
時の彼方に S15号

時の彼方に S10号

時の彼方に P10号

佐藤千盡の絵の世界
83歳の私の描いた絵を見て、誰も60年の歳月をかけて追い求め、辿り着いた絵の世界とは思はないでしょう。
一見何も描かれていないような絵を私は苦闘の末に表現し得、傑作として、60年の苦難の歳月をいまは人生畢竟の悦びとして感じています。
心安らかな世界!間に合いました。
だけど有頂天になってはいけませんよね。
♬ "行きつけばまた新しき里の見え"
−山極勝三郎博士−
September 秋 2021年 83歳
なにも知らずに、アートでなくてアートの影を追いはじめて60年、五里霧中悪戦苦闘の日々だった。
絵筆を折り、絵心を灰にしてしまいたい気持ちにも、ガンバレーの声も聞こえ、じきに83歳になる最後のアタックになんと絵が描けた。
嬉しくて絵が描けたと吹聴してしまったよ。
私は子供の頃飛び上がり、飛び上がり者と言われた。お調子者、おっちょこちょいとゆうことだ。83歳の今もその性格のままだ。
已んぬる哉!