1990年(平成2年)パル工業から登場した3-1号機「ペガサスエクサ」。

(白パネル)

(赤パネル)
(スペック)
BIG REG 集中 パンク
設定1 1/377 1/468 1/5461 1/273
設定2 1/334 1/468 1/5461 1/273
設定3 1/273 1/437 1/5461 1/298
設定4 1/248 1/410 1/3277 1/298
設定5 1/245 1/252 1/2731 1/298
設定6 1/234 1/250 1/2185 1/298
こうしてみると、低設定域のキツさにあらためてビックリである。まぁ、その分は通常時の小役抜きでカバーできたが…。
当時、本機のノーマル(若しくはマッタリ連のハウスモノ?)は良く打ったものの、明らかに裏返りと判る爆裂Verは触った経験がなかった。
以前、上野のパチスロゲームセンター「殿堂」で遭遇したエクサのダイナマイトVerは、噴くには噴くが、イマイチ好きになれなかった…。やはり、コイツは小役抜きでチマチマ行く方が、性に合っている。
本機は、1991年に新宿・歌舞伎町の旧・コマ劇場そば「モナミ」にて初打ち。

(新宿モナミ、在りし日の雄姿)
「新宿モナミ」…正面入口脇の階段を降り、地下フロアにパチスロが設置されていた。階段付近には、伝説の名機「ニューペガサス」(1.5号機)が設置。当時、ペガサスEXAはニューペガと反対の奥のシマに置いてあった。コンチ1&3やスーパーバニーも並んでいたと記憶。
シングルボーナス(赤星&黒星)が揃っても1/2でしかJACが揃わない為、シングルが頻繁にスカを喰らった。たとえシングルの集中に入っても、コイン増加スピードは涙が出るほど遅く、平均均獲得枚数も約230枚と非常に少ない。
その集中確率も激悪で、ハッキリ言ってBR両ボーナスの「飾り」でしかない。普段は滅多に引けない「レア役」を引けたという事だけが、妙に嬉しかった。
それでも、出目のアツさはさすが「パル工業」といった所で、7と小役のダブルテンパイ型や複合小役型など、数多くの激熱目が存在。7とオレンジのダブルテンパイを放置してトイレに直行…EXAファンならば、誰もが実行したのではないか。
右押しによる小役狙いも有効で、完璧に目押しを行えば、千円で45回転くらいは普通に回せた(時には100ゲーム近く回ることも…もちろん、内部の小役確率状態による)。かの目押しマシン「ビッグバン」(日活)に勝るとも劣らない効果があったのだ。とはいえ、小役抜き手順は正直面倒臭かったが…。
一方、裏モノには多くのVerがあったという事だが、当時の経験がないので多くは語れない。一般に良く知られているのは、連チャンが「3連、5連、7連」に振り分けられるモノであろうか。手元の資料によれば、「ビッグ終了後に連チャン抽選を行い、約45%(全設定共通)の抽選に当れば連チャンモード突入。3連が一番選ばれやすかった」との事だ。
その他、ボーナス終了後に小役が出現した次のプレイでビッグ抽選を行う「小役落ちVer」も存在したらしい。また、2連した時点でほぼ5連が確定し、状態に入れば二桁連チャンが延々と続くゲキアツな「爆裂Ver」もあったという。なお、冒頭で触れた上野のゲーセンに設置されている裏エクサは、バケから状態が始まる「ダイナマイトVer」だった。ボーナス終了後、小役が落ちると状態終了という一風変わったVerで、ツボにハマれば10連以上の爆裂も頻繁に発生。当然、ビッグ間の大ハマりも体験、目撃している。
3号機の天馬でも、「412」ではなくEXAを選んだところが、このマイナーブログのへそ曲りな所である。私としては、裏モノではなく、右打ちが効きまくる純粋なノーマルエクサを打ち倒したい…というのが正直な所だ。