カタバミの花でしょうか
令和バカメラ千盡仙人 本を読む
スタインベック短編集
Amazonから2、3日前に届いた。5月5日の月曜日だ。最初の菊の3行を読んだが。サリナス渓谷、なにか懐かしい。関係のない記憶で『サラマンカの手帖から』辻邦生 著 を思い出してる。自分のなんか青いロマンみたいなものだと思う。いまだにそれを引きずって80の道を歩いているということだ。
◇ところで《息の限りに遠吠えを》萩耿介 を読んでスタインベックを思い出し スタインベック短編集 でサラマンカ便り を思うという、たぶん若き日の叙情の景色がフラッシュバックするということなんだろう。
◇再掲 #4を追加して
千盡仙人本を読む
《息の限りに遠吠えを》萩耿介 中公文庫千盡仙人本を読む
#1《息の限りに遠吠えを》萩耿介 中公文庫
#1「雨の日も風の日も郵便馬車はやって来る」子供の頃からずっと頭に浮かんでくる詩片だが、出典がまるでわからない。ホメーロス あたりかなと勝手に思ってる。
ところで amazon から郵便物が届いたようだ
萩耿介Kosuke Hagi中公文庫
#1
p26が開き、平易な文章が目に映る。「まだ痛むよ」この本は正月に友達から来た手紙で知った。で、本のタイトルから 海に向かって「息の限りに遠吠えを」なんちゃって🤣🤣🤣息の限りにと言っても、80歳の年寄りでもそうそうにはぶっ倒れないから困ったもんだ。序章、見事な書き出しだ。なんの関係もないと思うが国木田独歩の武蔵野を思い浮かべる。長いこと文章なるものを読んでなかつたが、序章10ページを一気に🤣読んだ。薄暗い湿った野っ原に佇んでいるようなそんな気がする。端唄小唄に都都逸か、犬の鳴き声? 知らないけど冥府の声が風に流されて幽かに聞こえる。
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《息の限りに遠吠えを》萩耿介 中公文庫
#2
第一章を読んだ。犬🐕が喋る犬の家族と犬さらいの話、序章には凄みがあったが、ここは人による犬の悲惨な場面もあるけど、主人公と思われるブチの子犬の登場。2/13、2/14 に第一章 第二章p66と読んでる。性急かな?期待が膨らむのを待ってる。第二章の二が終わり書かれたきた場面がはっきりと映像として見える。思考まで映像化されている。これから第二章の五に差し掛かる、若い日に読んだスタインベックを思い出してる。《ジョン・アーンスト・スタインベック》
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《息の限りに遠吠えを》萩耿介 中公文庫
#3
これから第二章の五を読むが、その前に。美しい!内容は厳しい。だけどよく分からないがポエム、散文詩と感じる。情景はなんとなく薄暗いなかでのような、、、。◇190218 10:15
*なんとも出足の悪い一日が始まりました。まずは正座を!
まだ10時すぎ!p108の栞を開く。p119感動に戦慄を覚える、人の歴史の破壊と構築、グスタフマーラー ではないが大地の歌を聞く。p121挿入ばかりだが釈迢空:人も馬も 道ゆきつかれ 死ににけり 旅寝かさなるほどのかそけさp124第二章が終る。《息の限りに遠吠えを》悲しくも美しい🦗🍂 私には牙がない🤣
#4 190416
終読み終わって、一陣の風のような本。
《息の限りに遠吠えを》萩耿介Hatena Blogで 千盡仙人本を読む #3 《息の限りに遠吠えを》萩耿介 中公文庫 は 2019-02-18のことだった。今日は4月の16日だから2ヶ月が経っている。p124第二章が終る。《息の限りに遠吠えを》悲しくも美しい🦗🍂 私には牙がない🤣とここまでで、このあとはもう全部読み終わっていたのだが、締めくくりもないままいま改めて、最後の18ページの第五章を読んでみた。風の一とそよぎの詩片が朝日にキラキラ照っているようだ。 千盡仙人
◇今回は13編󠄁のスタインベック短編集を読む
霧島山 国富町、深年川の宮下橋から
2019年5月7日