石川遼イーグルフィニッシュ 通算1アンダー発進
男子ゴルフの「ブリヂストンオープン」が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cで開幕
賞金ランク首位の石川遼が最終ホールで起死回生のイーグルパットを決め、1アンダー発進した。
1イーグル、2バーディー、3ボギーで回り、ホールアウト時点で30位。
賞金ランク2位の池田勇太(23)は5アンダーと好発進した。
9番ロングでの第2打で残り約260ヤードを2オン。
約5メートルをねじ込んで、イーグルフィニッシュ。
1アンダーにスコアを伸ばして初日を終えた石川。
この日前半には、またもとんでもないギャラリーが現れた。
1オーバーで迎えた15番。
第1打を大きく曲げて右の林の中へ消えた瞬間、突然「キャー」と女性の悲鳴。
大会スタッフが直行すると、50、60代とみられる女性が「遼クンのファンで私はゴルフの会場に初めて来ました。
本当にルールを知らず、記念にボールを持って帰ろうとしただけなんです…」と涙声で訴えた。
実は、石川の第1打は初老の男性の肩をかすめた後、木の下の土でポーンと跳ねた。
女性はまだ動いているボールを手で拾い上げて周囲のファンにとがめられると驚いて悲鳴をあげたのだという
前週の「日本オープン」でカメラ付き携帯電話のシャッター音でプレーを邪魔された石川。
今大会は主催者側が観戦マナーを呼びかけるビラを配布し、マナー違反は大幅に減少したが
今度はボール持ち去り未遂
当の本人は18番でグリーン手前の池から鮮やかな“水切りアプローチ”を披露。
見せ場の多い遼効果でさらにゴルフファンは増える一方だが、ルールを知らないギャラリーへの
マナー啓蒙活動はまだまだ急務のようだ。
深刻化するマナー違反、さて今週は…
最近、大きく取りざたされているギャラリーのマナー問題。
前週の「日本オープン」では石川遼が携帯電話のシャッター音を切ったギャラリーに注意をし
怒りをあらわにする場面が放映されるなど深刻さを増している。
過去にも問題視する声が挙がっていたが、男女ツアーを通じて京都での初開催となった
「パナソニックオープン」で違反がたび重なり、大々的にマナー問題が報じられた。
そこで起きた、前週の一幕。
石川遼の出現と目覚しい活躍により、ゴルフではなく“遼くん”を見に来ているギャラリーが
増えている為だと思われるが、今週の「ブリヂストンオープン」初日を終え、
「(マナーは)今週が一番良かったと思います。
ものすごく集中できました。歴史のあるトーナメントなので、地域に密着している感じがします。
ギャラリーの質が、すごく高いと思う」と石川。
関係者も、ホッと胸を撫で下ろしたことだろう。
だが、もちろんゼロになったわけではない。
石川が18番でウォーターショットを打つ場面で、携帯電話のカメラを向けているギャラリーに対し
「携帯は止めてください!」と注意をする場面もあった。
また、これは本当にルールを知らない初観戦のギャラリーだったようだが
15番で石川が右の林に打ち込んだボールを拾い上げてしまった女性もいたという。
会見でこの件を聞き「えっ、そうなんですか」と目を丸くした石川。
周囲のギャラリーもその場面を目撃していたためにボールは元の位置に戻され
プレーは何事もなく進行したものの、ちょっと信じ難い行動に報道陣もビックリ。
悪意のないマナー違反とはいえ、やっぱり最低限のルールは守っていただかないと…。
最高のショットとプレーはギャラリーとの合作を実感させた石川選手のイーグル
今日はどうも調子がイマイチ
イーグル〆には驚きと喜びだったけどショットが乱れていたな~
いつも言ってるけど明日からまた上位を目指して頑張ってほしい
調整は出来たのかな~
あすは9:20スタートですよ~
今朝のズームインSUPER見たかな
録画したのは良かったがCMが流れたから「停止」にして
再度録画しようとしたらまたCMが流れて「停止」
2度目に録画ボタンを押したら録画途中に「停止」してしまいました
HDDでなくてDVDレコーダーに録画をしてたんですがどうやらフリーズしたようで
肝心の遼君が録画できなくてガッカリ
諦めてインタビューを聞いていたらTELは来るやらでさっぱり内容が分かりませんでした
夕方までに電源を全部抜いて復活させて今日のプレーは録画できました
やっと安心出来ました
初日のスコア
今日の紙面から
カギは16番「御神木」越え
22日に開幕のブリヂストンオープンに向け、石川遼は右ドッグレッグの
16番パー5(541ヤード)を鍵に挙げた。
昨年は優勝スコアが通算21アンダーになるなど、本大会は例年バーディー合戦。
2オン可能な16番は、最低でもバーディー、できればイーグルを稼ぎたいホールだ。
昨年は初日に第1打で230ヤード付近にある名物の御神木を越え
ショートカットに成功してイーグルを奪った。
それが10番から出たこの日の練習ラウンドでは「失敗の嵐」。
ご神木どころか、100ヤード先の左側にある木を2回も直撃。
昨年より飛距離が10~20ヤード伸びた代わりに弾道が低くなり
昨年は越えた木に当たるようになってしまった。
石川はすぐに対策に着手した。
左の木の5メートル右にいつもより5メートルほど高い球で打ち出し落ち際で
左に曲がる「ハイドロー」で攻めることに。
ティーを1センチ高めにし、パー3をのぞく残り8ホールで第1打を
16番対策に費やすような、念の入れようだった。
遼、中国上海でウッズと11月再戦
石川遼が21日、11月5日に上海で開幕する世界選手権シリーズ・HSBC選手権への出場を表明した。
22日に開幕するブリヂストンオープンの会場(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)で自ら言及。
出場権はコカ・コーラ東海クラシック優勝で得ていたが、同週にホスト大会のレクサス選手権が
あることから態度を保留していた。
今月上旬のプレジデンツ杯で親交を深めたメンバーとの再会ウッズらとの再戦を望んで新たな国際舞台に挑む。
世界舞台か、ホスト大会か、揺れた気持ちに決着をつけ、石川は中国での戦いを選んだ。
この日の練習ラウンド後「HSBC選手権に正式に出場することをお伝えします」と自ら切り出した。
「(スポンサー契約先で、レクサス選手権主催の)トヨタさんからも
『ぜひ頑張ってきてください』と言われました。
後押ししていただいて、気持ち良く臨める」と続けた。
ホスト大会は、昨季4試合すべて予選落ちも、今年はコカ・コーラ東海クラシック優勝など実績を残している。
それだけにレクサス選手権も「すごく楽しみにしていた。どちらも出場したかった」という。
そこで背中を押したのは「世界のトヨタ」。
同社は「世界の舞台で戦って、またひと回り力をつけて帰ってきてもらえれば」と懐の深さを示してもらった。
世界選手権シリーズは、準メジャー規模の大会で、99年から開始。
HSBC選手権は今年4月に、欧州ツアーから格上げされた。
同シリーズ30戦出場で16勝のウッズが出場を表明。
7月の全英オープン、今月初旬の米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯に続きウッズと直接対決する可能性もある。
プレジデンツ杯を戦ったメンバーとの再会も楽しみだ。
同杯ではチームメートの夫人たちから、記念のオブジェをプレゼントされるなど、親交を深めた。
「あいさつもしやすい。居場所があるから、余裕も生まれる」。
世界のトップ選手の中に溶け込めたことで、より自分らしくプレーできる自信がついた。
「高いレベルの中でどこまでできるか楽しみ」と石川は期待する。
賞金総額は700万ドル(約6億3000万円)で予選落ちはなく、獲得賞金は日本の賞金ランクに加算される。
賞金王を争う上でも、大きな意味を持つ決断といえそうだ。
賞金配分は決まっていないが、優勝すれば1億円以上、最下位でも200万円以上が獲得できる。
石川遼がWGCへの参戦を表明
遼、公開練習ラウンドに2592人
男子プロゴルフツアーのブリヂストンオープンは22日から4日間
千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(7138ヤード、パー72)で行われる。
21日は練習ラウンドが有料公開され、石川遼を目当てに今季&大会史上最多の2592人が来場した。
大会を中継する日テレでは、17番に弾道解析CGシステム「プロトレーサー」を大会史上初めて設置。
歴代5位の視聴率16・1%を記録した前週の日本オープンに負けじと、盛り上げを図る。
まるで試合当日のようだった。
今大会は開幕前日恒例のプロアマ戦がないため、1人500円以上を払えば
入場が可能なチャリティーを兼ねた公開練習日。
大々的にPRしていないにもかかわらず、最多だった昨年の1884人を大幅に更新した。
公開している大会の中でも日本オープン(1886人)、中日クラウンズ(2274人)を上回る今季1位。
今季の男子ツアーでは入場者が2592人を下回った日が7回もある。
この日だけは撮影が可能だが、スイング中は禁止。
係員が粘り強く注意を促した結果、大きなトラブルは起こらなかった。
石川も「あれだけの人に見てもらえると気が引き締まる。
いい練習ラウンドができました」と笑顔を見せた。
この盛り上がりを継続させるべく、日テレでは2大目玉システムを導入する。
「プロトレーサー」は昨年の日本シリーズJTカップで初めて導入され
スウェーデンから数百万円をかけレンタル。
パー3ながら231ヤードと長い17番で選手が放つ弾道を分析する。
18番には今大会で初めてクレーンカメラを設置。
グリーン手前に池がからむ最終ホールで、立体的なアングルから優勝争いを演出する。
同局の紀内良彦プロデューサーは「最終2ホールではドラマが生まれるはず。
ギャラリーで埋め尽くされた18番の臨場感を全国に伝えたいと思っています」と説明した。
石川は左サイドに樹齢300年超の3本杉がそびえる16番パー5で「ご神木」越えのショートカットを宣言。
高弾道のドローボールを武器にイーグルを奪えば、前年比130%増が予想される
ギャラリーは、さらに熱狂するはずだ。
菊池釣りにあの手この手 メジャー「遼クン直筆サイン」入手に躍起
米大リーグか、国内プロ野球かで注目される花巻東高(岩手)・菊池雄星投手(18)の
進路をめぐり意外なキーマンが浮上した。
菊池獲得を狙う大リーグの複数球団が、何と、男子ゴルフの石川遼に猛アタックをかけているというのだ。
狙いは「遼クン直筆サイン」。
石川の大ファンだという菊池のハートをつかむため必死のアピール戦術というが…。
こうなったら、手段など選んではいられない?
日米20球団による菊池争奪戦。
その余波は、野球界の枠を越え、ついにゴルフ界へ。
それも、あの石川遼にまで及んできたというのだ。
「石川遼くんの直筆サインを依頼したが、まだ入手できていない。
菊池くんと面談している半数以上のメジャー球団も、同じ動きをしているようだ…」。
大リーグ球団の関係者は、こう証言した。
「20年に一人」という逸材、菊池をめぐっては、16日から20日まで、日米20球団が
花巻東高を訪れ、菊池と直接面談。空前の争奪戦は、過熱するばかりだ。
そんな中、19、20日の2日間、米8球団が訪問。
ヤンキース、レッドソックス、ドジャースはじめとする名門球団があの手この手のアピール合戦を展開した。
中でも、菊池を仰天させたのが、ア・リーグ西地区で今季2位だったレンジャーズのとった作戦だった。
現役メジャーリーガーで今季8勝を挙げた左腕、ホランド投手が同席。
さらに周囲を驚かせたのはホランドが石川遼の等身大パネルを持参し菊池にプレゼントしたことだった。
ともに1991年生まれ、18歳の菊池と石川。
すでに日本の頂点に立ち、世界の舞台へと羽ばたいた石川に対し
菊池は“あこがれ”“目標”として熱い視線を送っている。
これを「菊池はRYO・ISHIKAWAの大ファン」ととらえたレンジャーズは
さっそく“お宝グッズ”を持参したというわけだ。
実はこのパネル、石川が9月の「フジサンケイクラシック」での優勝を記念し、契約メーカーの
ヨネックスが全国のゴルフショップなどに販売促進用として1100体配った非売品。
ヨネックスの広報担当者は「社内で話題になりました。どのようにしてあのパネルを
入手されたのでしょう?」とこちらも仰天だ。
菊池の獲得に必死のメジャー球団にとっては、このレンジャースのアピール作戦を指を
くわえて見ているだけでは済まされない。
菊池に好印象を抱いてもらうため、複数のメジャー球団はすでに、水面下で石川サイドへの接触を図り
パネルを上回る?遼直筆のサインを依頼しているのだ。
石川側の関係者はこの動きについて「球団名など具体的な話はできませんが、間接的な形で
(石川の)サインをお願いされました」と認める。
いまだ、石川側から直筆サインなどは渡っていないもようだが、今回のレンジャーズの行動で
“遼直筆サイン争奪戦”は一層過熱することは間違いない。
「米国は不安がないわけではないが、安心できるサポートをしてくれると言ってくれている。
日本なら言葉も問題ないし、国内と決めたら指名されたところにどこでも行く。
一度きりの人生だから、最終的には悔いのないように自分で決めたい。面談前より悩んでいる」。
日米20球団との面談を終えた菊池は、悩める心境を吐露した。
菊池本人はメジャー挑戦への夢を抱く一方で、周囲は食事や言葉、生活習慣の違いなどを
心配し国内プロ球団を-というのが現状のようだ。
そんな菊池のもとに、メジャー球団が石川の直筆サインを携え
「リョウのように世界最高峰の舞台へ羽ばたこう」と口説いてきたら…。
29日のドラフト会議を前に、23日にも「メジャー」か「国内」かを表明する菊池。
その運命のカギは、石川遼が握っている
激闘の日本オープンに思うこと
男子ゴルフの「ブリヂストンオープン」が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cで開幕
賞金ランク首位の石川遼が最終ホールで起死回生のイーグルパットを決め、1アンダー発進した。
1イーグル、2バーディー、3ボギーで回り、ホールアウト時点で30位。
賞金ランク2位の池田勇太(23)は5アンダーと好発進した。
9番ロングでの第2打で残り約260ヤードを2オン。
約5メートルをねじ込んで、イーグルフィニッシュ。
1アンダーにスコアを伸ばして初日を終えた石川。
この日前半には、またもとんでもないギャラリーが現れた。
1オーバーで迎えた15番。
第1打を大きく曲げて右の林の中へ消えた瞬間、突然「キャー」と女性の悲鳴。
大会スタッフが直行すると、50、60代とみられる女性が「遼クンのファンで私はゴルフの会場に初めて来ました。
本当にルールを知らず、記念にボールを持って帰ろうとしただけなんです…」と涙声で訴えた。
実は、石川の第1打は初老の男性の肩をかすめた後、木の下の土でポーンと跳ねた。
女性はまだ動いているボールを手で拾い上げて周囲のファンにとがめられると驚いて悲鳴をあげたのだという
前週の「日本オープン」でカメラ付き携帯電話のシャッター音でプレーを邪魔された石川。
今大会は主催者側が観戦マナーを呼びかけるビラを配布し、マナー違反は大幅に減少したが
今度はボール持ち去り未遂
当の本人は18番でグリーン手前の池から鮮やかな“水切りアプローチ”を披露。
見せ場の多い遼効果でさらにゴルフファンは増える一方だが、ルールを知らないギャラリーへの
マナー啓蒙活動はまだまだ急務のようだ。
深刻化するマナー違反、さて今週は…
最近、大きく取りざたされているギャラリーのマナー問題。
前週の「日本オープン」では石川遼が携帯電話のシャッター音を切ったギャラリーに注意をし
怒りをあらわにする場面が放映されるなど深刻さを増している。
過去にも問題視する声が挙がっていたが、男女ツアーを通じて京都での初開催となった
「パナソニックオープン」で違反がたび重なり、大々的にマナー問題が報じられた。
そこで起きた、前週の一幕。
石川遼の出現と目覚しい活躍により、ゴルフではなく“遼くん”を見に来ているギャラリーが
増えている為だと思われるが、今週の「ブリヂストンオープン」初日を終え、
「(マナーは)今週が一番良かったと思います。
ものすごく集中できました。歴史のあるトーナメントなので、地域に密着している感じがします。
ギャラリーの質が、すごく高いと思う」と石川。
関係者も、ホッと胸を撫で下ろしたことだろう。
だが、もちろんゼロになったわけではない。
石川が18番でウォーターショットを打つ場面で、携帯電話のカメラを向けているギャラリーに対し
「携帯は止めてください!」と注意をする場面もあった。
また、これは本当にルールを知らない初観戦のギャラリーだったようだが
15番で石川が右の林に打ち込んだボールを拾い上げてしまった女性もいたという。
会見でこの件を聞き「えっ、そうなんですか」と目を丸くした石川。
周囲のギャラリーもその場面を目撃していたためにボールは元の位置に戻され
プレーは何事もなく進行したものの、ちょっと信じ難い行動に報道陣もビックリ。
悪意のないマナー違反とはいえ、やっぱり最低限のルールは守っていただかないと…。
最高のショットとプレーはギャラリーとの合作を実感させた石川選手のイーグル
今日はどうも調子がイマイチ
イーグル〆には驚きと喜びだったけどショットが乱れていたな~
いつも言ってるけど明日からまた上位を目指して頑張ってほしい
調整は出来たのかな~
あすは9:20スタートですよ~
今朝のズームインSUPER見たかな
録画したのは良かったがCMが流れたから「停止」にして
再度録画しようとしたらまたCMが流れて「停止」
2度目に録画ボタンを押したら録画途中に「停止」してしまいました
HDDでなくてDVDレコーダーに録画をしてたんですがどうやらフリーズしたようで
肝心の遼君が録画できなくてガッカリ
諦めてインタビューを聞いていたらTELは来るやらでさっぱり内容が分かりませんでした
夕方までに電源を全部抜いて復活させて今日のプレーは録画できました
やっと安心出来ました
初日のスコア
今日の紙面から
カギは16番「御神木」越え
22日に開幕のブリヂストンオープンに向け、石川遼は右ドッグレッグの
16番パー5(541ヤード)を鍵に挙げた。
昨年は優勝スコアが通算21アンダーになるなど、本大会は例年バーディー合戦。
2オン可能な16番は、最低でもバーディー、できればイーグルを稼ぎたいホールだ。
昨年は初日に第1打で230ヤード付近にある名物の御神木を越え
ショートカットに成功してイーグルを奪った。
それが10番から出たこの日の練習ラウンドでは「失敗の嵐」。
ご神木どころか、100ヤード先の左側にある木を2回も直撃。
昨年より飛距離が10~20ヤード伸びた代わりに弾道が低くなり
昨年は越えた木に当たるようになってしまった。
石川はすぐに対策に着手した。
左の木の5メートル右にいつもより5メートルほど高い球で打ち出し落ち際で
左に曲がる「ハイドロー」で攻めることに。
ティーを1センチ高めにし、パー3をのぞく残り8ホールで第1打を
16番対策に費やすような、念の入れようだった。
遼、中国上海でウッズと11月再戦
石川遼が21日、11月5日に上海で開幕する世界選手権シリーズ・HSBC選手権への出場を表明した。
22日に開幕するブリヂストンオープンの会場(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)で自ら言及。
出場権はコカ・コーラ東海クラシック優勝で得ていたが、同週にホスト大会のレクサス選手権が
あることから態度を保留していた。
今月上旬のプレジデンツ杯で親交を深めたメンバーとの再会ウッズらとの再戦を望んで新たな国際舞台に挑む。
世界舞台か、ホスト大会か、揺れた気持ちに決着をつけ、石川は中国での戦いを選んだ。
この日の練習ラウンド後「HSBC選手権に正式に出場することをお伝えします」と自ら切り出した。
「(スポンサー契約先で、レクサス選手権主催の)トヨタさんからも
『ぜひ頑張ってきてください』と言われました。
後押ししていただいて、気持ち良く臨める」と続けた。
ホスト大会は、昨季4試合すべて予選落ちも、今年はコカ・コーラ東海クラシック優勝など実績を残している。
それだけにレクサス選手権も「すごく楽しみにしていた。どちらも出場したかった」という。
そこで背中を押したのは「世界のトヨタ」。
同社は「世界の舞台で戦って、またひと回り力をつけて帰ってきてもらえれば」と懐の深さを示してもらった。
世界選手権シリーズは、準メジャー規模の大会で、99年から開始。
HSBC選手権は今年4月に、欧州ツアーから格上げされた。
同シリーズ30戦出場で16勝のウッズが出場を表明。
7月の全英オープン、今月初旬の米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯に続きウッズと直接対決する可能性もある。
プレジデンツ杯を戦ったメンバーとの再会も楽しみだ。
同杯ではチームメートの夫人たちから、記念のオブジェをプレゼントされるなど、親交を深めた。
「あいさつもしやすい。居場所があるから、余裕も生まれる」。
世界のトップ選手の中に溶け込めたことで、より自分らしくプレーできる自信がついた。
「高いレベルの中でどこまでできるか楽しみ」と石川は期待する。
賞金総額は700万ドル(約6億3000万円)で予選落ちはなく、獲得賞金は日本の賞金ランクに加算される。
賞金王を争う上でも、大きな意味を持つ決断といえそうだ。
賞金配分は決まっていないが、優勝すれば1億円以上、最下位でも200万円以上が獲得できる。
石川遼がWGCへの参戦を表明
遼、公開練習ラウンドに2592人
男子プロゴルフツアーのブリヂストンオープンは22日から4日間
千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(7138ヤード、パー72)で行われる。
21日は練習ラウンドが有料公開され、石川遼を目当てに今季&大会史上最多の2592人が来場した。
大会を中継する日テレでは、17番に弾道解析CGシステム「プロトレーサー」を大会史上初めて設置。
歴代5位の視聴率16・1%を記録した前週の日本オープンに負けじと、盛り上げを図る。
まるで試合当日のようだった。
今大会は開幕前日恒例のプロアマ戦がないため、1人500円以上を払えば
入場が可能なチャリティーを兼ねた公開練習日。
大々的にPRしていないにもかかわらず、最多だった昨年の1884人を大幅に更新した。
公開している大会の中でも日本オープン(1886人)、中日クラウンズ(2274人)を上回る今季1位。
今季の男子ツアーでは入場者が2592人を下回った日が7回もある。
この日だけは撮影が可能だが、スイング中は禁止。
係員が粘り強く注意を促した結果、大きなトラブルは起こらなかった。
石川も「あれだけの人に見てもらえると気が引き締まる。
いい練習ラウンドができました」と笑顔を見せた。
この盛り上がりを継続させるべく、日テレでは2大目玉システムを導入する。
「プロトレーサー」は昨年の日本シリーズJTカップで初めて導入され
スウェーデンから数百万円をかけレンタル。
パー3ながら231ヤードと長い17番で選手が放つ弾道を分析する。
18番には今大会で初めてクレーンカメラを設置。
グリーン手前に池がからむ最終ホールで、立体的なアングルから優勝争いを演出する。
同局の紀内良彦プロデューサーは「最終2ホールではドラマが生まれるはず。
ギャラリーで埋め尽くされた18番の臨場感を全国に伝えたいと思っています」と説明した。
石川は左サイドに樹齢300年超の3本杉がそびえる16番パー5で「ご神木」越えのショートカットを宣言。
高弾道のドローボールを武器にイーグルを奪えば、前年比130%増が予想される
ギャラリーは、さらに熱狂するはずだ。
菊池釣りにあの手この手 メジャー「遼クン直筆サイン」入手に躍起
米大リーグか、国内プロ野球かで注目される花巻東高(岩手)・菊池雄星投手(18)の
進路をめぐり意外なキーマンが浮上した。
菊池獲得を狙う大リーグの複数球団が、何と、男子ゴルフの石川遼に猛アタックをかけているというのだ。
狙いは「遼クン直筆サイン」。
石川の大ファンだという菊池のハートをつかむため必死のアピール戦術というが…。
こうなったら、手段など選んではいられない?
日米20球団による菊池争奪戦。
その余波は、野球界の枠を越え、ついにゴルフ界へ。
それも、あの石川遼にまで及んできたというのだ。
「石川遼くんの直筆サインを依頼したが、まだ入手できていない。
菊池くんと面談している半数以上のメジャー球団も、同じ動きをしているようだ…」。
大リーグ球団の関係者は、こう証言した。
「20年に一人」という逸材、菊池をめぐっては、16日から20日まで、日米20球団が
花巻東高を訪れ、菊池と直接面談。空前の争奪戦は、過熱するばかりだ。
そんな中、19、20日の2日間、米8球団が訪問。
ヤンキース、レッドソックス、ドジャースはじめとする名門球団があの手この手のアピール合戦を展開した。
中でも、菊池を仰天させたのが、ア・リーグ西地区で今季2位だったレンジャーズのとった作戦だった。
現役メジャーリーガーで今季8勝を挙げた左腕、ホランド投手が同席。
さらに周囲を驚かせたのはホランドが石川遼の等身大パネルを持参し菊池にプレゼントしたことだった。
ともに1991年生まれ、18歳の菊池と石川。
すでに日本の頂点に立ち、世界の舞台へと羽ばたいた石川に対し
菊池は“あこがれ”“目標”として熱い視線を送っている。
これを「菊池はRYO・ISHIKAWAの大ファン」ととらえたレンジャーズは
さっそく“お宝グッズ”を持参したというわけだ。
実はこのパネル、石川が9月の「フジサンケイクラシック」での優勝を記念し、契約メーカーの
ヨネックスが全国のゴルフショップなどに販売促進用として1100体配った非売品。
ヨネックスの広報担当者は「社内で話題になりました。どのようにしてあのパネルを
入手されたのでしょう?」とこちらも仰天だ。
菊池の獲得に必死のメジャー球団にとっては、このレンジャースのアピール作戦を指を
くわえて見ているだけでは済まされない。
菊池に好印象を抱いてもらうため、複数のメジャー球団はすでに、水面下で石川サイドへの接触を図り
パネルを上回る?遼直筆のサインを依頼しているのだ。
石川側の関係者はこの動きについて「球団名など具体的な話はできませんが、間接的な形で
(石川の)サインをお願いされました」と認める。
いまだ、石川側から直筆サインなどは渡っていないもようだが、今回のレンジャーズの行動で
“遼直筆サイン争奪戦”は一層過熱することは間違いない。
「米国は不安がないわけではないが、安心できるサポートをしてくれると言ってくれている。
日本なら言葉も問題ないし、国内と決めたら指名されたところにどこでも行く。
一度きりの人生だから、最終的には悔いのないように自分で決めたい。面談前より悩んでいる」。
日米20球団との面談を終えた菊池は、悩める心境を吐露した。
菊池本人はメジャー挑戦への夢を抱く一方で、周囲は食事や言葉、生活習慣の違いなどを
心配し国内プロ球団を-というのが現状のようだ。
そんな菊池のもとに、メジャー球団が石川の直筆サインを携え
「リョウのように世界最高峰の舞台へ羽ばたこう」と口説いてきたら…。
29日のドラフト会議を前に、23日にも「メジャー」か「国内」かを表明する菊池。
その運命のカギは、石川遼が握っている
激闘の日本オープンに思うこと