日々徒然 正和流

岡山で体術、居合術、気功術を修練しています。
http://seiwaryu.wixsite.com/seiwaryu

折れない腕

2016-05-31 11:20:52 | 日記


昨日は前蹴り中心に稽古を始めました。
基本的な技術ですが角度や力の入れ方など奥が深いです。
空手のように一撃必倒の威力を求める蹴り方も行いますが、相手を崩して次の動きへの繋ぎの役割を果たすような蹴り方を稽古しました。

今日は蹴りをやろうと言って始めた稽古ですがやっているうちに突きに対するタックルの入り方へといきなりの車線変更^^;
ウインカーも出してないぐらいのヤツです・・・

何ともとっちらかった指導で生徒さんには申し訳無いですが、危急の事態に備えるのが護身術ですから、この車線変更についてくるのも護身の心得みたいなものです。

無理があるなあと思いつつ・・・(;_;)

大抵、生徒さんからの質問に答えているうちにムクムクっと浮かんできて車線変更する事が多いのですが、変更ついでに「折れない腕」の話になりました。

「折れない腕」は武道の世界では有名な話です。

昔から伸筋の使い方を説明するものとしてごくごくたまに思い出したようにやっていましたが、昨日はそれまでとは感覚が違いました。

パワースポットで強い気の出る岩に手をあてて折れない腕のような実験をした時に、相手が八百長を演じてるのかと思うぐらいこちらは何の力も入れないでリラックスしているのに相手の力を感じない不思議な状態。

昨日は正にそんな感じでした。

ああ、これが「折れない腕」なんだと実感した稽古でした。
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若者は覚えが早い!!

2016-05-28 22:03:43 | 日記


二刀の舞を少し教えたらすぐに覚えてしまいました。

二刀の舞では片手で剣を扱う事を勉強するためのものなので多少の遊び心も加味しながらバリエーションを増やしていく予定です。

基本は正和流の型を二刀でなぞるようなものですから当流の門人にとってはそれほど難しいものではありません。

もう少し磨きをかけてもっと稽古を楽しめるように更にやりがいのあるものにしていきたいですね。

古流の剣術をやっている人達から見れば児戯に等しく見えるかも知れませんがそれでいいのです。
正和流の二刀は遊び心重視です。
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二刀の型

2016-05-21 06:52:25 | 日記
師匠のアドバイスを元に何とか形にしました。

正和流の型に沿って剣さばきを稽古するためのものです。
実戦用法はあまり考えていません。
片手での剣の扱い方を両手で同時に学ぶという感じです。

どちらかと言えば舞に転用出来るものでは無いかと思います。
女性会員が増えればそういう事もやってみたいですね。
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驚き!!

2016-05-19 22:19:14 | 日記
四日間、師匠の指導を受けていました。
今回、驚かされました。

ミットを持てと言われて持っていると三段階に分けて右手で打撃をされたのですが、一段階目は普通に押される感じ。

二段階目はビックリするぐらい押し飛ばされました。
この段階では三段階目がある事も知らず凄いなあと思っていました。

そして三段階目。
・・・ミットごと吹き飛ばされました。
急激に体が後方へ移動したため一瞬両足が浮き足が追いつかず後方へ倒されました。

中国武術でいういわゆる発勁です。
門派によって発勁の方法が違うだろうし同じ発勁でも色んな段階があって発勁というものを語るのは難しい面がありますが、
中国武術の門外漢がイメージする発勁という言い方だとどこにも角が立たないでしょう。

そういう意味でいえば紛れも無く発勁です。
走ってきた巨漢にタックルを食らったようなエネルギーを感じました。

昔から気功修練のために中国へ行ったり来たりしながら武当山にも行って武術家たちと交流したそうです。
中国で様々な練功法を学び天性に加えて自身の経験に基いた工夫と努力の賜物です。
基礎ができたら教えてくださるとの事。

新たに頂いた課題に粛々と取り組んで参りたいと思います。
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懐かしの一枚

2016-05-13 14:00:16 | 日記


探しものをしていたら懐かしい写真を発見!!

ヒクソン戦の少し後ぐらいの船木選手指導のセミナーに参加した時の一枚。

この頃は今と違いフットワークが軽かった。
大阪でセミナーに参加した後、友人宅へ押しかけて一泊。

船木さんの印象はカッコ良かった・・・そして最高峰の戦いの場を通過した者だけが放つといっても良いオーラを感じました。

指導内容はタックルへの対処を中心にしたもので自分は船木さんから誉められたのがちょっとした自慢ですね。
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思考と選択

2016-05-09 22:37:49 | 日記


今日の稽古では一つの投技に絞った稽古をしましたが、なかなか上手くポイントを伝える事が出来ず・・・

指導って難しいですね^^;

そう言えばこの間、若者相手にしゃがんだ状態での回転系の蹴り技を教えていたとき回転の方向を迷う子が結構いました。

面白いのは迷う子に共通した点。
迷った挙句なぜか反対側への回転を選択してしまうのです。

回転の方向は左右どちらかなので2分の1の確立です。
しかし迷った挙句毎回反対方向を選んでしまう・・・
これって逆説的に考えると無意識の領域ではどちらが正解かわかってるって事だと思うんですよね。

分かっている事に対してどっちだろうかとあえて疑問を持つことで正解とは反対を選んでしまう・・・

思考は時として正しい選択を損ねてしまう場合があるようですね。
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気感

2016-05-06 23:50:41 | 日記
今日は足の感覚がいつもと違いますねえ・・・

とても暖かい。
これからの季節あまりありがたくは無いが^^;

歩いていると足の裏から足首、ふくらはぎの辺りまで熱気に包まれていてその違和感を楽しんでおりました。

さらに馬歩による基本動作を行うと熱が勢い良く足首辺りに上がってきたので少しビックリ!

つま先を持ち上げる動作をするとちょうど手の平に作る気のボールのようなものが足の裏に現れたようにも感じました。

昨晩あたりから感覚が違うなあとは思っていたが・・・

まあ、一過性の現象だろうから淡々と受け止めて先へ進む事としよう。
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守破離

2016-05-01 11:35:13 | 日記
肩車


動画は福光派 古術 肩車

初動は可能な限り床を蹴らず宙に浮いた状態にて体を捌きます。
膝を緩めつつ腰を開放すれば足は体の移動に従います。
また剣の重さも体の移動を助け、剣に体を扱ってもらっている感覚を大切にしています。

以上は備中伝としての要訣、平たく言えば気づきですね。
豊前のものと比べると間違った解釈になるかも知れませんしレベルも低いかも知れません。

人は独創性を持っているので、伝えられたものが独自の解釈によって工夫されていくのは人の世の常。
Aを教わってA’となってしまうのは必定かと思われます。

Aを教わったのにBになってしまう事。
この場合は事実上の別物、他流派と言って良いかも知れません。
全くデタラメなBであれば話になりませんが才能のある者により高度な工夫を経てBとなった場合は守破離に適っています。
それも立派な道ですね。

私の場合は正和流にしろ居合にしろ古術にしろ師の教えであるAを私の工夫でA’あるいはA''にはなっていくでしょう。
そうであってもAである事には拘りたいですね。
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