随想詩片 #24 孤独
令和3年3月11日 千盡仙人
▫️photo <時の彼方に> senjinsennin
20210310
きのふは雉が車道を走るように渡るのを見た。


記憶、知覚思念としての孤独はしっかり捉えているが、ここ数日の孤独の谷間は抜けだしたようだ。
心にわだかまるものがなく、体が軽く動いてくれるのはとても嬉しい。
20210309
「孤独の谷間」この言葉は若い。
年寄りには不向きだ。
孤独
♬ ここのところ、朝はいつも目覚めに襲ってくる孤独の影に怯えてる
*春寒や目覚めを襲ふ孤独かな
*目覚めればすなはち孤独春寒し
*しんしんと目覚めの孤独寒い春
*春寒や孤独に目覚め怯え立つ
*春寒し
目覚めて孤独
怯えけり
*春寒や目覚めて孤独静かなり
*春寒し目覚めの朝の孤独かな
*春寒し目覚めに孤独ひしひしと
*目が覚めて孤独しんしん寒い春
*春の野の花よスミレよ命とぞ
*春浅き野に咲くスミレ命かな
*春や寒言葉は力野にスミレ目覚めの孤独思念が払ふ

ノイチゴ
