キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

722日目(6月10日のこと)

2017-06-12 18:04:01 | 交通事故・高次脳機能障害
大学の友達と遊ぶから

と言って、8時半の電車に乗って出かけて行った。
いつもと違うかばんを持って行ったので、
レスキューカードも薬も入っていない。

夜の分の薬を持たないで出かけるということは冒険で、
万が一電車が止まっちゃったら・・・と考えたら
気が気ではなく、
朝から落ち着かない母。

結局、息子が帰ってきたのは午後10時過ぎで、
ワタシは心配のあまり、頭痛がひどくてロキソニンを飲んだ後、冷えピタを貼って息子を出迎える。

一緒に出掛けたのが、彼女ちゃんとかテニス仲間だったら
絶対無理させないのでそれほど心配しないけど
大学へ行ってできたお友達・・・・では。

どこへ行ってきたの?

って言っても

友達のとこ

としか返事しないし。

1~10までおしゃべりしてくれた息子が懐かしい。
話してくれていた時はそれはそれで心配だったけど。

回復すするにつれて、母親から距離を置く息子。

それは寂しいけど喜ばしい事なんだよね。