キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

新年早々

2016-01-06 05:58:21 | 交通事故・高次脳機能障害

一日から二泊三日で家族旅行に行って来ました。
作並温泉に一泊、浄土が浜海岸に一泊、
最後の家族旅行の時は息子はまだ小学生だったので、5年ぶり。
二人だった運転手が四人に増えたので、思いきって遠出しました。

バイキングがいい、という息子の意見を尊重して二泊ともバイキング夕食
競争するように大人げなくお腹いっぱい食べました。
元気に食べる息子を見ているとただそれだけで嬉しくて、
つい飲みすぎてしまった大人四人。

まだ8:30だよ~という息子の叫びを遠くに聞きながら
早寝。

写真は一人リハビリプリントを頑張る息子です。




作並温泉を出発したあと、
中尊寺で初詣、次女が真剣に金色堂を見学していました。

明るいうちに浄土が浜へ到着したかったのですが、
岩手って広い、遠い。
チェックインした時はすでに真っ暗。

浄土が浜でもお腹いっぱい食べ、気持ちよく酔っぱらい、早寝
ところが・・・深夜
カタカタと不審な音。

びっくりぽん!!
息子
が痙攣してました。
口から血を流して・・・

慌てました。
初痙攣ですから。
暮れに痙攣止めの💊が終了したばかり。

次女が、弟の頭を膝にのせ、名前を呼びます。
息子を次女に任せ、指示を出します。
お父さん、きがえて!
長女、フロントへ電話して救急車🚑呼んでもらって!
お母さん(自分)、仕度して保険証確認して!

ホテルのスタッフさんが消防に電話しながら部屋に入ってきたので、
その電話を取り返すように半年前に事故に遭ったこと、先日まで痙攣止めを飲んでいたことを告げ
搬送をお願いしました。

幸い、ホテル近くの県立病院🏥が引き受けてくれ、CTを撮った後
明日、帰宅後かかりつけの病院を受診するようにと紹介状を書いてもらって
2時間ほどでホテルに戻ることができました。

ホテルに戻ったら、お布団が綺麗に引き直してあって、本当にありがたかったですね。
ほんとにご迷惑お掛けしてしまいました。

私たちとしては痙攣を起こしたのが家族の前であったことはホッとする材料で
学校でとかお友だちと一緒の時とかだったら・・・と思うとゾッとします。

ただ本人は発作中の記憶も🚑のことも一切覚えてなくて、
いったい何事?
って顔ですが、彼女ちゃんだけにはちゃんと伝えたようです。

血は吐いたのではなく、舌を噛んでしまっただけで、
吐血ではなく、安心しました。

昨日、医療センターを受診したら
痙攣止めのお薬が事故当時の量に戻ってしまいました(泣)

明後日から新学期、学校にも連絡しました。
また頑張っていきます。