2月16日(土)に山形県立鶴岡北高校の、如松同窓会理事会に出席してきました。
昭和39年に卒業した私は10期生です。
あの頃の私は、貧乏で「授業料も自分で払うから、そしてお金も家に入れるから、北高に行かせて!」
好きなバレーボールと、陸上をやめ、3年間、学校からすぐ「キッチンナカムラ」に8時まで、それから12時まで寿司屋にアルバイト。
テスト勉強は朝4時に起きて勉強。良く続いたと思います。
3年間苦労して卒業できたことが、68才になった今までに、今日より明日と、つねに挑戦し、努力し続けることの大切さを身に着けました。
「斎藤隆」校長先生のお話で、「今のバスケ部は、毎週火曜日と木曜日、朝早く学校に来て、あいさつ運動と、北高のまわりを
掃除してくれます。冬は雪かきをしてくれています。」その話を聞いて、なぜか、ジーンと涙が出ました。
他人を思いやれるあなたたちが、後輩で私はうれしい!
やさしさって本能じゃなく、訓練して覚えることだと思います。身体で覚えたこのスバラシイことは、きっと忘れないことでしょう。
あなたたちは、これからリーダーになるときが何度もあるでしょう。
「一生懸命がんばって成果をだす!」ことは、ごく当たり前の事で、ついてこれない人も出てくるでしょう。
みんなの後ろから「一緒にがんばろう!」って、声をかけながらいくと、仲間と一緒に作る楽しさがわかって、
最高のリーダーになれるでしょう。
他人の喜びや幸せを考えて行動が出来る、このやさしい心を、一生の宝物にしてください。
あなたたちを知ることが出来て、私はよかった!
北高の伝統が115周年続いたことに、誇りを持って私もいきます。