移りゆく日々・四季

田舎暮らしを終え、
仲良く暮らす老夫婦の平凡な日々の日記

標高300m超の山中に大規模城跡あり

2014年05月27日 | 山登り
豊岡市但東町に金蔵寺山城跡という大規模の城跡があります。

ここえの道は以前、山仲間と虫生集落から山の尾根を歩き来たことがあります。

今日はこの道とも、下記に記載の参道でもない異なる道探索を兼ねて歩いてきました。


以前、山名氏城跡保存会がこの城跡を探索会を開催され、その時の城跡紹介内容を借用してこの城跡の説明とさせていただきます。

   金蔵寺は弘仁年間(810年~18)空海が諸国巡礼の際、金蔵山で禅定して開基し、真言宗の七堂伽藍跡が現存し、
   往時は境内八丁四方、寺領三千石を有したといいます。また金蔵寺周辺には、「仁王曲がり」「地蔵坂」「山本坊跡」
   「吉井池」「庵屋敷」などの地名や「僧都」(虫生)「極楽」・「山内」(奥藤)などの字名が残っています。

   金蔵寺城跡は虫生集落の東、標高390~320mの山中にあり、参道が虫生から6㎞ほど続いています。確認できる
   城域は東西約400m、南北580mもある大規模城郭です。金蔵寺城跡は谷部の寺院跡と白山神社が鎮座する山頂の山城(詰城)
   で構成されていますが、圧巻は広大で石垣を持つ沢山の僧坊跡と18条の畝状竪堀で守備された詰城です。金蔵寺城跡は、
   但馬の中で、中世寺院が城塞化した最高の姿(縄張り)を見ることができます。



今も残る寺院跡。  





集積された墓塔群。





山頂の白山神社と城郭跡





付近は自然林いっぱいの新緑でした。





明確な道ではなく、地形図とコンパス持参の探索でした。



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