽古に取り入れていけば修練の効率をあげることのできる道具になると考えています。