日々徒然 正和流

岡山で体術、居合術、気功術を修練しています。
http://seiwaryu.wixsite.com/seiwaryu

第16回 高明塾居合セミナー

2023-09-29 17:45:39 | 日記
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二日目の稽古前に岡山屈指のパワースポットと言われる楯築遺跡でプチ観光。
弥生時代のストーンサークル。
楯築遺跡はこの土地自体の形状と年代から前方後円墳のモデルにもなっていると言われる。
岡山を原型として全国へ前方後円墳が広がっていったとしたらすごい事。
岡山のような田舎が舞台では一見とんでも説のようにも思うが考古学の第一人者と言われる学者が唱えている説である。

強いパワーを発する岩に手を当ててオーリングテスト。
お二人ともオーリングテストは初めてだったようで岩から発するパワーによって指の力がありえないほど強くなっているのにびっくり!!

稽古は二日間、比較的ゆるやかに行われた。
10年前と比べれば体力的には楽。
先生も80歳が近いという事もあるだろう。
しかし手は抜かれない。
居合の深いところを細々と説明してくださるため動きの無い時間が多かったように思う。

先生の居合は抜く事よりも納刀を重視する。
もちろん型稽古では徹底的に抜く事を学ぶ。
しかし何のために抜くのか?
人やモノを切るためでは無い。
型として古来の教えを継承しつつ、
その上でいかに抜かず腰に納めておくかに主眼を置く。

要は心を修めると言う事。

抜く事は容易い。
抜くならば遅れを取らないよう先に抜く事。
人を攻めたり怒りをぶつける事には何の努力もいらない。
先に仕留めてしまえばそれで済む。

しかし関口先生の教えはそうではない。
どこまでも真心を持って人に対峙すること。
刀を腰に納めておく事は人を大切にする生き方に通ずる。
戦いの心は自分自身に向け鞘に上手に納められるかどうか?
そこが修行の方向性。

今回、型の稽古で関口先生の真剣が首筋に当てられる場面があった。
もちろん安全に配慮して間違えの無い距離感で。

その時、ヒヤッとするかと思いきや、
実際には暖かい感覚が剣から届く。
イメージとは真逆の感覚にギャップを感じる。
あれ〜という感じ。

人を慈しむ心は剣気をも変えるのか?

武神の剣気はやさしく暖かいものだった。



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居合セミナー

2023-09-24 08:32:23 | 日記


昨日から無双直伝英信流 高明塾 第二十一代 関口高明先生とお弟子さんの中野園子先生をお招きして二日間の居合セミナーを行っています。

到着早々、道場までの移動途中、秀吉の水責めで有名な備中高松上趾でプチ観光。

家臣5000人の命を守るため船上で秀吉達が見守るなか切腹をした清水宗治公の自刃の地にて侍の心に想いを馳せました。

今日もこれからセミナーです。
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無想花心剣

2023-09-22 18:17:10 | 日記


舞うほどに心は戦いから離れ同調する現象が現れるようだ。
心も体も柔らかく。

ちなみに動画の若者は7月に膝の十字靭帯を断裂。
体術の本格的な稽古は半年は出来そうにないが、
体の負担の少ない無想剣には二ヶ月ほどで復帰です。
体力に自信の無い人にも生涯武道として最適かも知れません。
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出合

2023-09-12 20:37:24 | 日記

七本型 出合という組太刀の型
組太刀はお互いの呼吸を読みながら自分勝手に動かない。
約束事ではあっても心には真剣勝負の厳しさを絶やさない。

初心の内は所作の稽古に過ぎないが上級の者は心の使い方へと向かっていく。

何事にも通るべき道筋があるものだ。
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