キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

「エスカルゴ兄弟」津原泰水

2016-10-23 11:05:36 | 日記
エスカルゴ兄弟
クリエーター情報なし
KADOKAWA/角川書店




津原さん初読み(だと思う)
エスカルゴって、私が好きでファミレスで頼むあのエスカルゴが偽物だったのはかなりショックだったけど
面白かった~


編集者→料理人→編集者→料理人 の尚登
讃岐うどん屋の息子で、それ以外のうどんはうどんではないという環境で育った尚登が恋に落ちた相手は
よりによって伊勢うどん屋の娘。

エスカルゴのお料理もいろいろ出てきたけど
エスカルゴを自分で調理ってちょっとハードル高すぎて無理っぽい。
真似するなら【キツネ】かな。


尚登とお母さんの電話での会話、よかったなあ
私もあんなお母さんになりたいよ。
息子を追い詰めるでなく、ずっと応援し続けていられるような母親に。

「図書館ホスピタル」三萩せんや

2016-10-23 10:24:08 | 日記
図書館ホスピタル
クリエーター情報なし
河出書房新社


元気になる図書館

素晴らしい。
本はいつも私の傍らにあっていつも私を元気にする。

心配事があるとき、
悩んだとき、恋に落ちたとき、その逆時も
癒され、慰められ、元気付けられてきた。


私は子供の頃から図書室に入り浸っていて、自分でこの域に達したけど
読書が習慣付いてない人がこの本を手にとって

本のこんな効果があるって気付いてくれたら
そして、心の救いを図書館や本屋さんに求めてくれたらうれしい。

小学校の図書室において欲しいな。
それから、続編希望
凪原さんとえっちゃんの恋の行方気になるわ~

「ノストラダムス分かれ道」深緑野分

2016-10-23 10:08:12 | 本と雑誌
分かれ道ノストラダムス
クリエーター情報なし
双葉社


【ノストラダムス】に惹かれて借りた。
五島勉氏の「ノストラダムスの大予言」を夢中に読み、年表までつくって盛り上がった中学生だった私。
その時は、世界が滅びるなら結婚なんかしない、子供なんてと思っていたけど
すぐほとぼりは覚め、恐怖の大王が降りると言われたその年、
私はすでに三人の子の母でした。

それにしても、今になって【ノストラダムス】にこれほど牽かれるとは・・・
あの頃の本は、きっと実家の納戸の奥の奥。
なつかしてくも取り出せないだろうなぁ。


あれ?
本の話?