まとまった雨が降りました。
暑かったので雨は歓迎です。
虹が出ました。
終戦の日のこの日、この虹で帰ってくる御霊があるのかもしれませんね
終戦記念日を知らない十代、二十代が6割もいるのだそうで
とても驚きました。
みかん母はもちろん戦後生まれですが、若い頃、太平洋の海の上の船にいたことがありました。
8月の暑い夜、眠れなくて、めずらしく船の中の図書館(みんなで持ち寄った小さな蔵書の数々)で
何気なく1冊の本を手にしました。
何の意味もなく、それを借りてベッドで読み始めました。
驚いたことに、その本は、今、まさに、その船のいる場所、太平洋の島々の沖合で、太平洋戦争という名のもとに
敵機に撃沈されたり、エンジンや機体のトラブルで海に散った命の話でした。
海底の無念の死を遂げた御霊が、呼んでいたのかも知れません。
あまりの偶然に、少し怖かったのを覚えています。
いまは平和な日本の歴史の中には、たくさんの犠牲があることを忘れてはいけないと思います。
70年も経つのに、いまだに家族のもとへ、故郷へ帰れない魂もあるのだということを忘れずに
感謝の気持ちをもって毎日を過ごさなくては...
などと考えた終戦の日。
みかんもジャックも、ちょっとだけ涼しくなったお庭で風を感じています
ジャックはお客さんの到着を待っているのかな?
あ、涼しいところ探していたのね
このあと30年来の友人が遊びに来る予定です。
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