昨日は前蹴り中心に稽古を始めました。
基本的な技術ですが角度や力の入れ方など奥が深いです。
空手のように一撃必倒の威力を求める蹴り方も行いますが、相手を崩して次の動きへの繋ぎの役割を果たすような蹴り方を稽古しました。
今日は蹴りをやろうと言って始めた稽古ですがやっているうちに突きに対するタックルの入り方へといきなりの車線変更^^;
ウインカーも出してないぐらいのヤツです・・・
何ともとっちらかった指導で生徒さんには申し訳無いですが、危急の事態に備えるのが護身術ですから、この車線変更についてくるのも護身の心得みたいなものです。
無理があるなあと思いつつ・・・(;_;)
大抵、生徒さんからの質問に答えているうちにムクムクっと浮かんできて車線変更する事が多いのですが、変更ついでに「折れない腕」の話になりました。
「折れない腕」は武道の世界では有名な話です。
昔から伸筋の使い方を説明するものとしてごくごくたまに思い出したようにやっていましたが、昨日はそれまでとは感覚が違いました。
パワースポットで強い気の出る岩に手をあてて折れない腕のような実験をした時に、相手が八百長を演じてるのかと思うぐらいこちらは何の力も入れないでリラックスしているのに相手の力を感じない不思議な状態。
昨日は正にそんな感じでした。
ああ、これが「折れない腕」なんだと実感した稽古でした。