ヒロさんのシルバー川柳 気ままに一句!

  頭の体操とボケ防止! 
 備忘録を兼ねて 
 勝手気ままにつづっています。  
  元気な年寄りを目指して!

かぜのでんわ

2014-08-18 08:40:42 | 頭の体操一日一句

今 話題になっている 絵本 「かぜのでんは」 は 実在していた。

星になったあの人へ・・・ 風の電話は 被災地「岩手大槌町」 にあった。

大切な人に伝えたい! 会えない相手に想いを伝える、心で話す。!

そんな思いを電話に託して 電話ボックスがつなぐ絆! 伝える事が出来る。

あまりにも突然多くの命が奪われた。せめて一言最後に話がしたかった人が

たくさんいるはずだ。 遺族と亡くなった人の想いをつなぐ事が必要と思った。

気丈にしている人でも 実際は心の中で泣いている人が多い。 この電話で

心情を吐露することで 少しでも苦しみから楽になってほしい。

家主の佐々木さんは そんなふうに思ったそうです。

 

           海の見える小高い庭に設置された電話ボックス(岩手県大槌町)

 

    線のつながりのない心の黒電話 ノートもあります。小さなお地蔵さまも!

心の中に、しまっていては、ストレスもたまる。 生き残った者も大変だと

思うが 素直に心の想いを話した方が 残った方も少しは楽になるのでは

ないだろうか。

そんな 想いを綴ったノートが 絵本になった。

そして 横には図書館も出来た。 つながりが繋がっていく!

 佐々木さんは 言っている。

何度も足を運ぶ人がいる。 孫と訪れる人もいる。家族をすべて喪った人もいる。 

全国から見舞いに来られる方も増えたそうだ。

146「ふるさとへ 想いつなげる 風になる」 

一日も早く、みなさんがふるさとへ帰れますように! 祈る!