Yahoo!Japanのテレビガイド(直近の番組放映予定)をチェックしていたら、
ちょっと気になる90年代ドラマを発見。地上波ではなく、CSでの放映だが…。
以下、同サイトの引用。
新・女検事 霞 夕子シリーズ「乗り遅れた女」 出演:鷲尾いさ子
検事・霞夕子が被害者の目線に立ち“心”を裁く人気シリーズ第3弾!
撲殺事件に隠された不可解なアリバイの真相とは!?
(単発)1995年 94分 放送日:1・5
出演者
原作:夏樹静子
出演:鷲尾いさ子/石井苗子/萩尾みどり/平田満/村田雄浩/朝丘雪路
番組内容
≪サスペンス劇場≫
横浜市で後頭部をメッタ打ちにされたパチプロ・東郷宏康が死体で見つかった。
警察は以前、女性関係で東郷ともめていたバイク仲間の木村に焦点を絞り
取り調べを開始。一方、現場に残されたパチンコ玉とカサブランカの
切り花に注目した検事の霞夕子は、東郷が3年前に2人の中学生を
轢き殺していた事実を知る。早速、夕子は被害者の母・貝塚陽子と
矢代玲子を調査するが玲子が事件当時にしていた不可解な行動が…。
(引用、ここまで)
「霞夕子」は、「火サス」(火曜サスペンス劇場、IGT「ダイナマイト」の効果音でも
お馴染み)の人気シリーズなので知っていたが(最初が桃井かおり、後に鷲尾いさ子)、
こんなストーリーの放送回があったなんて、当時も全く把握していなかった。うーむ。
「90年代パチンコドラマ研究」に携わる身としては、無視できない情報である。
ここは、是非チェックしておきたい。
冒頭、殺害される被害者が「パチプロ」役である以上、ロケ地のパチ屋(横浜?)や
男が実際に店で打っている場面、また、当時の設置台などが映り込んでいる可能性は、
大いにあろう。被害者が「パチプロ」だというイメージを視聴者に植え付けるには、
それらのシーンが不可欠だからだ。しかし、なぜあえて「パチプロ」なのか(汗)?
ジグマ?開店プロ?それとも攻略プロ?
まぁ、今とは違って、当時はメディアがパチ・スロに寛容だったから、
ドラマのストーリーに、パチ絡みのネタを絡める事も多かった事は確か。
(だからこそ、90年代パチンコドラマ研究が面白い訳だが)
本作は、初回オンエアが「1995年(平成7年)1月5日」という事なので、
ドラマロケが敢行されたのは、少し前の「94年10~12月」頃と思われる。
その当時の人気機種というと、CR花満開(西陣)、CR名画(平和)、
CR黄門ちゃま2(同)、CRビッグソロッター(大一)等のCRデジパチ。
また、綱取物語(平和)、FパワフルIII(SANKYO)、FクイーンII(同)、
エキサイトジャック2(ニューギン)など定番の現金機(連チャン規制期だが、
これらの連チャンデジパチを「主戦級」として残す店も多かった)。それに、
キューティーバニー(ニューギン)やドラドラ天国3(豊丸)などの権利モノ。
さらに、たぬ吉くん2(京楽)、大漁節(西陣)、レディースオープン(ニューギン)、
おむすびくん(平和)などのハネモノも人気だった。まぁ、挙げればキリがないが。
そうそう、ノーマルデジパチのFルーセントDI(大同、ドラム)やフルーツマシン2A
(ニューギン、ベルト)、球界王(西陣、液晶)なども、各地で人気を誇った頃だ。
同年秋には、Fネプチューン、FウォーズI、Fキャッスル、CRFワールドI等の
新台をSANKYOが大々的に発表。暮れの新装開店で導入するホールも多かった。
ひょっとして、こうしたレトロ台達の雄姿が、映像で確認できるかもしれない。
また、「パチプロ」といえば、故・田山幸憲氏が真っ先に思い当る。
このテの物騒なドラマの引き合いに出すのは、少々気が引けるが…。
当時の田山プロのネグラは、溝の口の「B店」(PSビッグトップ)。
94年10月のパチプロ日記では、デジパチのFパワフルIII、FガールズI、
エスケープ2、あんたはエライEX、そして、ハネモノのたぬ吉くん2と
フライングカーペットIIを追っている。古きよき、現金機全盛の時代。
まぁ、ここまで気を回しておいて、いざ放映をチェックしたら、
パチ絡みのシーンはワンカットのみで終了…というパターンも
十二分に考えられるから、期待し過ぎるのは良くないだろう。
展開は全く以て不明だが、エアチェック映像を隅々まで調べて、
後日、結果を報告したい。
同ドラマは、CS放送「ホームドラマチャンネル」で
明日8月5日(金)12:15~14:00にオンエア予定。
興味をお持ちの方は、チェックして頂ければと思う。
※ホームドラマチャンネル
・スカパー! 294ch
・JCN 312ch
・スカパー!プレミアム 362ch
・ひかりTV 420ch
・J:COM 555ch
・eo光テレビ 861ch