焼肉 千山閣

特選和牛を使った本格朝鮮料理
ご家族で楽しめる焼肉屋です
鶴岡にお越しの際は、ぜひ一度「千山閣」へお越しください

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2016年8月のお休み

8月の休み変則的なのでチェック!
4日(木)・9日(火)・ 赤川花火大会の為20日(土)・25日(木)
  土・日・祝日はお昼も営業。 おいやさ祭りで・山王店前でナイトバザールに出店します。
詳細決まり次第ブログでアップします。    
大小宴会承ります(お料理お1人様¥2,000)
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「工藤」先生へ

2010年12月05日 | ママのおしゃべり
私の顔を見てください! 43年ぶりで、自分の顔にもどれました。

あきらめていたよりも、治るとは思いませんでした。

醜い顔になったのは、今から、43年前の、22才の時です。

庄内病院で、普通の「中耳炎」の手術が失敗で、耳と目と口の神経の束を切られてしまいました。

手術が終わって「鏡を見せて!」と言っても、母は見せてくれません。

一週間たって、やっと見せてくれて、鏡に写った自分の顔を見て、泣いてしまいました。

一瞬にして、左の耳は聞こえなくなりました。今も聞こえません。

左の目は、上まぶたはたれて、あっかんべーのまま、

口もたれて、右に曲がってしまいました。

食べたり、飲む時も、ダラダラこぼれるから、人の前で恥ずかしくて食べれません。

笑えば、口がキューと右にまがるので、恥ずかしくて笑えない子になってしまいました。

やっと夢がかなった、仕事もやめなければなりませんでした。

毎日、注射して、治ると思っていたのに、若い先生が新潟に帰る時、

私に「神経が麻痺したんじゃなく、切れたんだよ!だから注射してても治らないんだよ!」と、

告げられた日、「どうしてわたしだけが、こんな目に合うの!」22才のわたしは、自殺をはかりました。

それなのに、奇跡で生き返ってしまいました。

その時読んだ本が私を変えてくれました。

「一生懸命やっている人間を、笑う人間なんて、くだらない人間だ!

くだらない人間に、いくら笑われたって平気なはずだ!

逃げないでぶつかれば、魅力ある人間になれる!」この言葉が励まされたコトバです。

43年前に医者から「私の目は失明するよ!」と言われたコトバが、ズーッと頭から離れませんでした。

43年間、左の目は閉じた事ありません。

思いきって、庄内病院の形成科に行ってみました。

「先生!寝てる時も目、開けっ放しで!痛くて!目閉じらして!」

忘れられません、6月14日、手術してくれました。43年振りに、目を閉じて寝る事が出来ました。

そして、抜糸の日の事です。「大井さん!どうして43年も訴えなかったんですか?」

「だって、それ以上のもの、もらったもの!」 「何をもらったんですか?」

「私はいろんな痛みがわかったもの!」 「大井さん!口の方も治してやるよ!」

「今、65才もなって、このままでいい!」 「そんなもんじゃないでしょう、苦労したでしょう!」

それを聞いた私は、先生の前で、声を出して泣いてしまいました。「大丈夫だよ!治してやるよ!」

そして、10月19日足から20センチの粘膜を取って、口の肉を通してひっぱりあげてくれました。

曲がった口は、真ん中に来ました。びっくりです。

ストローを、口の真ん中で吸えるようになりました。

口からダラダラたれないで、食べる事もできました。幸せです。

「工藤」先生との出会いがなかったら、死ぬまで曲がった醜い顔のままでした。

「工藤」先生本当にありがとうございました。本当に幸せです。