土日の二日間は高明塾の関口先生をお招きして居合セミナーでした。
熱中症アラートが出される中、無理は禁物のご時世ゆえ冷房が効いた練習場所を探し出し土日の午後は見事確保。
日曜日の午前中だけ武道館にてリアルな夏を味わいながらの稽古。
近年は真夏は避けていましたが以前は夏のセミナーはこんなものでした。
厳しさと懐かしさが同居です。
前回から始まった長刀術を挟みながら居合三昧の二日間。
キャリアだけは長くなっていますが理合に対する理解の不足を実感。
関口先生からはこれでもかというほど技が溢れ出てきます。
型をなぞるだけのレベルで終わっては勿体無い。
技の一つ一つを取りこぼさない事も重要ですが型を起点に自由自在な表現力を継承しなければ。
関口先生は言わば表現者。
言葉を紡ぐように技を紡ぐ人。
2日目の食事の時には床に座って食事をしたのですが先生の足は一旦座ると立ち上がる事が困難なほど状態がよくありません。
命を削りながら稽古を続けておられる事がわかります。
不思議なのは指導が始まると正座から立膝から苦もなく立ち上がり技を繰り出します。
まるで何者かが憑依しているかのよう。
稽古後にハプリングが・・・
お連れしようと思っていた温泉が休業中。
リサーチ不足、本当に申し訳なかったです。
かくして妥協が許されない夏の二日間、無事に終了です。