キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

「日本兵を殺した父」を読んだ。

2013-09-04 21:45:44 | 本と雑誌

アメリカ側から見た太平洋戦争。

ガダルカナル島、グアム島を転戦し、沖縄上陸作戦に参加した父親の戦いを振り返り、父が大事にしてきた写真に写った親友の消息を探る。

沖縄での日本軍との激闘や日本人捕虜や民間人に対する行いは読んでいて胸が痛くなるばかり。

勝者であるアメリカ軍にも、PTSDを抱えた多くの兵士がいて、今なお苦しんでいるなんて!!

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あの時、沖縄戦に従事した海兵隊員の話のなかに・・・・

「この国は戦争好きなんだな。俺にはそう思える。自由のためにイギリスと戦い、土地を手に入れるためにインディアンと戦った。カリフォルニア欲しさにメキシコを敵に回して、まんまとものにした。自分たちが存在し続けるために、戦いを続けてきた・・・」