キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

ミレーナ405日目

2018-04-21 12:12:30 | 子宮内膜症・腺筋症
ミレーナの再挑戦から404日目の昨日、
朝から下腹部痛でロキソニン服用。

その後なんでもなく1日過ごし、寝る前になんとなく下腹部痛いな~と思ったんだけど

  寝れば治る

と就寝。

ところが、時計を見る余裕もないほどの激痛で目が覚めた。
ヨロヨロ起きてトイレには行ってみたものの、痛みは増すばかり。

散々呻った後、5:30に再びロキソニンを服用。
すきっ腹に飲んだので、下腹部痛に加え、胃痛。

6:30に次女を起こし(出勤日なので)、ベッドに戻り、
また呻る

7:30頃やっと薬が効いてきて、活動開始。

いったい、ミレーナは効いているのかいないのか?
ディナゲストの時の方が、痛みは少なかった気がする。


1036日目

2018-04-20 16:16:08 | 交通事故・高次脳機能障害
まだまだ先は見えませんが、
保険屋さんに今の気持ちを綴って郵送しました。


私共家族は、今の息子を100%受け入れようと、以前の息子とは比べない、そんな風に過ごしてきました。 小さな違和感のようなものを見ぬふりしてきた、そんな3年間です。
息子は主治医に奇跡とまで言われるほどの回復を見せ、高校に復学し、大学生にもなりました。 以前の息子を知らない人はもちろん、知っている人にさえ『普通の大学生』と見てもらえるほどの回復ぶりです。
 
復学後の送り迎えの車の中で、「数学ができないと思われるのは嫌だ」と何度も泣かれました。人生で初めての追試を受けたのも、復学後のことでしたし、数学の追試はその後も
何度か受けることになりました。
息子にも行きたい大学や学びたいことがあったと思います。てんかんの発作の後遺症がありますので、病院とも相談して「家から通える大学」に進学させました。 入学前に学校の健康相談室の看護師さんにお電話し、「特別の配慮はいらないが、気にかけてほしい」と
お願いもしました。 息子の受ける講義の先生方には息子の状況を理解していただき、
先日、学校で発作が起きた時も素早い対応をとって頂けました。

 日々、回復していると信じてはおりますが、短期記憶はなかなか回復いたしません。
服薬に関して、飲み忘れも怖い事ですが、飲んだことを忘れての過剰摂取も少なくはありません。 通学中の電車や、学校から「薬飲んだよね」と言うLineがよく送られてきますし、「薬飲んだ?」とばかり聞く私に、「他に言うことないの? 顔見ればそればかり」と
ふてくされた様子も度々です。

友人との大きなトラブルはないようですが、周囲の状況に合わせて、話すことは苦手です。『KY』と言われるそうですが、他人の顔色を見たり、雰囲気で判断したりはできません。
隠し事もできません。幼くなったということなのかもしれません。

 小学校に入学した頃のように、なんでも話してくれます。 親は安心な面もありますが、
19歳の男の子としては・・? とも思います。 
周りの友人が免許を取って、車に乗り始めました。 先日発作を起こしてしまった息子は、免許取得はまた先延ばしとなりました。免許が欲しくて、羨ましくて仕方ないようです。

 薬を飲んでいたにも関わらず、起きてしまった今回の発作は、息子だけじゃなく家族をも打ちのめしました。 駅のホームや階段だったらと思うとゾッとします。 発作のあとは
寝入ってしまうので、搬入先の病院まで車で迎えに行って連れて帰りました。 親は一日がかりです。


大好きだったテニスは止めました。薬を飲んでいながらテニスコートで発作を起こしたことが原因です。 テニスしかない中学、高校時代でしたし、退院後の息子の学校生活を
支えてくれたのもテニス部の仲間だったので、息子が遊びでもテニスをしないことは、家族にとってもとても寂しく残念なことです。

 今は精神状態も落ち着いていて、優しい息子ですが、受験期のクラスの中で「取り残された気持ち」になることもあったようで、その頃は「死にたい」とか「死ねばよかった」と口にすることもありました。 いつか「生きていてよかった」と言ってもらえる日まで、
支えていかなくちゃ、長生きしなくちゃと思う毎日です。

 私共には3人の子供がおります。 息子は末っ子の長男、家族の宝物です。
正直、3人の中で一番できがよかっただけに、期待もしておりましたし、会社の3代目として頼りにもしておりました。
「もし、事故がなかったらどこの大学へ行っていたかなぁ」とか、
「他の高校へ行っていたら、事故に合わなかったかなぁ」と話すときの息子の心の中が
みえればいいのにと思います。 息子のように口にすることはありませんが、私共もそう思ったり、考えたりもします。

起きてしまったことをなかった事にはできません。失ったものをよみがえらせる事も
過ぎてしまった日々を取り戻すことも。 だから、私たち家族は『できることだけ数えて
行こう』と決めました。 身体の傷はさほどではなかったのに、脳のダメージは大きく、
時計も読めず、掛け算九九もできない、それでも数学が大好きと言う息子、リハビリの
点つなぎのプリントのわずか20個の点を繋ぐことすらできなかった息子、そんな息子と
時間を過ごすことは大変つらい事でしたが、1つずつ少しずつできることが増え、なお、
回復途上の息子です。
 いつもスマホを探していた息子が、いつの間にか探さずに出かけるようになった、
大学の微積の単位が取れた、そんな些細な回復状況が大きな喜びとなります。

 私たち親はいつまでも一緒にいられるわけではありません。 そう思うと不安です。
息子の笑顔がその不安をやや和らげてはくれますが、決してゼロにはなりません。
てんかん患者専用のアプリを家族で入れて、息子からのSOSに家族総出で駆けつける、
この日々の心配から、解放される日が来るのでしょうか? 息子もちょっと眩しかったり、ふらっとすると身構えてしまうと言います。 

生命保険に入れないこと、就職のこと、心配は尽きません。
平穏な日々を返してください。

一昨日のこと

2018-04-14 16:12:47 | 交通事故・高次脳機能障害
一昨日、10時前に学校から息子が発作を起こして救急搬送されたと電話。

たまたま夫もいたので、二人で搬送先の病院へ迎えに。

とは言っても、息子は2時間近くかけて通学しているので、
私たちが到着したのも最初の連絡から2時間ほど過ぎたころ。

いつもの発作なので、吐き気止めの点滴してもらって、頭痛薬飲んで、
1時間程度休んでから、帰宅

大騒ぎの1日となってしまいました。

先週の診察で、残っていたイーケプラ250mgがなくなり、
朝晩のテグレトールだけになっていたんだけど、
今日の診察で、テグレトール、朝×1、夕×2の処方となりました。

息子も慣れたもので、前の席の子に

  僕、これから倒れるから救急車と保健の先生呼んで

と声をかけたそう。
を呼んでもらったのは、頭痛薬も吐き気止めも持っていなかったからだそうで、
いつも通りの発作だったらしい。

ここまでの経過を知らない大学の友人たちは驚いただろうけど
昨日、授業に出た息子に

  え!?もう大丈夫なの?

と尋ねた後

  大丈夫、驚かせてごめんね~

と返した息子にいつも通り接してくれたそうです。

今の子って大人なんだなぁ~
ほんと、ありがたい。

一昨日の午後の英語の授業、人気があって抽選科目らしいんだけど
保健の先生の計らいもあって

   抽選パスカード

をもらったらしい。

ま、息子が笑顔なので母は頑張ります。


ただ、朝ドラの鈴愛ちゃんには毎朝泣かされてます
今日、3日目。
昨日の、

  鈴愛が泣いたら、みんなが泣く
  お母さん、泣き虫だからもっと泣く

って言うのに号泣しました。

きっとどこのお母さんも

  変わってあげたい
とか
  そうしてうちの子なの
とか
思ってるんだよね~


43倍?

2018-04-07 12:23:22 | 日記
間違えだと言って欲しい。

例年、GW明けまで花粉症に苦しめられるんだけど
ピークはお彼岸なんだよね、
なのに、今年はお彼岸過ぎてからが辛い。

今シーズン2度目の耳鼻科を受診したするほど。
ステロイドもらっちゃったし。

この先、花粉が落ち着く日があるのか不安。


都心のヒノキ花粉、昨シーズンの43倍 日本気象協会が速報