ねこじゃらし

いきもの・いけ花・園芸・額装・食べ歩き・お散歩・・・趣味の記録 

081017 アンセ CUMC

2008-10-19 08:53:37 | 植物・園芸・農業・庭園・公園など
 アンセです。1000属温室で咲いていた。

 いけ花の花材で、ちょとお値段が高いけれど、勉強会なんかでよく使われる。インパクトがあり、華やか。
赤い部分は総苞。黄色いところが花の集まりで肉垂花序。花のつくりとしてはミズバショウと似ている。
赤のほか、グリーンや白、ピンクなどもある。葉を使うことはあまりなく、もっぱら長い花茎と花を鑑賞する。このごろは鉢花も手ごろな価格で売られていて、うちでも小さい鉢を購入した。

いけ花教室では、もっぱら アンセ・・・アンセ・・・と呼んでいるが、正式にはAnthurium アンリウム。
名前が長いので、短くしてアンス、スが言いにくいのでアンセになったんじゃないだろうか。
鈴木さんがスーさん、浜崎さんがハマちゃんみたいな感じ。それだけよく使われるし名前を呼ばれる回数がおおい、愛されている花材なんだとおもう。

属名を勉強するようになって、結構花の名前に属名が使われていることが多いんだなということがわかってきた。このアンスリウムもそうだし、コスモス(Cosmos)とかインパチェンス(Impatiens)とか、ビオラ(Viola)とか。 

この夏、JA宇都宮のある店舗に併設されている花屋さんに、「セロシア」とかかれた札がたっていて、「おっ!?」っとおもったらケイトウだった。ちょっとノゲイトウみたいな感じの見たこと無いタイプ。となりにおなじみのとんがりの赤い系統(プルモーサ系というらしい)もあり、こちらにはケイトウって書いてある。ふりむくと、アサガオの鉢には「ファルビチス」という札が・・・。
小さな衝撃だった。疑問が2つ。
いま、生産や流通ではこんなにも学名が使われているの?? 
そして、
この花屋さんの女性店主はいったい何者? どこで勉強された方なんだろう??という疑問と一種尊敬に近い驚き。
アサガオはアサガオでいいんじゃないのかな・・・それとも、マルバアサガオとか特に新しい品種なのかじっくり見てこなかった・・・聞いてくればよかった、しまったぁ。

・・・と、逃避しています。今月のテストは122.5/300点。道は遠いです。


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2 コメント

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サトイモ科らしい花 (あめふらし aplysia)
2008-10-19 10:49:08
見るからにサトイモ系の花なので、Anthuriumってサトイモ科だよなぁと確認のため、Wikiの「サトイモ科」を見たら、Anthuriumの写真がずばり出ていました。最近、この程度はわかるようになりましたが、草は遠いですね…ははは。
さて、その花屋さん、要チェックですね。でもそういう花屋さんの楽しみ方(狙い方)があるのもまた素晴らしいなと思います。
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Unknown (ねこじゃらし)
2008-10-19 11:32:15
ほんとだ~ウィキペディアのサトイモ科の頁、アンセの写真ですね。 この写真で科がわかるなんてさすがです。サトイモ科は食物系だけでなく観葉植物が多いですね。ウキクサもこの科または近縁ですか。そういえば、2003年に小石川植物園で咲いた巨大なコンニャク・ギガスもサトイモ科。いったいこれらを一くくりにしている共通項は何?
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